2015年9月

2015年9月25日 (金)

皆さんこんにちは(´∀`)

先週に引き続き足廻り編です。

今週はフロントのフェンダーの不具合を修正した状況です。
状況としてはフェンダーとタイヤが干渉してしまい挙句の果てにはフロントフォーク
との間に隙間ができてしまうという事態になりました。
改善策としてはフェンダーの幅を広げることで解決できそうだったので
今回はフェンダーの加工について紹介していきたいと思います。

015 加工前と加工後の画像です。

加工前の赤〇で囲った部分が、問題の箇所です。
およそ1.5mm程フェンダーのはばが足りません。
無理に接着で誤魔化すとフロントフォークがくの字なって見栄えが悪くなるので
ここはフェンダーの幅を広げることにしました。

加工後の写真でわかるようにフェンダーを広げたことでタイヤとの干渉やフロントフォーク

との関係も一度に解消されました。

また、若干細く貧弱に思えたフェンダーもバランスが取れて一石三鳥と言ってもいい程の
効果がありました。


次はフェンダーの加工を紹介します。

020写真①
フェンダーの中心に位置するようにスジボリガイドテープを貼り、0.1mmのタガネ
スジ彫りの要領で切断できるまでガイドテープになぞって繰り返し彫っていきます。

タガネの切削力であればいとも簡単に切断できます。
しかし、タガネは力を入れすぎると折れてしまうので、作業の際は注意して
使用しましょう。

写真②・③
切断が終わったフェンダーです。
タガネを使ったことで切断面が非常に綺麗です。

写真④切断したフェンダーの間に1.2mmのプラ板を挟んで瞬間接着剤で合わせます。
乾燥後フェンダーに合うように綺麗に整形します。

作業は以上です。
フェンダーを中心で分割することがうまくできれば、後は特に難しい作業はないと思います。

では、最後に塗装と取り付けた状態をご覧下さい。

025写真①
フェンダーはメッキ塗装をするので下地にクレオスのブラックを吹き、クリアーを吹いて
磨きました。
下地の影響にが露骨にメッキ塗装に現れるので、ここは丁寧な作業を心がけたいと思います。

写真②
今回使用したメッキ塗料はクレオスのメッキシルバーNEXTです。

写真③・④
完成したフェンダーをフロントフォークに取り付けて完成です。

という事で足廻りの製作は終わりです。

ここまでの製作で思ったのが、ネイキッドバイクも奥が深くて面白いと感じました。
最近のハイテクバイクとは違い無骨で男臭い硬派な感じがなんとも良いと思いました。

これからこういった作品も視野に入れて製作していきたいと思います。

では今週はこのへんで(´ー`)/~~

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2015年9月18日 (金)

皆さんこんにちはヽ(*´∀`)ノ

さて、今週からZⅡの製作が始まりました。
特に今回のバイクに関しては製作に今まで縁が無かったキットなので、個人的に製作が
楽しみな1台です。

今回もできる限りのディテールアップを施しながら完成できるように頑張りたいと思います。


という事で製作の第1段階は足廻りの製作を紹介していきたいと思います。

05_2 まずはフロントから

写真①
(1) フロントのブレーキラインの追加を0.5mmの洋白線を使って再現しています。
(2) ボルトを引き物のボルトなどに変えて質感等を変えてみました。

写真②
フォーク部分はハセガワのミラーフィニッシュで質感を再現しました。

写真③
こちらもボルトを取り付けてみました。

写真④
フロントフェンダーが装着されていないのはちょっとした訳ありなので、
次回紹介していきたいと思います。
以上でフロント側の製作は完了です。

続いてリアに移ります。

010 写真①
スプロケットにボルトを追加した他に、ギアの部分を斜めに形状を変更しました。

写真②
チェーンのアジャスターを手持ちのパーツで再現しています。

写真③
ホースジョイントもこの部分も通常では再現されていないので、ジャンクパーツで
製作して取り付けました。

写真④
リアの足廻りが完成しました。

というわけで今週の製作記はこれまでです。
正直パーツの合い等の不具合も多少ありましたが、手直しが出来る範囲なので
いいと思います。

以上で今週の製作記はこれにて終了です。
また来週もお付き合いの程、よろしくお願いいたします。

では、今週はこのへんで~(´ー`)/~~





ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2015年9月11日 (金)

みなさんこんにちは(´∀`)

しばらくカーモデルが続いたということで、今週から久しぶりにバイクの製作記でございます。

さて、今回は昔コミックで連載されていた湘南純愛組の鬼塚が乗っていたZⅡを
製作してみたいと思います。

Photo_2 キットは元々発売されていたカワサキのZⅡを公道最速のZⅡに改造できるようにそれぞれ
パーツが付属されています。

パーツその1

01 
パーツその2

02_2
パーツその3

03 

この中から伝説のZⅡにするためのパーツを選択して完成させていく訳ですね。

実はこのようなバイクキットを製作するのは初めてなので、いろんな意味で楽しみです(´∀`)
来週からZⅡの製作を初めて行きたいと思いますので、お付き合いよろしくお願いいたします。

では今週はこのへんで(´ー`)/~~



ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2015年9月 4日 (金)

皆さんこんにちは(´∀`)

いよいよ最終回となったアヴェンタドールでございます。
何事もなく完成まで持ってこれましたが、修正や見直した部分が結構あったので
割と苦労した気がします。

という事で、最終回の製作はウィンドウ中心のクリアーパーツについて

紹介していきたいと思います。

061リアハッチのガラスにあたる部分です。

写真①
キットののクリアパーツですが厚みが0.8mmあり、このまま使用すると
シャープな感じが損なわれると思い0.3mmの透明プラ板を同じ形状に切り出し、
システムコンパウンドマイクロポリッシャーで磨いて取り付けました。

写真②・③・④

全体を通してシャープな感じに仕上がったのではないかと思います。

次にフロントガラスです。

056 写真①
ぱっと見は綺麗に思えるクリアーパーツでも、光を当てて透かすと
微妙に澱んでいます。

写真②
800番~2000番のペーパーと最終研磨にバフレックスで研磨下後
マイクロポリッシャーでシステムコンパウンド使って磨きました。

写真③・④
磨きが終わりガラス周りを裏からセミグロスブラックで塗装して完了です。

以上、アヴェンタドールの製作は終わりました。
完成した作品をご覧下さい。

05

010 

015 

というわけで8週に渡って掲載させていただきましたアヴェンタドールの製作記でしたが
いかがでしたでしょうか?

来週はまたまたバイクの製作をやっていきたいと思いますので。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。

では、今日はこのへんで(´ー`)/~~




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