2014年11月21日 (金)

第3回 ラフェラーリカーボンデカール その1

日を追うごとに寒さもましてきた今日この頃、平野部でも場所によっては雪が降っています。
そろそろ私の車もスタッドレスに交換しなければと考えてます。

この時期は寒くて何をするのも乗り気にはなれませんが、模型だけは俄然やる気に満ちてます!(笑)



さて今回はカーボンデカール貼りについて紹介していきたいと思います。
今まで数々の作品を振り返ってみると何かしらカーボンデカールを使った物が多い気がします。
特に最近のレーシングカーはカーボン素材を多用しているので、キットも必然的にカーボンデカールを貼った方がより『リアル』な作品になります。

各メーカーさんからも多種多様なデカールがリリースされています。
それだけ需要があるということなんでしょうね。
そんな中で今回はタミヤから発売されているラフェラーリ カーボンスライドマークセットを使ってリアルに仕上げてみようと思います。

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自分で形を合わせて切り出さなくてもいいように分割してあるところがいいですね。
これだけで作業時間が相当短縮されるのでこの配慮は助かりますね。

さて続いて私が普段デカールを貼る時に使っている道具も紹介しちゃいます。


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まずはデカールの切り出しにはタミヤクラフトツールのデカールバサミとオルファの細工カッター(角度30°)を使っています。
特に細工カッターは刃先が見やすいので今回の複雑で余白の狭いデカールには非常に向いていますね。
次にデカールを定着させるために私はハンダゴテを使っています。
使い方としては、水に浸した綿棒をハンダゴテで温めて貼ったデカールの上から綿棒を転がすようにして曲面になじませる方法です。
この方法でかなり難しい曲面も比較的簡単に貼ることができます。
しかし今回のラフェラーリ専用デカールは少し糊が弱くデカール自体にしなやかさが足りないので、私が普段愛用しているMr.マークセッターも使いました。
Mr.マークセッターはデカールを柔らかくする他に定着を助ける用途もあるので、曲面などの複雑な形の物に貼る時は非常に便利なアイテムです。

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しかし、デカール軟化剤は塗りすぎると希にデカールを溶かしてしまう事があるので注意が必要です。
特に古いキットに付属しているデカールは溶けやすい事があります。
使用する際はデカールとの相性を事前に知っておく必要があります。

といった感じで今回は私なりのデカールの貼り方について紹介させていただきました。デカールの貼り方や道具など参考にできるものがあれば、試していただけたらと思います。

次週は今回貼ったデカールに更なる加工を施した状況を紹介したいと思いますのでお楽しみに。



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