2015年1月16日 (金)

第2回 ヨシムラ 隼 製作記 下処理編

年が明けてから2週間が経ちました。
長い休みのおかげでリフレッシュできてはいるものの、体が少々鈍ってます・・・(^^;
調子を取り戻すまで今週いっぱいかかりそうな気がしますね。
例年に比べて雪も少なく、天気の良い穏やかな日々をありがたく過ごしてます。
我が家の模型部屋も毎年この時期は寒くて作業が億劫になるのですが、今年に限っては
暖かい部屋の中で製作している事もあって順調に進んでおります。

それでは前回に続き今回はパーツの下処理に付いて紹介していこうと思います。
前回はランナーからパーツを切り取ってそれぞれ小分けにしたところまででした。
では、写真毎に説明していきましょう。

06
写真①
ランナー毎にパーツを分けた状態です。
写真②
セラフィニッシャーを使ってパーティングラインを消していきます。
写真③
今回は一部のメッキパーツに追加加工をする予定だったので、
メッキ処理されたフレームなどのパーツはすべて塩素系の漂白剤で
メッキを落として再度塗装し直すことにしました。
写真④
パーツの下処理が終わり、再度袋に戻して保管してます。
続いてこのパーツ達の塗装前の下処理をしていきます。
大小さまざまで、割と複雑なパーツがバイクには多く、一つ一つペーパーでサンディング
していくのは非常に大変な作業ですよね。
私もこの時ばかりは毎回のようにしんどさを覚えます・・・
そんなことで今回はちょっと珍しい道具を使って塗装前の下処理をやってみました。

07 サンドブラスト スターターキットエアーキャビネットです。
原理としてはメディア(粒子状の研磨剤)をエアーで吹き付けるといった感じです。
これによって通常ではペーパーの入らない部分も簡単に表面処理ができます。
また、均一な表面処理ができるので、塗装面に不要なペーパー目がでることもなく
綺麗な表面処理が可能です。

012

017 作業も簡単でモールドもしっかり残っているのがご確認頂けるでしょうか?
これだけしっかり表面処理ができて、しかも一つのパーかかる所要時間はほんの数十秒です。
作業の時間短縮にはとても有難いアイテムだと思います。
ただしゲート処理やパーティングラインまでは消せないので、あらかじめそれらの処理を
終えてからサンドブラストをかけたほうがいいですね。
あとボディーなどもヒケや歪み等の処理をしてからサンドブラストといった感じにしたほうが
いいです。

018サンドブラストで表面処理した場合は必ず細かい所に入り込んだメディアを水洗いなどをして
綺麗に除去してください。

といった感じでひと通りの処理が終わったパーツ達であります。
次回からは随時パーツの塗装、組み付けやディテールの追加状況などについて
紹介していきたいと思います。

ではまた来週~~(*´∀`*)





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