2016年8月 5日 (金)

アルファロメオ 155 V6 TI 製作記 シャーシ編 (2)

皆さんこんにちは(o^^o)

今週はシャーシー編の第2弾を紹介していきたいと思います。
今回は主にブレーキパーツのディテールアップに注目して
作業をしています。
では早速製作状況をご覧ください。

024 足廻りやエンジン周辺のパーツが主体となっています。

そしてその中でも特にブレーキパーツに関しては前回でも
紹介したHobby designのディテールアップパーツを

使った製作がこちらです。

025 キットのパーツと違いディスクローター、キャリパー
がそれぞれ別パーツで構成されています。
素材はローター表面がエッチング製で、キャリパー
やローター本体はレジン製になっています。

ではまず、エッチングパーツの質感を活かした
加工を紹介します。

030 写真①
加工前のエッチグパーツです。
このまま使用するのも悪くはないのですが、
せっかくなのでブレーキパッドのアタリを
再現してブレーキの使用感を表現してみたいと思います。

写真②
ローターに綺麗なアタリを付けるにあたり、静芯での加工が
必要なのでまずは治具の製作からです。
最初にローターの径に合わせて0.5mmのプラ板を
サークルカッターで切り出します。
次に静芯に取り付けるために、マンドレールに円く切り出した
プラ板を固定します。
そこに両面テープでエッチングのローターを貼りつけて
準備が完了です。

写真③
リューターの回転を上げ過ぎるとパーツの破損や怪我の
原因になるので、最初は低回転から様子を見ながら
エッチングに面出しヤスリの180#を当てていきます。

写真④
左が加工前、右が加工後です。
思った感じに使用感や質感が再現できたと思います。

それぞれ塗装して完成したブレーキパーツがこちらです。

031キットでは再現されていないキャリパーの上部や
ローターのスリットのシャープな感じがリアルに
なっています。
また、ローターは不自然に光ると感じたので、
スモークグレーを塗装してトーンを落としました。

では次に、エンジン周辺のパーツの製作です。

036写真①
エンジン上部に取り付けられるエアーボックスの
ディテールアップです。

写真②
Hobby designのパーツでエアーボックス前面に
取り付けるエッチングメッシュです。

写真③
キットのメッシュモールド部分を切り出してエッチング
メッシュを取り付ける加工をします。

写真④
エアーボックス前面にカーボンデカールを貼りました。
そしてエッチングメッシュを貼りつけて完成です。

エンジンに載せるとこんな感じになります。

037 エアーボックスやインテークパーツも同じように
カーボンデカールを貼りました。

かなりきょくめんや複雑な形状なので、デカールも
かなり細かく切り貼りしています。
そのためデカールの重なり部分も目立つので、
1度ウレタンクリアーを吹きます。
乾燥後#1000のサンドペーパーとバフレックスで
重なり部分が平滑になるように切削した後、艶消しクリアー
を吹いてドライカーボン風に仕上げました。

042以上でシャーシーの製作は終了しました。
カーボンデカールのおかげで、なかなかレーシー

なエンジンルームに仕上がったと思います。

次回は室内のディテールアップと製作を紹介
していきたいと思いますので見ていただけると
嬉しいです。

では今週はこの辺で(^.^)/~~~



ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

コメント