2015年7月24日 (金)

第2回 ランボルギーニ アヴェンタドール ボディー編

皆さんこんにちは(´∀`*)

始まりましたアヴェンタドールの製作!
まずはボディーの修正から紹介していきたいと思います。


アヴェンタドールのボディーは複数の複雑なパーツで構成されているので、
組み上げた時のパーツ同士の『合い』が気になります。
パーツ形状が複雑になればなるほどパーツの精度が求められます、
特にアヴェンタドールのようにエッジのきいたパネルラインの繋がりや
チリ合わせは今回のボディー製作の重要な作業になりそうです。

という事で製作状況をご覧いただきたいと思います。

05写真①
リア側エンジンフード両脇に存在するパネルaとbです。
bに関しては高速走行の際冷却用のフードとして上に開閉する仕組みになっており
キットでも開閉選択式で再現できるようになっています。
今回はプロポーション重視という事で、閉じた状態で製作していきます。
仮組みした際、多少チリ(合わせ目)が合わないので、裏側を削ったりして高さを調整します。
ある程度の調整が済んだら接着するのですが、隣接するパネルとの隙間を調整しながら
均等になるようにしておいたほうが良いかと思います。

写真②
接着してチリ合わせが終わった状態です。
隙間は接着が乾燥してから0.2mmのタガネでラインを彫り直しています。

写真③

ここだけに限らずかなりヒケ(くぼみ)が随所に目立ちます。
せっかくのボディーラインがこれを見逃しただけでも台無しなので、ここもしっかりと
修正する必要がありそうです。

写真④
ヒケが思ったよりも浅かったのでコバックスの耐水ペーパ320#面出しヤスリ400#
で平滑にしました。

06エンジンフードを載せてみるとパネルのチリ合わせの重要さがお分かりいただけると思います。
塗装時に塗膜によりパネルラインがキツキツにならないようにクリアランスを調整しておく必要
があります。
続いてこちら。

011_2 写真①
ウィングもせり上がった状態と閉じた状態をキットでは再現できるようになっています。
別パーツ化になっているため、ウィングの両端のクリアランスが若干広すぎるので
ここも修正していきます。

写真②

ウィング両端に0.3mmのプラ板を接着して隙間を調整しました。
ほかの部分のパネルラインと同じ間隔になるのが望ましいかと思います。

写真③

フロントフェンダーのパーティングラインです。
ここもかなりズレが生じているのでもともとのパネルラインを崩さないように
慎重にペーパーを当てていきます。

写真④ボンネットのように繊細なパネルラインはサンディングする際はエッジが丸く
ならないように気をつけたほうがいいでしょう。
この段階でエッジを残さないと塗装で更にエッジのシャープさが無くなってしまい
アヴェンタドールのシャープなボディーラインが台無しになってしまいます。

という事でボディーの修正は概ね紹介できたと思います。
毎回地味な下処理と思いますが、これが完成度に影響するので手は抜かずに
じっくりコツコツと仕上げていけばいいと思います。

番外編ですが、昨日届いたアヴェンタドール用のエッチングセットを紹介します。

011_3 内容はエッチング一式とシートベルト、メタルシールにフロアマットという内容です。
かなり充実した内容なので、是非アヴェンタドールを製作することがありましたら
手軽なディテールアップに使ってみてはいかがでしょうか?

最近は各メーカーで専用のドレスアップパーツが発売されるので、手軽にディテールアップが
できるようになりました。
長年私が模型に携わってい他にも関わらずエッチングパーツを使ったディテールアップは
ここ数年前で当時はなかなか手に入れる事すら難しく、敷居も高かったのでなかなか使う
ことに躊躇していましたが、今では模型屋さんに行けば揃えられるものも増えてきたので
便利になったとしみじみ感じます。

では、今週はこのへんで~~(´ー`)/~~


 

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

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