皆さんこんにちは(^^)
今週でRS1000が完成を迎えることとなりました。
では最後のカウル製作を紹介していきたいと思います。
写真①
アッパーカウルとアンダーカウルです。
今回は8耐使用で製作するので、ハーフカウルになります。
写真②
黄色のラインで分割します。
上部をアッパーカウルに接着するので、切り取の作業が必要になります。
写真③
切断には0.2mmのBMCタガネを使いました。
タガネを使うことによって切断面が綺麗に仕上がります。
写真④
アッパーカウルに接着しました。
接着した部分の合わせ目と少々の段差があるので、パテを使って修正したいと思います。
次にタンクの加工です。
写真①
タンクの上部にある燃料の給油口は別パーツになっています。
問題なのはタンクと給油口が不自然な状態で有る事です。
実車資料を参考に少々加工していきたいと思います。
写真②
まずは給油口のパーツが収まる部分の凹部を大まかにプラ板で塞ぎます。
隙間は後ほどパテで埋めます。
写真③
給油口のパーツの給油口だけを切り取ります。
写真④
最終的にこのような形になりました。
塗装されていない状態なのでこの時点ではわかりずらいですね。
では、次に塗装です。
写真①
継ぎ目をパテで修正しました。
この状態ではしっかり凹部が埋まったのかわからないので、
サフェーサーを吹いて確認します。
写真②
グレーサフェーサーで継ぎ目や傷の確認をします。
600#のペーパーで均してから再度サフェーサーを吹きます。
写真③
次に下色の塗装をしました。
カウルの色がイタリアンレッドなので、発色を良くするためにフィニッシャーズの
ベースピンクを吹きました。
写真④
イタリアンレッドを吹いた状態です。
綺麗に染まったと思います。
この後デカールを貼るのですが、デカールが馴染むように軽くクリアーを吹いてます。
では、カウル最後の工程ウレタンクリアーから磨きまでを紹介します。
写真①
デカールを貼り終えた状態です。
再販品はカルトグラフ社製なので、非常に貼りやすかったです。
しかし注意すべきはアッパーカウルのゼッケンの黒いデカールです。
3次元曲面に1枚物のデカールを貼るので、デカール軟化剤などで
馴染ませながらの貼りこみだったので、少々時間を要しました。
写真②
デカールを1日かけて乾燥させてからウレタンクリアーを塗装しました。
写真では確認できませんが、デカールの段差や埃の付着があったので
平滑な表面にしなくてはなりません。
写真③
1500#のサンドペーパーで段差を消してから、仕上げにバフレックスで仕上げました。
ペーパーをかけるときはむきになって力を入れすぎると下地を出したり、傷が深く入ってし
うことがあるので慎重な作業を心がけました。
写真④
磨きはおなじみの静芯にマイクロポリッシャーを装着してシステムコンパウンドで磨きました。
以上でカウルの製作は完了しました。
後はそれぞれに必要な小物を取り付けて完成となります。
では完成したRS1000をご覧ください。
再販キットではありますが、特別不具合なく完成させることができました。
初めて耐久仕様のバイクを作りましたが、これはこれで大変格好いいと思います。
カラーリングなども今時の物とは違ってシンプルではありますが、存在感のある
バイクではないでしょうか。
今後も機会があれば耐久仕様のバイクを製作してみたいと思います。
ということで今回をもちましてRS1000の製作を終了したいと思います。
また今後の製作記の方もよろしく願いいたします。
では今週はこの辺で~(^.^)/~~~
ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂
コメント