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2016年1月15日 (金)

皆さんこんにちは(´∀`)

昨年から紹介してきたRA273の制作記事も今日でを迎えることができてかなりホッとしている
まこっちゃんであります。
製作していくうちにいろいろ弄って見たいという欲が出てしまい、あれこれ考えながら
楽しく製作することができました。

では早速先週に引き続きエンジンの製作の続きを紹介させていただきたいと思います。

015写真①
配管を1.2mmのプラ棒で再現して取り付けています。
配管を束ねている黒いバンドは熱収縮チューブを細切りにして使用しました。

写真②
資料写真にはマフラーの下に遮熱板らしきものがあったので、プラ板で自作したものを
取り付けました。

写真③
アクセルワイヤーのガイドとプーリーのプラ板で自作しました。
資料ではあまりはっきり写っている画像がなかったので、かなり雰囲気重視で
製作しました。

写真④
リザーバータンクも新たに溶接跡とホースジョイントを自作追加しました。

020写真①
ミッションオイルクーラーのホースも追加してみました。

写真②
プラグコードは0.4mmの細いコードに、燃料ホースも0.8mmの透明ゴムチューブに
クリアーオレンジを薄めに吹いてガソリンが通っているような再現をしてみました。

写真③
キャップもプラ材で自作しています。
白い冷却用のホースは白い電気配線の中の銅線を抜いたものを使用しています。

写真④
このキットにはこのような三股のパーツが無いので、プラ材で再現してみました。
この部分はかなり存在感があって目立つので、製作当初から再現しようと思っていた
箇所でもありました。


ということでエンジンの製作は完了です。
かなり限られた資料での製作だったので、雰囲気重視のディテールアップに
なりましたが、自分的にも満足いく仕上がりになたと思います。
これですべての製作が完了しました。

もっとやりたいこともありましたが、いつまでたっても終りが見えないので
これでよしとしたいと思います。

では、完成したRA273をどうぞ!

001

002

007

012
といった感じに完成したRA273ですがいかがでしょうか?

今回のこのキットを製作したことでF1のキットにすっかりはまってしまいました。
現行のF1も勿論すごいんですが、時代を築いてきた歴代のF1も魅力があっていいものですね。
これを期に違ったF1にも挑戦してみたいと思うまこっちゃんでした(笑)

長い製作記になりましたが、最後まで閲覧していただいた方には感謝です。
来週からまた新たな製作記を始めていきますのでよろしくお願いいたします。

では、今週はこのへんで~(´ー`)/~~




ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2016年1月 8日 (金)

皆さん明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年もいろんな車やバイクを製作して皆様の模型製作に少しでもお役に立てることが
できるような記事にしていきたいと思います。

どうぞ今年もスジボリ堂とまこっちゃんのカーモデル製作記をどうぞよろしくお願いいたします。

さあ、今年に入っても相変わらず273の製作でございます。
今週はエンジン製作ということで進めていくのですが、当初ストレートでエンジンを組み立てる
予定でしたが、数少ない資料画像を見ながらどうしても気になった部分をそのままにして
おけるはずもなく、限られた資料の中で自分の想像も交えながらディテールアップをしていこう
と思います。

ということで、今回は手始めに付属のパーツと市販のパーツを使ったディテールアップを紹介したいと思います。

005写真①
まずはエンジン各部にモールドされているボルトを切り飛ばして、実車にできるだけ沿って
ボルトを埋め込んでみます。

写真②
今回使用したパーツはホビーデザインのヘックスリベット1.0とT2M製のヘックスフランジリベットのボールキャップタイプを使用しました。

写真③
再販されたキットには付属パーツで挽物のファンネルが追加されています。

写真④
パーツを入れ替えただけでぐっとエンジンの雰囲気と印象がかわりました。
1/12のビッグスケールになると、こういったディテールアップでも見栄えするので
非常にやりがいがあります。

完了した状態がこちらです。

010特にこの時代のF1はエンジンがむき出しの状態なので、完成した際もエンジンを
拝むことができるので、細部まで拘ってみるのも良いですね。

次回は更にエンジンのディテールアップに挑戦していきます。
特にキットでは省略された部分の製作を紹介していきますので、お楽しみに(*´∀`*)

ということで今週はこのへんで(´ー`)/~~





ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

 

2015年12月18日 (金)

皆さんこんにちは(´∀`)

今年も残すところ2週間となりました。
なんだかあっという間に今年も過ぎ去ろうとしています。

年末を迎える間何かと忙しくなるのは毎年の事ですが、それに負けぬよう皆さんも
体には気をつけて今年を無事に乗り切ってくださいね(^-^)

では今週もRA273の製作です。
今回の作業内容はホイールの加工と修正を主に紹介します。

005 写真①
ホイールは2ピースで構成されています。
メッキが施されていたのですが、塗装するにあたり、あらかじめ台所用漂白剤でメッキを
落としてあります。

写真②
仮組みしてみたところ、タイヤとホイールが上手く収まらないことが発覚しました。

写真③
強引にリムに合わせてタイヤを引っ張るとタイヤの中央部分が凹んでしまいます。

写真④
という事でタイヤの加工は無理ということで、ホイールの幅を詰めてタイヤの幅に
合わせるために2mm程ホイールをカットしました。(前後共に)

続いてタイヤの形を整えるための作業です。

010写真①
タイヤが中空なので変形が容易に起きるのを防ぐために、柔らかいスポンジ(グレー)
堅いスポンジ(ブラック)をタイヤの中に仕込むことにしました。
RCカーのタイヤの応用といった感じでしょうか。

写真②
柔らかいスポンジ、硬いスポンジの順番に入れた状態です。

写真③
先ほどのカットしたリムと組んだ状態です。
タイヤが無理なくちゃんとリムに沿って収まっています。

写真④
左が加工前、右が加工後です。
タイヤの中央の凹みも改善されました。

正直かなり思いつきな作業でしたが、簡単に修正できて一安心です。

では次にホイールの塗装とディテールアップです。

015写真①
タイヤバルブは切り取って挽物のバルブへと交換したいと思います。

写真②
トップスタジオ製のエアーバルブです。

写真③
ホイールに取り付けた状態です。
些細なパーツですが、意外と存在感があるパーツです。

写真④
ホイールの色はガイアノーツのガンメタにブラックとクリアーオレンジを調色したものを

塗装しました。
タイヤレターはクレオスのシルバーを下塗りしてから、タミヤエナメルのホワイトを
筆塗りしました。

以上でホイールの製作は終了しました。

では、今週はこの辺で~(´ー`)/~~

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2015年12月11日 (金)

皆さんこんにちは(^-^)

さて、今週もディテールアップの続きで、主にコックピットの製作を手がけました。
特に私が1番に拘りたかったメーターパネルの製作となります。

では、早速製作状況の紹介です。

010写真①
パーツとしての各部の再現は当時のキットとしては申し分のないできなのですが、
実車にできる限り近づけたいということで、まずは赤〇のメーター部分を潔く削り取り
同径の穴を開けました。
黄〇は各スイッチやインジケーターなどで、これも新たにスイッチを作り直すために
切り取り穴を開けました。

写真②
今回のRA273のキットで当時発売されていたキットには無かったメタルエッチングが
付属しています。
その中で赤枠の部分がメーターリングとして使われます。
しかし、実車はここまでキラキラしたリングではないので、エッチングのリングを使用
するかしないか迷ったのですが、模型としての見栄えも考慮して今回はエッチングを
使いました。

写真③
メーター部分の製作が終了したところです。
加工箇所として、メーターパネルの上にガラス部分を透明プラ板を追加してみました。
製作の工程は今回ここでは紹介していませんが、前回メルセデス・ベンツ300SL
の製作http://sujiboridokakugen.lekumo.biz/carmodel/2015/05/3300sl-26af.htmlで紹介していますので、そちらを参照して下さればと思います。

写真④
インジケーターは1mmのプラ棒をタミヤエナメルのレッドで塗装したものを取り付けました。
スイッチは1mmのプラ棒の先端を熱したマイナスドライバーを押し当てて実車と同型の
スイッチを製作してみました。スイッチの付け根の六角ボルトは余っていたエッチング
パーツを使っています。

以上でメーターパネルの製作が終わり、車体に取り付けた状態です。

011

シンプルながらもちゃんと存在感のあるメーターパネルに仕上がったと思います。
こうして見るとメタルエッチングのメーターリングが良いアクセントになったので
結果的に成功だと思います。

続いてシートなどの取り付けを紹介します。

016真①
シート下のおそらく燃料タンクであろう部分もしっかり再現されております。
さすがタミヤさんですね~(´∀`)

写真②
シートを取り付けた状態ですが、何か物足りないと思ったら、シートベルトがないんですね。
当時のF1は火災で素早く脱出できるようにシートベルトを義務付けられていませんでしたが
1968年にジム・クラークがレース中のクラッシュで車外に飛ばされ死亡したことで、
それ以降シートベルトの装着が義務付けされたそうです。
やっぱりシートベルトって大事ですね。

写真③
ハンドルのスポーク部分はエッチングパーツを使用しています。
エッチングパーツのままだと不自然に光沢が出すぎるので、クレオスのシルバーで
塗装しました。
メーターリングが光沢なので、あえてハンドルスポークの艶を消すことで落ち着いた
雰囲気になったのではないかと思います。

写真④
コックピットの完成です。
全体的に無骨でシンプルな印象が強いものの、これこそが当時の最先端であり
速さを追求していった形なんでしょうね。
1度でいいからシートに座ってみたいですね。


という事でコックピットの製作をとディテールアップを紹介させていただきましたが
いかがでしたでしょうか?
メーターパネルの製作は色々な車種に応用できると思うので、試してみてくださいね。
特に旧車などにはいいかと思います。


来週もまたここでお会いしましょう

では、また来週~(´ー`)/~~





ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2015年12月 4日 (金)

皆さんこんにちは~

まだまだ先が見えないRA273の製作でございます。

先週まではボディーの製作から塗装までの紹介でした。
これからの製作記は主に部分的なディテールアップ等に焦点を置いて紹介していきたい
と考えています。


という事で今回はボディーパーツのフロトノーズとバックミラーの製作を紹介していきたいと
思います。

050 まずはフロントノーズです。
写真①
上塗り、ウレタン塗装の工程を経てバフレックスでデカールの段差を消しつつ平滑な面を
形成してから静芯に取り付けたマイクロポリッシャーシステムコンパウンドをつけながら
艶が出るまで磨きました。
カーモデルにおいて一番重要視されるのが磨きとされていると私は思っていて
同時に一番大変な作業が磨いきだと痛感しています。
今まで数え切れないほどカーモデルを製作してきましたが、磨きの工程は一番
神経と時間を費やす作業で大変でした。
しかし、現在では静芯とマイクロポリッシャー、システムコンパウンドという三種の神器
のおかげで短時間で素晴らしい仕上がりを得ることができました。
もちろん使用にあたって慣れは必要ですが、使いこなせれば満足出来る
アイテムだと思います。

写真②
HONDAのエンブレムはメタルパーツにデカールを貼るようになっていますが
ウレタンクリアーを塗装してエンブレムらしさを出すためにクリア層で厚みを出してます。

写真③
ゴミなどが入り込まないように実車同様にメッシュを再現していましす。
こちらはキット付属のメッシュをホワイトに塗装して組み込みました。

写真④
ディテールアップパーツとしてエッチング製のカウルファスナーとマイナスネジを取り付けました。
些細なパーツですが、手軽で効果的なのでお奨めです。
以上でフロントノーズは完成となりました。

続いてミラーの製作を紹介していと思います。

05 写真①
実車の写真になりますが、ミラー面がキットのものと違うことに気づきました。

写真②
キットではかなり奥まったところにミラー面があります。
やはりここは実車に近い製作をしたいので、新たにミラー面を作ることにしました。

写真③
とはいったものの何を使ってメタルエッチングに引けを取らない鏡面を再現できるもの
を考えた結果、ジャンクパーツのエッチングを丸く切り取って表面を1000#~3000#の
ペーパーで研磨して丹念に磨来ました。
最終的にメタルエッチングに引けを取らない仕上がりになりました。
ここでも私の三種の神器を使っています(^-^)

写真④
ミラー本体に取り付けました。
仕上がりとしては満足できるレベルだと思いますが、もう少しミラー本体に
入り込むように外径を削って調整したいと思います。

という事で今週はここまでです。
ディテールアップは順不同で随時紹介させていただきますのでどうぞ今後の
製作記もよろしくお願いいたします。

ではまた来週~(´ー`)/~~

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2015年11月27日 (金)

皆さんこんにちは(´∀`)

先週は諸事情によりまこっちゃんのカーモデル製作記の休載させていただきました。
連載を楽しみにされている方々には大変申し訳ありませんでした。

今週からまた頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。

いよいよボディーの製作も終盤に差し掛かり、やっと塗装にこぎつけました。
ここまで来るとほぼボディーの製作だけで7割は完成したような気になってしまうほどでした。
実際ここまで修正と加工が続き、内心きちっと完成させれるのかと不安になったりもしました。

でもなんとか形になってくれたので一安心です(*´∀`*)

という事でボディー塗装の工程について紹介していきたいと思います。

045_2写真①
まずはボディーにサフェーサーを吹いてボディーの表面を整えます。
サフェーサーはさすがに大柄なボディーはブラシで吹くより缶の方が早いので
今回はタミヤの缶スプレーのサフェーサーホワイトを吹きました。
リベットなどのモールドが埋まってしまうような厚吹きにならないよう薄く3~4回程度
途中で中研ぎしながら塗り重ねました。

写真②
本塗装です。
RA273は完全なホワイトではなく、若干黄色味がかったホワイトです。
説明書の指定ではレーシングホワイトになっていましたが、若干黄色味が強かったので
自分で調色したホワイトを吹きました。
ベースはクレオスのグランプリホワイトで、そこにクレオスのダークイエローを少量混ぜて
います。
資料を眺めていると当時の車体や、レストアした車両で色合いが微妙に違っていますが
今回は私のイメージも踏まえた調色で塗装しました。

写真③
デカールを張った状態です。
デカールはさほど問題なく貼ることができましたが、少々デカールが堅い印象があり
マークセッターを使ったり、以前から製作記で紹介している綿棒とハンダゴテの合わせ技
で貼り終えました。
シンプルではありますが、デカールが入るだけで格好良いと思うのは私だけですかね?
因みにコックピットをマスキングしている理由は、これからのウレタン塗装に備えての事
です。
コックピット内部はセミグロスブラックで塗装するのですが、ウレタンクリアーのミストが
入り込んで表面がザラついてしまわないようにするための処置です。

写真④
最終仕上げのウレタン塗装です。

ここまできて始めてボディーの完成を実感できました。
これから他にもやることはあるんですが、ひとまずこれで安心です。

しばしウレタンクリアーの乾燥を待ちわびつつ、他のパーツの製作を進めていく事
にしようと思います。

では、今週はこの辺で(´ー`)/~~


ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2015年11月20日 (金)

本日を公開予定しておりました『第4回 タミヤ1/12 HONDA RA273 ボディー塗装編』は
都合により休載とさせていただきます。


ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

今後とも『まこっちゃんのカーモデル製作記』をよろしくお願い致します。


ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2015年11月13日 (金)

皆さんこんにちは(´∀`)

またまた今週もボディー修正についての紹介です(^^;

気になる修正箇所が後からいろいろと出てきたので、せっかくなので紹介してみたいと思います

021 写真①
ボディは上下左右のパネルを組み合わせて1つのボディーになるのですが、
やはり旧キットだけあって歪みなどのせいでパネル同士が合わない箇所が出てきます。
ここはかなり目立つ箇所でもあるのでしっかりと修正したいと思います。

写真②
パネルのすり合わせを開始するにあたってモールドのリベットが邪魔になってしまうので
一旦切り飛ばしパネルの修正が終わってから再度リベットを復活させてみたいと思います。

写真③
リベットがあった部分に0.5mmのピンバイスで穴を開けて0.5mmのプラ棒を差し込んで
接着します。

写真④
リベットの頭が揃うように削っていきます。
最終的に頭が丸くなるようにスポンジヤスリで削っています。

次にボディーとカウルの接合部分の加工を紹介します。

026 写真①
フロントカウルの加工ポイントはダクト前にモールドとして2箇所存在している
カウル固定用のファスナーをエッチングの別パーツに置き換えることと、
カウル後部にあるボディーとカウルをつなぐ部分の加工です。

写真②
キットではビスを使ってカウルを固定する仕組みになっています。
正直このままの状態ではあまりにもスケール感を損なってしまうので、
今回はビスを使わずにカウル側をオス、ボディー側をメスにして差込でカウルを
脱着できるように加工します。

写真③

カウル側は1.2mm厚のプラ板をメス側の幅に合わせて写真のように接着します。
合わせてネジが入る部分もこの時に埋めておきます。

写真④
ボディー側の加工は元々あったビスを受ける金属製のブラケットが入る部分の穴をメス側
として利用することにしました。

これでビスを使わずに差し込み式の連結部分が完成しました。

続いてボディー全体を通して気になった箇所の修正を紹介していきます。

040 写真①
上の矢印は上部パネルを置いたときに収まりが悪く隙間ができてしまうので、プラ材を
接着して土台を作りました。
下側の矢印は、フロアパネルと隙間がかなりあったのでプラ板を当てて塞ぎました。

写真②
加工後になります。
これだけの作業ですが、完成後の印象はかなり違ったものになると思います。

写真③
調整しながら作業をしていてどうも左右の辻褄が合わないと難儀していたら、案の定
左右の形状が違っていました(^^;
右側に合わせて左側をプラ板で足りない部分を作成しました。

写真④
修正と加工が無事に完了しましたヽ(´▽`)/

ようやく修正等が終わってこれから塗装の段階に入ることができそうです。
昔のキットではこのようなことはありがちな不具合でしたが、元々は優良なキット
であり金型の経年劣化はどうしようもないので、自分の手で手を加えて
あるべき姿にしていくのも模型製作の醍醐味と私は捉えています。

次回はいよいよ塗装の工程に写っていきたいと思いますので、
来週もよろしくお願いします。

では今日はこのへんで(´ー`)/~~




ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2015年11月 6日 (金)

皆さんこんにちは(´∀`)

11月に入りましたね~
早いものでこの『まこっちゃんのカーモデル製作記』も1年を迎えることができました。
これも拙い製作記を温かい目でご覧いただいている皆様のおかげだと
大変感謝しております。


ブログを始めた当初は自分の模型製作を観てもらうという事がすごく不安でした。
大半が自分の好みと自分なりの技法で製作しているので、果たして製作の参考に
なっていたりするのだろうかと思っていました。

しかしブログを続けながら感じたことは、このブログを観て参考にというより、少しでも
模型に興味を持って頂けたり模型製作をやってみたいと思うきっかけになって
頂けれ
ばこれ以上の嬉しいこと
はないんじゃないかと最近思います。

これからもどんどんいろんなジャンルの車やバイクの製作をしていきたいと思いますので

観ていただいている皆様の製作の何かしらのお手伝いができてるようなブログにしていきたい
と思いますので今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

という事で今週はRA273のボディーの製作についての紹介をしていきたいと思います。

05 RAのボディはアルミ製のモノコックに外板がリベットで固定されています。
一見すると飛行機の外板を思わせる作りですね。

写真①
リベットもモールドで再現されていますが、塗装で埋まってしまいそうな
くらい浅いモールドなのでここは彫りな直すことにしました。

写真②
最初は先の鋭い針で試しましたが、綺麗な円のスジ彫りができなかったので、
試しに外径0.8mmの真鍮パイプをピンバイスに取り付けてみました。

写真③
思った以上に綺麗なスジ彫りができました。
しかも1つ当たりの完了時間も短縮できたのでこの方法は今後も何かと使えそうです。

写真④
丸いパネルラインも0.15mmのタガネを使ってスジ彫りしました。

RAのボディーパーツは大まかにこのような分割になっています。

010写真①・②・③
ボディー外部とコックピットの内側部分を接着したところ、やはり多少の歪みがあったので、
段差を修正しました。


写真④
ボディー上部のエアーインテーク部分などです。
各パーツに0.5mmの穴を開けていますがここには後にディテールアップでリベットを
取り付ける予定でいます。

続いてボディー後部のサスペンションを取り付けるリアのバルクヘッド部分の修正と加工です。

015 写真①
パーツは2枚のパーツを合わせて接着しましたが、どうしてもズレが生じてしまい
結果的に赤丸の部分がずれた形になってしましました。

写真②
ずれた部分を切り取ってピンバイスで1.2mmの穴を開けてプラ棒を通して接着しました。

写真③
プラ棒が飛び出した部分を綺麗に整形して完成しました。
ものすごう些細な部分ですが、完成後のクォリティを考えて修正しています。
ビッグスケールだと以外に目に付く部分でもあります。

写真④
パーツの断面が直角ではないので、パーツを合わせると修正前のように平らな面に
なりません。
ここでセラフィニッシャーを使って平に修正しました。

という感じでまだまだボデーの修正は続いていきます。
やはり見た目よりも修正が必要な箇所があり思っていたより進みませんでした。
仮組み、すり合わせ、修正と地道な作業の繰り返しですが、完成のクォリティを
思えば大事な作業なので、しっかりと作業していきたいと思います。

では、また来週(´ー`)/~~





ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

 



2015年10月30日 (金)

みなさんこんにちは(´∀`)

気づけば10月も終わってしまうんですね~
最近ではあちらこちらで雪も降っているみたいですし・・・
厳しい季節の到来ですね。
今年も越すところ2ヶ月ほどですが、寒さに負けず2015年を元気に乗り切りたいと思います。

さて、今週から新たに始まる製作の題材はタミヤ1/12 HONDA RA273です。

以前から気になっていたキットではありながら、機会を逃していたキットでもあります。
個人的に1/12のビッグスケールに興味があり、何台か積んでありますが
RA273は自分にとっては異色のキットという事でその分楽しんで製作してみたいと思います。

では早速パーツの紹介に入りたいと思います。

05_2 

010

このキットが最初に発売されたのが1967年、既に48年も経っています。
今回のキットは再販品で、追加のディテールアップパーツを除けば当時と同じクオリティー
で形成されたパーツです。
パーツの成型はさほど問題ないとは思いますが、多少ズレやバリが目立ちます。
修正は最小限ので終わりそうです。
思ったよりパーツ点数が少ないですが効率の良いパーツ構成で製作がスムーズに
できそうです。
RA273が発売された際にHONDAの社内で企業秘密の塊のマシンがここまで
再現されていると物議を醸す程の精密な再現だったそうです。
私が生まれる前ですが、当時のタミヤのクォリティーの素晴らしさがわかる

エピソードですね。

続いて新規パーツの紹介です。

015 写真①
デカールはカルトグラフ製ではないみたいですが、新たに再販されたものなので
色合い等は全く問題ないようです。
ゼッケンも3種類から選んで製作できるようになっています。

写真②
ブレーキローター等のエッチングパーツです。
今では質感を再現するには欠かせないアイテムですね。

写真③
挽物のファンネルです。
こういうアイテムは製作を更にそそりますね~

写真④
インレットマークです。
ミラーやエンブレム、メーターリングが再現できます。

というような構成でRA273のパーツを紹介しました。
次週から製作に入っていきますので、完成までお付き合いくだされば
ありがたいと思います。

では今週はこのへんで(´ー`)/~~





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