みなさんこんにちは
今週の中頃私の勤める会社からわりと近い場所で熊が発見されるという事件が起きました。
地元の猟友会や警察が厳戒態勢の中懸命に捜索していました。
しかし未だに発見されておらず、現在も警戒中です。
近くには中学校もあるので早く発見されるといいなと思うと同時に、改めて北海道に
住んでいるんだというわけのわからん実感に駆られました(^^;
ということで今週も先週に引き続きカウル製作の第2弾です。
まずはこちら
写真①
このキットには透明なカウルが付属しており、完成後もエンジンやフレームを拝見する
ことができるようになっています。
しかし通常のカウルを装着しても完成後取り外しできるようにしたいので矢印の部分を
境に0.1mmのタガネで切断してアッパーカウルとアンダーカウルに分けます。
写真②・③
リアカウル同様歪のせいで合いが良くないのでしっかりチリ合わせをしながら接着
していきます。
写真④
アンダーカウルの先端はかなりズレが生じているので、ヤスリやペーパー等で形を
整えていきます。
写真①
カウルを切断した状態です。
このあとそれぞれ追加の加工をしていきます。
写真②・③
概ね思った通りの形に修正できたと思います。
アンダーカウルは微妙な形を整えながら修正していくのに苦労しました。
写真④
古いキットはプラの厚みがそのままなので、インテークやスリットの部分は極力
薄く削ってあげると、よりシャープな印象になります。
因みにNACAダクトは穴が開いていないのでここも0.1mmのタガネを使って開口
しました。
次にアッパーカウルとアンダーカウルの取り付け加工について紹介します。
上下を切り離しただけなので、もちろんこのままでは完成後アンダーカウルを保持することはできないので両者それぞれに加工を施していきます。
写真①
まずはアッパーカウルにプラ板を接着してアンダーカウルの受けを作ります。
写真②
続いてアンダーカウルのファスナー位置を参考に3箇所1mmの穴を開けます。
写真③
アンダーカウルのファスナーを一旦削り取って1mmの穴を開けます。
写真④
アンダーカウル側に1mmのプラ棒を差し込んで接着していきます。
最終的な完成がこちらです。
手順としては以上です。
この方法はオリジナルというよりは、現在発売されているレーサーバイクの脱着方法を
参考に自作しています。
旧キットは殆ど完成後はカウルを脱着できないので、この方法を応用してみるといいと
思います。
次はフレームとカウルの取り付け加工について。
写真①
アッパーカウルのフロント部分の取り付けダボです。
この部分を切り取ります。
写真②
マイナスリベットに置き換えるために1.2mmの穴を開けました。
写真③
完成形はこのような感じになります。
写真④
しっかりと保持できて尚且つ取り外しもできるようになりました。
カウルの加工は以上で終わりですが、ひとつ大事な部分を忘れていました(^^;
それはスクリーンです。
元のスクリーンもやはり歪みや淀みがあったのでカウルとのチリ合わせとスクリーン自体の
歪みを修正するためにかなり荒いペーパーでサンディングしました。
というわけで2週に渡って私が思いついた部分の加工等を紹介させていただきました。
正直地味な作業ではありますが、修正するかしないかで完成度が違ってきますので
是非今後の製作のお役に立てて頂ければ嬉しい限りです。
では、今週はこのへんで~~!
ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂