2015年12月

2015年12月25日 (金)

皆さんこんにちは~(´∀`)

2015年も残すところ1週間を切りましたね。
皆さん年越しを迎えるにあたって忙しい日々を過ごしていることでしょうね。

私もいろいろ年越しの準備に追われながら日々奮闘してます(;´∀`)

そんな中で着々と完成に向かっているRA273であります。

ということで今週の製作は足廻りの製作について紹介してみたいと思います。

まずはディスクローターのディテールアップーです。

020_2写真①
エッチング製のディスクローターです。
もちろんこのまま使用しても十分質感を得られるのですが、もうひと手間を加えて
使用感を再現してみたいと思います。

写真②
まずは道具の製作からですが、まずはヤスリボールの軸とサークルカッタで切り出した
プラ板を写真のように取り付け、両面テープを貼って完成です。

写真③
円盤に合わせてエッチングを取り付けます。
これを静芯に取り付けてあまり早すぎない回転で回し、そこに400#のサンドペーパー
を押し当ててアタリをつけます。

写真④
左が加工前、右が加工後です。
かなり印象が違って見えるようになりました。

続いて足廻りのパーツをボディに取り付けた状態です。

055 写真①・②
フロント側のラジエーターやブレーキのマスターシリンダーなども再現されており、
完成後もカウルを開けることで見ることができます。

写真③
リア側ですサスペンションは実際に可動します。

写真④
カウルをつけた状態です。

以上今週の製作は以上です。

ということで、今年度の製作記は今日が最終となりました。
予定では年内完成予定でしたが、どうも来年に持ち越しになってしまったので
2016年も最後までお付き合いしていただけたらと思います。

今年も一年私の拙いブログを見ていただいた方に心より感謝申し上げます。
来年も益々製作記に励んでいきたいと考えていますので、どうぞ来年も
温かく見守っていいただければと思います。

では今週はこの辺で~~~(´ー`)/~~
皆様良いお年を~~~!!




ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂




2015年12月18日 (金)

皆さんこんにちは(´∀`)

今年も残すところ2週間となりました。
なんだかあっという間に今年も過ぎ去ろうとしています。

年末を迎える間何かと忙しくなるのは毎年の事ですが、それに負けぬよう皆さんも
体には気をつけて今年を無事に乗り切ってくださいね(^-^)

では今週もRA273の製作です。
今回の作業内容はホイールの加工と修正を主に紹介します。

005 写真①
ホイールは2ピースで構成されています。
メッキが施されていたのですが、塗装するにあたり、あらかじめ台所用漂白剤でメッキを
落としてあります。

写真②
仮組みしてみたところ、タイヤとホイールが上手く収まらないことが発覚しました。

写真③
強引にリムに合わせてタイヤを引っ張るとタイヤの中央部分が凹んでしまいます。

写真④
という事でタイヤの加工は無理ということで、ホイールの幅を詰めてタイヤの幅に
合わせるために2mm程ホイールをカットしました。(前後共に)

続いてタイヤの形を整えるための作業です。

010写真①
タイヤが中空なので変形が容易に起きるのを防ぐために、柔らかいスポンジ(グレー)
堅いスポンジ(ブラック)をタイヤの中に仕込むことにしました。
RCカーのタイヤの応用といった感じでしょうか。

写真②
柔らかいスポンジ、硬いスポンジの順番に入れた状態です。

写真③
先ほどのカットしたリムと組んだ状態です。
タイヤが無理なくちゃんとリムに沿って収まっています。

写真④
左が加工前、右が加工後です。
タイヤの中央の凹みも改善されました。

正直かなり思いつきな作業でしたが、簡単に修正できて一安心です。

では次にホイールの塗装とディテールアップです。

015写真①
タイヤバルブは切り取って挽物のバルブへと交換したいと思います。

写真②
トップスタジオ製のエアーバルブです。

写真③
ホイールに取り付けた状態です。
些細なパーツですが、意外と存在感があるパーツです。

写真④
ホイールの色はガイアノーツのガンメタにブラックとクリアーオレンジを調色したものを

塗装しました。
タイヤレターはクレオスのシルバーを下塗りしてから、タミヤエナメルのホワイトを
筆塗りしました。

以上でホイールの製作は終了しました。

では、今週はこの辺で~(´ー`)/~~

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2015年12月11日 (金)

皆さんこんにちは(^-^)

さて、今週もディテールアップの続きで、主にコックピットの製作を手がけました。
特に私が1番に拘りたかったメーターパネルの製作となります。

では、早速製作状況の紹介です。

010写真①
パーツとしての各部の再現は当時のキットとしては申し分のないできなのですが、
実車にできる限り近づけたいということで、まずは赤〇のメーター部分を潔く削り取り
同径の穴を開けました。
黄〇は各スイッチやインジケーターなどで、これも新たにスイッチを作り直すために
切り取り穴を開けました。

写真②
今回のRA273のキットで当時発売されていたキットには無かったメタルエッチングが
付属しています。
その中で赤枠の部分がメーターリングとして使われます。
しかし、実車はここまでキラキラしたリングではないので、エッチングのリングを使用
するかしないか迷ったのですが、模型としての見栄えも考慮して今回はエッチングを
使いました。

写真③
メーター部分の製作が終了したところです。
加工箇所として、メーターパネルの上にガラス部分を透明プラ板を追加してみました。
製作の工程は今回ここでは紹介していませんが、前回メルセデス・ベンツ300SL
の製作http://sujiboridokakugen.lekumo.biz/carmodel/2015/05/3300sl-26af.htmlで紹介していますので、そちらを参照して下さればと思います。

写真④
インジケーターは1mmのプラ棒をタミヤエナメルのレッドで塗装したものを取り付けました。
スイッチは1mmのプラ棒の先端を熱したマイナスドライバーを押し当てて実車と同型の
スイッチを製作してみました。スイッチの付け根の六角ボルトは余っていたエッチング
パーツを使っています。

以上でメーターパネルの製作が終わり、車体に取り付けた状態です。

011

シンプルながらもちゃんと存在感のあるメーターパネルに仕上がったと思います。
こうして見るとメタルエッチングのメーターリングが良いアクセントになったので
結果的に成功だと思います。

続いてシートなどの取り付けを紹介します。

016真①
シート下のおそらく燃料タンクであろう部分もしっかり再現されております。
さすがタミヤさんですね~(´∀`)

写真②
シートを取り付けた状態ですが、何か物足りないと思ったら、シートベルトがないんですね。
当時のF1は火災で素早く脱出できるようにシートベルトを義務付けられていませんでしたが
1968年にジム・クラークがレース中のクラッシュで車外に飛ばされ死亡したことで、
それ以降シートベルトの装着が義務付けされたそうです。
やっぱりシートベルトって大事ですね。

写真③
ハンドルのスポーク部分はエッチングパーツを使用しています。
エッチングパーツのままだと不自然に光沢が出すぎるので、クレオスのシルバーで
塗装しました。
メーターリングが光沢なので、あえてハンドルスポークの艶を消すことで落ち着いた
雰囲気になったのではないかと思います。

写真④
コックピットの完成です。
全体的に無骨でシンプルな印象が強いものの、これこそが当時の最先端であり
速さを追求していった形なんでしょうね。
1度でいいからシートに座ってみたいですね。


という事でコックピットの製作をとディテールアップを紹介させていただきましたが
いかがでしたでしょうか?
メーターパネルの製作は色々な車種に応用できると思うので、試してみてくださいね。
特に旧車などにはいいかと思います。


来週もまたここでお会いしましょう

では、また来週~(´ー`)/~~





ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2015年12月 4日 (金)

皆さんこんにちは~

まだまだ先が見えないRA273の製作でございます。

先週まではボディーの製作から塗装までの紹介でした。
これからの製作記は主に部分的なディテールアップ等に焦点を置いて紹介していきたい
と考えています。


という事で今回はボディーパーツのフロトノーズとバックミラーの製作を紹介していきたいと
思います。

050 まずはフロントノーズです。
写真①
上塗り、ウレタン塗装の工程を経てバフレックスでデカールの段差を消しつつ平滑な面を
形成してから静芯に取り付けたマイクロポリッシャーシステムコンパウンドをつけながら
艶が出るまで磨きました。
カーモデルにおいて一番重要視されるのが磨きとされていると私は思っていて
同時に一番大変な作業が磨いきだと痛感しています。
今まで数え切れないほどカーモデルを製作してきましたが、磨きの工程は一番
神経と時間を費やす作業で大変でした。
しかし、現在では静芯とマイクロポリッシャー、システムコンパウンドという三種の神器
のおかげで短時間で素晴らしい仕上がりを得ることができました。
もちろん使用にあたって慣れは必要ですが、使いこなせれば満足出来る
アイテムだと思います。

写真②
HONDAのエンブレムはメタルパーツにデカールを貼るようになっていますが
ウレタンクリアーを塗装してエンブレムらしさを出すためにクリア層で厚みを出してます。

写真③
ゴミなどが入り込まないように実車同様にメッシュを再現していましす。
こちらはキット付属のメッシュをホワイトに塗装して組み込みました。

写真④
ディテールアップパーツとしてエッチング製のカウルファスナーとマイナスネジを取り付けました。
些細なパーツですが、手軽で効果的なのでお奨めです。
以上でフロントノーズは完成となりました。

続いてミラーの製作を紹介していと思います。

05 写真①
実車の写真になりますが、ミラー面がキットのものと違うことに気づきました。

写真②
キットではかなり奥まったところにミラー面があります。
やはりここは実車に近い製作をしたいので、新たにミラー面を作ることにしました。

写真③
とはいったものの何を使ってメタルエッチングに引けを取らない鏡面を再現できるもの
を考えた結果、ジャンクパーツのエッチングを丸く切り取って表面を1000#~3000#の
ペーパーで研磨して丹念に磨来ました。
最終的にメタルエッチングに引けを取らない仕上がりになりました。
ここでも私の三種の神器を使っています(^-^)

写真④
ミラー本体に取り付けました。
仕上がりとしては満足できるレベルだと思いますが、もう少しミラー本体に
入り込むように外径を削って調整したいと思います。

という事で今週はここまでです。
ディテールアップは順不同で随時紹介させていただきますのでどうぞ今後の
製作記もよろしくお願いいたします。

ではまた来週~(´ー`)/~~

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂