アルファロメオ 155 V6 TI___ Feed

2016年9月24日 (土)

皆さんこんにちは(o^^o)

今週はアルファロメオのボディーの製作から完成までを紹介して
いきたいと思います。

まずは、ボディーのディテールアップについて紹介したいと思います。

05写真①
ボディーパーツのコンディションはとてもいいです。
ただ、パーティングラインやひけがあるので、パテなどで
修正が必要です。

写真②
今回ディテールアップが集中しそうなボンネット部分です。

写真③
フロントフェンダーにあるボンネットを固定するファスナー
がモールドになっているのですが、この部分をエッチング
に置き換えようと思います。

写真④
フロントグリルはモールドによって再現されていますが、
エッチングパーツに置き換えます。

続いてヘッドライトの加工を紹介したいと思います。

010 写真①
この部分は製作する前から実は気になっていた箇所で
今回の製作までどうしようか迷っていた部分です。
この部分のの上から更にライトレンズが被るので、
ライト部分を塗装鶴だけでもさほど気にならないのかとも
思いましたが、最後まで悩んだ結果ライトを別パーツに
したいと踏み切りました。

写真②
まずはライト本体の製作ですが、今回は簡易ヒートプレス
で作ってみました。
まずは先端が丸い形状の棒などを探します。
私が使用したのは筆の頭です。

筆を万力などで固定して、そこに熱したプラ板を押しつけます。

写真③
形を整えて真ん中の部分にプラ棒でバルブを再現しました。

写真④
塗装ではライトの部分がシルバーで周りがセミグロスブラック
という指定ですが、別パーツ化することで塗装がしやすくなり
更に見栄えも良くなったと思います。

そしてお次はボディーの塗装です。

015 写真①
ボディ色がレッドという事で、発色を良くするために
フィニッシャーズのファンデーションピンクを下地に
吹きました。

写真②
キットでのボディー色の指示ではイタリアンレッドですが
イメージ的に少し深い赤のような気がしたので、
フィニッシャーズのデープレッドを塗装しました。

写真③
デカールは非常に貼りやすいのですが、ボディーのサイド
部分においてはプレスラインが多く、しっかりとデカールを
定着させないとクリアーを吹いたときにデカールが浮いてしまう
ので、デカールは軟化剤などを使用して定着させます。

写真④
デカールが完全に乾燥させ、ウレタンクリアーを吹きました。
デカールの段差を消すために研ぎ出しをするので、普段より
多めにクリアーを吹きました。

以上、ボディーの製作でした。
後はそれぞれ細かいパーツを取り付けて完成となります。

では、完成したアルファロメオがこちらです。

05_2

010_2

015_2 
赤、白、黒のコントラストのカラーリングで、どちらかと言うと
控えめなデカールなのですがどこか印象的なマシンだと思います。

このシリーズでイエーガーマイスターやマルティニなどが
リリースされているので、並べて見比べてみるのもかっこいい
と思います。



さて、前回の冒頭に述べましたが、このアルファロメオ
の製作をもちましてまこっちゃんのカーモデル製作記を
終了させていただきます。

1年と10ヵ月に渡って車8台、バイク4台の製作記を
スジボリ堂のHPで担当させていただきました。

毎回ブログを楽しみにしていただいた方や応援していただいた
方達に心からの感謝を申し上げます。

このブログを通じて模型の楽しさや醍醐味が見ていただいた
方々に少しでも
伝わってくれると嬉しく思います。

最後になってしまいましたが、これからも皆様には楽しい
模型ライフを過ごしていただければと思います。

そしてスジボリ堂の素晴らしい製品をこれからもどうぞ
よろしくお願いいたします。

それではみなさん、今までまこっちゃんのカーモデル
製作記を応援していただき本当にありがとうございました。

"(@´▽`@)ノ""" バイバーイ

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2016年9月 9日 (金)

皆さんこんにちは。

先月から約一カ月の間諸事情により休載してしまい申し訳
ありません。

そして冒頭からではありますが、今回のアルファロメオの
製作記を次回の掲載をもちましてブログを終了させて
いただくことになりました。


諸事情によりブログを継続することができなくなり
色々悩みましたが終了という決断に至りました。

今まで応援してくださった方々に厚く御礼を申し上げたいと
思います。

それでは今週の製作について紹介していきたいと思います。

今回は室内の製作とディテールアップについてです。

01今回はキットのパーツとHOBBY designのパーツ
を使用して仕上げました。


完成した画像がこちらです。

06写真①
左側がキットのパーツで右がHobby designのパーツ
のなります。
エッチングとレジンのパーツなので塗装ご剥離しないように
レジンは離型剤が付いている場合があり、そのまま塗装
してしまうと剥がれるので丹念に洗剤で離型剤を落とします。

エッチングはしっかりとペーパーで足付けをしておきます。
それぞれ下処理が完成したら、メタルプライマー⇒サフ
⇒上塗りと進めていきます。

写真②
エッチングにはあらかじめカーボンデカールを貼り、
その上に電装パーツを接着してあります。

写真③・④
電装パーツに0.4mmのコードを使って配線を再現しました。
配線の配置が正しいとは言えませんが、ここは雰囲気重視
でやってみました。

電装パーツが別パーツ化によりカーボンデカールが
貼りやすくなり、電装パーツの塗り分けもしやすく
綺麗に仕上げることができました。

もしキットのパーツを使うのであればボードをプラ板で製作
してみるのも一つの手段かもしれないですね。

続いて運転席周辺の製作とディテールアップです。

011 写真①
スタビライザーの調整レバーです。
左がキット、右がエッチングになります。
繊細な形状や質感が運転席周辺の良いアクセント
になるパーツです。

写真②
シート横に取り付けられます。
配線も再現してみました。
しかし後にパーツが色々取り付けられるにつれて
ほとんど見えなくなってしまうという残念な結果に
なります・・・

写真③
ダッシュパネルにはカーボンデカールを全面に
貼りつけました。
赤く囲った部分はトグルスイッチなのですが、
これもHobby designに付属している金属パーツ
を使用しています。

写真④
シートベルトはキットではデカールで再現されていますが、
ここもHobby designのシートベルトパーツを使って
立体的に再現しました。

以上で内装のディテールアップと製作が完了しました。
キットのままだとかなりあっさりとした感じに仕上がり
そうでしたが、ディテールアップパーツを使用することで
レースカーの雰囲気を再現できたのかなと思います。

では全体の完成写真がこちらです。

016 ボディを被せると覗きこまなければ見ることができませんが、
やはり全体にくまなく手が入っていることに意義があると
常々感じています。

特にカーモデルは外装と内装は表裏一体なので、
妥協せずに製作するようにしています。

という事で今週はここまでとなります。
冒頭でも書きましたが、次回をもって終了になりますので

どうぞ最後の最後までお付き合いいただければ
幸いに思います。

ではまた来週(^.^)/~~~






ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2016年8月 5日 (金)

皆さんこんにちは(o^^o)

今週はシャーシー編の第2弾を紹介していきたいと思います。
今回は主にブレーキパーツのディテールアップに注目して
作業をしています。
では早速製作状況をご覧ください。

024 足廻りやエンジン周辺のパーツが主体となっています。

そしてその中でも特にブレーキパーツに関しては前回でも
紹介したHobby designのディテールアップパーツを

使った製作がこちらです。

025 キットのパーツと違いディスクローター、キャリパー
がそれぞれ別パーツで構成されています。
素材はローター表面がエッチング製で、キャリパー
やローター本体はレジン製になっています。

ではまず、エッチングパーツの質感を活かした
加工を紹介します。

030 写真①
加工前のエッチグパーツです。
このまま使用するのも悪くはないのですが、
せっかくなのでブレーキパッドのアタリを
再現してブレーキの使用感を表現してみたいと思います。

写真②
ローターに綺麗なアタリを付けるにあたり、静芯での加工が
必要なのでまずは治具の製作からです。
最初にローターの径に合わせて0.5mmのプラ板を
サークルカッターで切り出します。
次に静芯に取り付けるために、マンドレールに円く切り出した
プラ板を固定します。
そこに両面テープでエッチングのローターを貼りつけて
準備が完了です。

写真③
リューターの回転を上げ過ぎるとパーツの破損や怪我の
原因になるので、最初は低回転から様子を見ながら
エッチングに面出しヤスリの180#を当てていきます。

写真④
左が加工前、右が加工後です。
思った感じに使用感や質感が再現できたと思います。

それぞれ塗装して完成したブレーキパーツがこちらです。

031キットでは再現されていないキャリパーの上部や
ローターのスリットのシャープな感じがリアルに
なっています。
また、ローターは不自然に光ると感じたので、
スモークグレーを塗装してトーンを落としました。

では次に、エンジン周辺のパーツの製作です。

036写真①
エンジン上部に取り付けられるエアーボックスの
ディテールアップです。

写真②
Hobby designのパーツでエアーボックス前面に
取り付けるエッチングメッシュです。

写真③
キットのメッシュモールド部分を切り出してエッチング
メッシュを取り付ける加工をします。

写真④
エアーボックス前面にカーボンデカールを貼りました。
そしてエッチングメッシュを貼りつけて完成です。

エンジンに載せるとこんな感じになります。

037 エアーボックスやインテークパーツも同じように
カーボンデカールを貼りました。

かなりきょくめんや複雑な形状なので、デカールも
かなり細かく切り貼りしています。
そのためデカールの重なり部分も目立つので、
1度ウレタンクリアーを吹きます。
乾燥後#1000のサンドペーパーとバフレックスで
重なり部分が平滑になるように切削した後、艶消しクリアー
を吹いてドライカーボン風に仕上げました。

042以上でシャーシーの製作は終了しました。
カーボンデカールのおかげで、なかなかレーシー

なエンジンルームに仕上がったと思います。

次回は室内のディテールアップと製作を紹介
していきたいと思いますので見ていただけると
嬉しいです。

では今週はこの辺で(^.^)/~~~



ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2016年7月22日 (金)

皆さんこんにちは(o^^o)

今週からスタートするアルファロメオ155V6TI製作の
第1回目の製作は
シャーシーから始めていきたいと思います。

その前に前回の記事にで紹介しようと思っていたアイテムを
初めに紹介したいと思います。

01 Hobby designからリリースされているアルファロメオ用の
ディテールアップパーツセットです。

当初はstudio27のエッチングパーツを使って製作しようと
考えていたのですが、在庫がなく調べていたときに偶然
こちらの商品を発見することができました。

こちらがセット内容です。

06写真①
ブレーキローターとキャリパー、マフラーエンド
マフラーエンドがレジン製のパーツになっています。
写真②
挽き物のリベットなどの小物です。
写真③
シートベルトのバックルやブレーキディスクetc・・・
などのパーツが豊富に存在します。
写真④
シートベルトとウィンドウのマスクシールです。

これだけの内容量で値段もさほど高くないと私的には
感じています。
これを単品でそろえる方が大変なのでお得なセットでは
ないでしょうか。

では早速今週の製作内容を紹介したいと思います。

07 今週はこちらのパーツの加工・塗装組み立てをやって
いきました。
このキットにはエンジンも再現されています。

まずは各パーツの加工、修正個所を紹介します。

012 マフラーエンドの加工という事で、早速Hobby designのパーツ
を使ってディテールアップをします。
写真①
キットの状態です。
注目する箇所はマフラーの開口部です。
写真②
レジンパーツの開口部には2本スリットらしきものが
再現されています。
写真③
まずは既存のマフラーエンドを切断して
1.0mmの穴を開けました。
写真④
レジンパーツを瞬間接着剤で固定してマフラーの
加工は終了です。

マフラーは開口部が上に向くように取り付けるので
違いがわかる部分ではありますね。

次は修正につて

017 写真①
赤枠で囲っている個所はすべて不必要なピン痕なので
完成後見える部分だけをロックレーザー328を使って
ヒケやピン痕を埋めたいと思います。
写真②
ロックレーザー328を紫外線LEDライトで硬化させている
ところです。
約5秒ほどで硬化します。
私みたいなせっかちさんには非常にありがたいアイテムです。
これ使うと普通のパテの出番が急激に減ります(^_^;)

写真③
かなり目立つヒケの部分です。
右側の赤枠は金型の歪みによるものなのか、不必要な段差
が目立ちます。

写真④
ロックレーザーで埋めてサンディング後塗装を施した状態です。

というわけで修正と加工が完了したパーツに塗装を施したのが
こちらです。

018 ほぼ基本塗装で仕上げていますが、マフラーの焼けはタミヤの
ウェザリングマスターで仕上げました。

023 とりあえずシャーシーの土台部分の完成です。
まだこれでも序章に過ぎないので物足りなさを感じますが
これからの製作で徐々に雰囲気が変わると思います。

次回もシャーシーについて色々紹介していきたいと
思いますので、どうぞお付き合いください。

では今週はこの辺で(^.^)/~~~




ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2016年7月 8日 (金)

皆さんこんにちは(o^^o)

今週からまた新たなキットの製作をやっていきたいと思います。

今回の題材は・・・・

Photo タミヤ1/24 アルファロメオ 155 V6 TIであります。

昨年の9月に特別販売として再販されたキットで
赤に白地のスポンサーロゴが鮮やかなマシンです。
1993年のドイツツーリングカー選手権のチャンピオンマシン
です。
V6 2.5ℓで420馬力を発生するエンジンにフルタイム4WD
で武装されたマシンは当時圧倒的な強さを見せたといいます。


ではここからは各パーツの紹介をしていきたいと思います。

01 

相変わらず綺麗なパーツの成型です。
私は製作前にじっくりパーツを眺める癖という
儀式みたいな事をしています。

この時がこのキットをどういう風に仕上げようか
一番頭を働かせている瞬間かもしれませんね。
今回のキットはエンジンも再現されているので
ボディーは2分割になっています。

02

03 エンジンが再現されている割には多くないパーツ数ですね。
特にバリやひけみたいなものはほとんどありませんが、
押しピンの痕(成型したパーツを型から押し出すときに
できるピンの痕)が数か所ほどあるのが確認できたので
パテで埋めていきたいと思います。

04デカールはカルトグラフ社製になっています。
貼る枚数が多いように見えますが、実際は
大まかに分割されています。
しかし逆に余白の部分が多いので、シルバリング
が起きないようにシッカリ密着させる必要があります。

ウィンドウのクリアパーツですが、表面が少し荒れて
いるので、1度ペーパーで平滑な面を整えて磨きを
する必要がありそうです。

大まかですが以上でパーツの紹介を終わります。

後は製作しながら気がついた事を随時紹介させて
頂きたいと思います。

では今週はこの辺で~(^.^)/~~~





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