RS1000 Feed

2016年4月15日 (金)

皆さんこんにちは(^^)

今週でRS1000が完成を迎えることとなりました。

では最後のカウル製作を紹介していきたいと思います。

05_2 写真①
アッパーカウルとアンダーカウルです。
今回は8耐使用で製作するので、ハーフカウルになります。

写真②
黄色のラインで分割します。
上部をアッパーカウルに接着するので、切り取の作業が必要になります。

写真③
切断には0.2mmのBMCタガネを使いました。
タガネを使うことによって切断面が綺麗に仕上がります。

写真④
アッパーカウルに接着しました。
接着した部分の合わせ目と少々の段差があるので、パテを使って修正したいと思います。

次にタンクの加工です。

10 写真①
タンクの上部にある燃料の給油口は別パーツになっています。
問題なのはタンクと給油口が不自然な状態で有る事です。
実車資料を参考に少々加工していきたいと思います。

写真②
まずは給油口のパーツが収まる部分の凹部を大まかにプラ板で塞ぎます。
隙間は後ほどパテで埋めます。

写真③
給油口のパーツの給油口だけを切り取ります。

写真④
最終的にこのような形になりました。
塗装されていない状態なのでこの時点ではわかりずらいですね。

では、次に塗装です。

15写真①
継ぎ目をパテで修正しました。
この状態ではしっかり凹部が埋まったのかわからないので、
サフェーサーを吹いて確認します。

写真②
グレーサフェーサーで継ぎ目や傷の確認をします。
600#のペーパーで均してから再度サフェーサーを吹きます。

写真③
次に下色の塗装をしました。
カウルの色がイタリアンレッドなので、発色を良くするためにフィニッシャーズの
ベースピンクを吹きました。

写真④
イタリアンレッドを吹いた状態です。
綺麗に染まったと思います。
この後デカールを貼るのですが、デカールが馴染むように軽くクリアーを吹いてます。

では、カウル最後の工程ウレタンクリアーから磨きまでを紹介します。

20 写真①
デカールを貼り終えた状態です。
再販品はカルトグラフ社製なので、非常に貼りやすかったです。
しかし注意すべきはアッパーカウルのゼッケンの黒いデカールです。

3次元曲面に1枚物のデカールを貼るので、デカール軟化剤などで
馴染ませながらの貼りこみだったので、少々時間を要しました。

写真②
デカールを1日かけて乾燥させてからウレタンクリアーを塗装しました。
写真では確認できませんが、デカールの段差や埃の付着があったので
平滑な表面にしなくてはなりません。

写真③
1500#のサンドペーパーで段差を消してから、仕上げにバフレックスで仕上げました。
ペーパーをかけるときはむきになって力を入れすぎると下地を出したり、傷が深く入ってし
うことがあるので慎重な作業を心がけました。

写真④
磨きはおなじみの静芯マイクロポリッシャーを装着してシステムコンパウンドで磨きました。

以上でカウルの製作は完了しました。
後はそれぞれに必要な小物を取り付けて完成となります。

では完成したRS1000をご覧ください。

05

10_2 
再販キットではありますが、特別不具合なく完成させることができました。
初めて耐久仕様のバイクを作りましたが、これはこれで大変格好いいと思います。

カラーリングなども今時の物とは違ってシンプルではありますが、存在感のある
バイクではないでしょうか。

今後も機会があれば耐久仕様のバイクを製作してみたいと思います。

ということで今回をもちましてRS1000の製作を終了したいと思います。
また今後の製作記の方もよろしく願いいたします。

では今週はこの辺で~(^.^)/~~~

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2016年4月 2日 (土)

皆さんこんにちは(*^_^*)

本来であれば昨日が記事の更新日だったのですが、諸事情により1日遅れましたことを
この記事を楽しみにしていただいている方々にお詫び申し上げます。

さて、4月に入ってまた新たな気持ちでスタートを迎えている方もいると思います。
私も新年度で、何かとバタバタしていましたが今一度気を引き締めて頑張ろうと思います。

ということで今週は各部のディテールアップということで、気になる部分の加工個所を
紹介していきたいと思います。

05 写真①

わりと定番ではありますが、メーターのレンズを透明プラ板で製作して貼りつけました。
接着にはUVクリアーを使って接着しています。
紫外線硬化タイプで、一般的な接着剤と違い接着跡が透明なので仕上がりが
綺麗です。

写真②


アクセルワイヤーテンショナーも省略されているので、1mm径の真鍮パイプと
0.5mmの洋白線で自作してみました。
これが有ると無いとで雰囲気も変わります。

写真③

リアダンパーのリザーバータンクのホースにスパイラルチューブを使ってみました。
0.4mmのリード線に被せて取り付けただけですがいい感じだと思います。

写真④

バックランプはジャンクパーツのクリアパーツを削りだして取り付けました。
本来この部分はクリアーレッドで塗装するのですが、クリアパーツの方が
それらしく見えるのでこの方法にしました。

最後に車体全体の画像です。

06

07今回は手軽にできそうなディテールアップを中心に紹介しました。
これにて車体は完成です。

次回からはいよいよカウルの製作に着手します。

では今週はこの辺で~(^.^)/~~~

 

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2016年3月18日 (金)

皆さんこんにちは(*^_^

最近は気温が高い日が続き雪解けが進みようやく春の訪れを感じる今日この頃です。
巷では卒業式も行われました。
この時期は色々なことの始まりの季節ということで、私自身も身が引き締まるような感覚
を覚えます。

では話は変わりまして、今週の製作記です。

今回はフロントフォークのディテールアップについて紹介していきたいと思います。

06 こちらはメッキが施されたフロントフォークです。
色の塗り分けの為、一度漂白剤に付け込んでメッキを落とします。

08 メッキが落ちた状態です。

さて、ここから1つめのディテールアップはブレーキホースのジョイント部分の加工です。

キットに付属されているビニールホースは径が太いので、0.4mmのホースに変えたいのでジョイント部分を真鍮パイプと洋白線で作った物に置き換えました。

続いてのディテールアップです。

013_2写真①
キットでは省略されているショックのオイルラインを製作してみます。
黄色く囲った部分にオイルラインが存在します。

写真②
オイルラインは左右にあって、形状も少々複雑です。
私の技術では同じものを作るのに費やす時間を考えると、専用の冶具を作った方が早い
と思いプラ材を使って製作しました。

写真③

こんな感じで冶具を型に洋白線を曲げて同じものを2つ作りました。
綺麗でかつ簡単に同じものができました。

写真④
出来上がったオイルラインを取り付けた状態です。

では、ディテールアップが終わり塗装したフロントフォークがこちらです。

014省略されていたオイルラインを再現したことにより、精密さがアップした感じになりました。


その他完成したパーツを写真で紹介します。

020ようやくここまで形になりました。

次回はリア周りやマフラーなどに着手していきたいと思います。

では今週はこの辺で~(^.^)/~~~


ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2016年3月 4日 (金)

皆さんこんにちは

今週は強風と大雪に見舞われ大変な日を過ごしました。
もう3月に入りましたが、本格的な雪解けを迎えるのはまだまだ先になりそうですね。
おかげで除雪で体のあちこちが痛いです(-_-;)

さあそんな事は置いておきまして・・・


前回我が家のPCが壊れ、そのせいでデータが一部飛んでしまい記事に添付する画像も
消失してしまいました(ToT)/~~~

そのため急遽新しく記事として今回紹介させていただくのが、クーラントのリザーバータンクと
一体化しているバッテリー部分の加工について紹介したいと思います。

021 写真①
加工するバッテリーの部分です。
バッテリーとバッテリーを固定するバンドがモールドで再現されています。
では、加工内容を説明します。
説明書通りに製作すると塗装が終わった後にバッテリーのデカールを
バンドに合わせてデカールを切って貼るようになっています。
ですが今回はバンドの部分を削り落して、別パーツにします。

赤い四角
・・・バッテリーのデカールを貼る位置


赤矢印・・・新たに作り直す部分

狙いとしてはバンドとバッテリーを別にして立体化を図る事と、デカールを貼りやすく
する事にあります。

写真②
バンドは0.5mmのプラ板を使って作りました。
そこに0.8mmの真鍮パイプを瞬間接着剤で接着してバンドの完成です。
土台とバンドを結ぶ金具は0.3mmの洋白線を使って再現しました。

写真③
バッテリーを塗装してデカールを貼りました。
この方が断然貼りやすく、完成後の仕上がりも期待できます。

写真④
更にバンドと金具を取り付けて完成です。

ということで今回のバッテリーの加工は完了です。
より自然にバンドがバッテリーを固定しているように見えると思います。
また、デカールを切って貼るよりきれいに仕上がったと思います。

一見地味ですが、ディテールアップというよりは作業効率と簡略化を目的としてます。
たまたま結果的にディテールアップになったという事になりました。

ということで今週の製作記は以上です。

ではまたお会いしましょう(^.^)/~~~





ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

 

2016年2月19日 (金)

皆さんこんにちは(*^_^*)

隔週で連載になりましたまこっちゃんのカーモデル製作記です。
つい数日前の出来事でした。
製作記の画像編集最中に突然PCが故障してしまいました(-_-;)
原因はHDDの不具合でした・・・
昨日PCが修理から返ってきましたが、データが飛んでしまい完全復旧できませんでした。
その中に今週紹介する為の製作画像も復旧できず、今週の製作記の内容を大幅に縮小
することとなってしまいました。

とりあえず今週は急きょ足回廻り(ブレーキ)の加工について紹介させていただきたいと思います。

05写真①
まず着目したのが、フロントのブレーキローターの厚みです。

写真②
元のローターを薄く見せるように裏側を削る方法考えましたが、
均等な厚みを表現するのは時間もかかるし、なかなか綺麗に仕上がらないのではと思い
部分的にプラ板で自作することにしました。
切り出しにはパンチコンパスを使って切り出しました。

写真③
自作のローターをタミヤセメント流し込みタイプで接着しました。

写真④
元の厚みの半分以下のにすることができました。
一見地味な作業ですが、この部分の加工だけで結構シャープに見えると思います。

ということで、今週はここまでとなってしまいました(-_-;)
次回はもっと濃い内容で紹介していきますのでよろしくお願いいたします。

では今週はこの辺で~(^.^)/~~~




ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2016年2月 5日 (金)

皆さんこんにちは(*´∀`*)

2月に入りまだまだ寒さ厳しい季節で巷ではインフルエンザが流行ったり
各地でまだ雪害で大変な地域もありますね。

春の訪れはまだ先ですが、この厳しい時期を無事に乗り切っていきたいと思います。

さて、1週空いてしまいましたRS1000の製作記ですが、今週はエンジンの製作
について紹介してみたいと思います。

ハーフカウルということで、完成後はエンジンが丸出しの状態なので、ポイントを
抑えてディテールアップを施して見たいと思います。

では、製作状況をご覧下さい。

005 写真①
まずはクラッチカバーのディテールアップです。

にはボルトのモールドを切り取り、ホビーデザインのヘックスリベット1.0を取り付けます。
クラッチ本体がモールドになっているので、ここを削り落とします。
クラッチワイヤーの取り付け部分が資料とは違う場所だったので、穴を埋めて正規の場所に
  ワイヤーを取り付けます。

写真②
加工が完了したクラッチカバーです。

写真③
ジャンクパーツの中から適当なクラッチ本体のパーツを見つけてきました。
これはタミヤのRC211Vのものです。

写真④
クラッチ側面にもモールド等を追加してそれらしく加工しました。

次にこれらに塗装をした状態です。

010 写真①
加工したクラッチカバーとクラッチ本体を合わせるとこんな感じになります。
さりげない箇所ですが、当初のものとはまるで別物です。

写真②
の部分は新しく真鍮パイプで作成したクラッチワイヤーの取り付けジョイントです。

写真③
塗装したことでよりそれらしくなったクラッチです。

写真④
クラッチがチラリズムでいい感じに仕上がりました(´∀`*)

ではエンジンの完成画像です。

015 毎度お決まりのパイピングには0.4mmのコードとオイルクーラーのパイピングは
メッシュホースに置き換えました。

以上でエンジンの製作は完了です。




ここでお知らせです。

元より毎週更新で配信してきました「まこっちゃんのカーモデル製作記」ですが、
一身上の都合により暫くの間隔週の金曜日の更新にさせていたいと思います。


次回は2/19の配信となります。

どうぞご皆様のご理解と共に今後とも変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。





ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2016年1月22日 (金)

皆さんこんにちは(´∀`)

さて、今週からのお題は、タミヤ1/12 HONDA RS1000 耐久レーサーであります。

Photoレーサーバイクといってもいろんなカテゴリーがある中で今回のバイクは耐久レースで活躍した
HONDA RS1000です。
ヨーロッパでは2輪の耐久レースが行われていて、市販車ベースで参加できることもあって
高い人気があったそうです。
HONDAもCB900FをベースにRS1000で国内外の数々の耐久レースに参戦し好成績
を残しました。

そんなRS1000を今回は製作していきたいと思います。
キットではヨーロッパ仕様のフルカウルと鈴鹿8耐のハーフカウルバージョンの2種類を選択
できるようになっています。
どちらも捨てがたいのですが、ここはあえて8耐仕様をチョイスしました。

では、まずは恒例のパーツレビューからどうぞ。

01まずはカウルのパーツです。
冒頭で述べたようにフルカウルとハーフカウルの選択式ということですが、
8耐仕様にする際はカウルを切り離す必要があります。

02 フレーム、エンジン、足回りのパーツ類です。
比較的少なめなパーツ点数です。
リリースからしばらく経っていますが相変わらず綺麗で精密な成型ですね。

03タイヤ、クリアーパーツ、チューブ、ビス、メッキパーツです。
チューブはお約束の極細パイプに置き換えます。
オイルクーラーのホースもチューブで再現されていますが、ここもメッシュホースに
置き換えます。

04 最後にデカールです。
カルトグラフ社製のデカールになります。
発色もよく貼りやすいので助かりますね。



以上でパーツの紹介は終わりです。
久しぶりにレーサーバイクを作るのでワクワクしています(´∀`)
ハーフカウルでエンジンがむき出しなので、ディテールにもこだわりながら製作して
いきますので、完成までお付き合い下されば幸いです。

では今週はこのへんで(´ー`)/~~





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