2016年9月

2016年9月24日 (土)

皆さんこんにちは(o^^o)

今週はアルファロメオのボディーの製作から完成までを紹介して
いきたいと思います。

まずは、ボディーのディテールアップについて紹介したいと思います。

05写真①
ボディーパーツのコンディションはとてもいいです。
ただ、パーティングラインやひけがあるので、パテなどで
修正が必要です。

写真②
今回ディテールアップが集中しそうなボンネット部分です。

写真③
フロントフェンダーにあるボンネットを固定するファスナー
がモールドになっているのですが、この部分をエッチング
に置き換えようと思います。

写真④
フロントグリルはモールドによって再現されていますが、
エッチングパーツに置き換えます。

続いてヘッドライトの加工を紹介したいと思います。

010 写真①
この部分は製作する前から実は気になっていた箇所で
今回の製作までどうしようか迷っていた部分です。
この部分のの上から更にライトレンズが被るので、
ライト部分を塗装鶴だけでもさほど気にならないのかとも
思いましたが、最後まで悩んだ結果ライトを別パーツに
したいと踏み切りました。

写真②
まずはライト本体の製作ですが、今回は簡易ヒートプレス
で作ってみました。
まずは先端が丸い形状の棒などを探します。
私が使用したのは筆の頭です。

筆を万力などで固定して、そこに熱したプラ板を押しつけます。

写真③
形を整えて真ん中の部分にプラ棒でバルブを再現しました。

写真④
塗装ではライトの部分がシルバーで周りがセミグロスブラック
という指定ですが、別パーツ化することで塗装がしやすくなり
更に見栄えも良くなったと思います。

そしてお次はボディーの塗装です。

015 写真①
ボディ色がレッドという事で、発色を良くするために
フィニッシャーズのファンデーションピンクを下地に
吹きました。

写真②
キットでのボディー色の指示ではイタリアンレッドですが
イメージ的に少し深い赤のような気がしたので、
フィニッシャーズのデープレッドを塗装しました。

写真③
デカールは非常に貼りやすいのですが、ボディーのサイド
部分においてはプレスラインが多く、しっかりとデカールを
定着させないとクリアーを吹いたときにデカールが浮いてしまう
ので、デカールは軟化剤などを使用して定着させます。

写真④
デカールが完全に乾燥させ、ウレタンクリアーを吹きました。
デカールの段差を消すために研ぎ出しをするので、普段より
多めにクリアーを吹きました。

以上、ボディーの製作でした。
後はそれぞれ細かいパーツを取り付けて完成となります。

では、完成したアルファロメオがこちらです。

05_2

010_2

015_2 
赤、白、黒のコントラストのカラーリングで、どちらかと言うと
控えめなデカールなのですがどこか印象的なマシンだと思います。

このシリーズでイエーガーマイスターやマルティニなどが
リリースされているので、並べて見比べてみるのもかっこいい
と思います。



さて、前回の冒頭に述べましたが、このアルファロメオ
の製作をもちましてまこっちゃんのカーモデル製作記を
終了させていただきます。

1年と10ヵ月に渡って車8台、バイク4台の製作記を
スジボリ堂のHPで担当させていただきました。

毎回ブログを楽しみにしていただいた方や応援していただいた
方達に心からの感謝を申し上げます。

このブログを通じて模型の楽しさや醍醐味が見ていただいた
方々に少しでも
伝わってくれると嬉しく思います。

最後になってしまいましたが、これからも皆様には楽しい
模型ライフを過ごしていただければと思います。

そしてスジボリ堂の素晴らしい製品をこれからもどうぞ
よろしくお願いいたします。

それではみなさん、今までまこっちゃんのカーモデル
製作記を応援していただき本当にありがとうございました。

"(@´▽`@)ノ""" バイバーイ

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2016年9月 9日 (金)

皆さんこんにちは。

先月から約一カ月の間諸事情により休載してしまい申し訳
ありません。

そして冒頭からではありますが、今回のアルファロメオの
製作記を次回の掲載をもちましてブログを終了させて
いただくことになりました。


諸事情によりブログを継続することができなくなり
色々悩みましたが終了という決断に至りました。

今まで応援してくださった方々に厚く御礼を申し上げたいと
思います。

それでは今週の製作について紹介していきたいと思います。

今回は室内の製作とディテールアップについてです。

01今回はキットのパーツとHOBBY designのパーツ
を使用して仕上げました。


完成した画像がこちらです。

06写真①
左側がキットのパーツで右がHobby designのパーツ
のなります。
エッチングとレジンのパーツなので塗装ご剥離しないように
レジンは離型剤が付いている場合があり、そのまま塗装
してしまうと剥がれるので丹念に洗剤で離型剤を落とします。

エッチングはしっかりとペーパーで足付けをしておきます。
それぞれ下処理が完成したら、メタルプライマー⇒サフ
⇒上塗りと進めていきます。

写真②
エッチングにはあらかじめカーボンデカールを貼り、
その上に電装パーツを接着してあります。

写真③・④
電装パーツに0.4mmのコードを使って配線を再現しました。
配線の配置が正しいとは言えませんが、ここは雰囲気重視
でやってみました。

電装パーツが別パーツ化によりカーボンデカールが
貼りやすくなり、電装パーツの塗り分けもしやすく
綺麗に仕上げることができました。

もしキットのパーツを使うのであればボードをプラ板で製作
してみるのも一つの手段かもしれないですね。

続いて運転席周辺の製作とディテールアップです。

011 写真①
スタビライザーの調整レバーです。
左がキット、右がエッチングになります。
繊細な形状や質感が運転席周辺の良いアクセント
になるパーツです。

写真②
シート横に取り付けられます。
配線も再現してみました。
しかし後にパーツが色々取り付けられるにつれて
ほとんど見えなくなってしまうという残念な結果に
なります・・・

写真③
ダッシュパネルにはカーボンデカールを全面に
貼りつけました。
赤く囲った部分はトグルスイッチなのですが、
これもHobby designに付属している金属パーツ
を使用しています。

写真④
シートベルトはキットではデカールで再現されていますが、
ここもHobby designのシートベルトパーツを使って
立体的に再現しました。

以上で内装のディテールアップと製作が完了しました。
キットのままだとかなりあっさりとした感じに仕上がり
そうでしたが、ディテールアップパーツを使用することで
レースカーの雰囲気を再現できたのかなと思います。

では全体の完成写真がこちらです。

016 ボディを被せると覗きこまなければ見ることができませんが、
やはり全体にくまなく手が入っていることに意義があると
常々感じています。

特にカーモデルは外装と内装は表裏一体なので、
妥協せずに製作するようにしています。

という事で今週はここまでとなります。
冒頭でも書きましたが、次回をもって終了になりますので

どうぞ最後の最後までお付き合いいただければ
幸いに思います。

ではまた来週(^.^)/~~~






ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂