2015年10月

2015年10月30日 (金)

みなさんこんにちは(´∀`)

気づけば10月も終わってしまうんですね~
最近ではあちらこちらで雪も降っているみたいですし・・・
厳しい季節の到来ですね。
今年も越すところ2ヶ月ほどですが、寒さに負けず2015年を元気に乗り切りたいと思います。

さて、今週から新たに始まる製作の題材はタミヤ1/12 HONDA RA273です。

以前から気になっていたキットではありながら、機会を逃していたキットでもあります。
個人的に1/12のビッグスケールに興味があり、何台か積んでありますが
RA273は自分にとっては異色のキットという事でその分楽しんで製作してみたいと思います。

では早速パーツの紹介に入りたいと思います。

05_2 

010

このキットが最初に発売されたのが1967年、既に48年も経っています。
今回のキットは再販品で、追加のディテールアップパーツを除けば当時と同じクオリティー
で形成されたパーツです。
パーツの成型はさほど問題ないとは思いますが、多少ズレやバリが目立ちます。
修正は最小限ので終わりそうです。
思ったよりパーツ点数が少ないですが効率の良いパーツ構成で製作がスムーズに
できそうです。
RA273が発売された際にHONDAの社内で企業秘密の塊のマシンがここまで
再現されていると物議を醸す程の精密な再現だったそうです。
私が生まれる前ですが、当時のタミヤのクォリティーの素晴らしさがわかる

エピソードですね。

続いて新規パーツの紹介です。

015 写真①
デカールはカルトグラフ製ではないみたいですが、新たに再販されたものなので
色合い等は全く問題ないようです。
ゼッケンも3種類から選んで製作できるようになっています。

写真②
ブレーキローター等のエッチングパーツです。
今では質感を再現するには欠かせないアイテムですね。

写真③
挽物のファンネルです。
こういうアイテムは製作を更にそそりますね~

写真④
インレットマークです。
ミラーやエンブレム、メーターリングが再現できます。

というような構成でRA273のパーツを紹介しました。
次週から製作に入っていきますので、完成までお付き合いくだされば
ありがたいと思います。

では今週はこのへんで(´ー`)/~~





ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

 

2015年10月23日 (金)

皆さんこんにちは(´∀`)

今週でZⅡ製作も最終回となりました。
今までネイキッドバイクを製作することがなかったのですが、今回の製作記を通じて
これからの製作ジャンルがまた一つ増えた気がします。

いろいろ挑戦することって大事ですね(*´∀`*)

ではまず、今日までにディテールアップした分を最初に紹介していきたいと思います。

025 写真①
ハンドル右側です。
(1) ブレーキホースのジョイントをホビーデザインのFTヘックス1.0を使って再現しました。
(2) アクセルワイヤーテンショナーも洋白線と真鍮パイプを使って追加しました。

写真②
バックミラーのミラー面は丸く切り出したプラ板にハセガワのミラーフィニッシュを貼って
取り付けました。

写真③
シートは当初塗装する方向でしたが、十数年前に購入したPRO-HOBBYの
スーパーリアルシートを使ってシートの質感を再現してみました。
購入時はとりあえずといった感じで買ったので、まさかここで使うとは思いませんでした。
しかし使ってみるとなかなか良くて驚きました。
今現在メーカーでの取り扱いはしてないみたいですが、もし再販するのであれば
是非とも欲しいアイテムです。

写真④
テールランプのビスもT2Mのプラスヘッドリベットを使いました。

以上で製作は完了です。
では、完成したZⅡをご覧下さい。

05

010昨年からまこっちゃんのカーモデル製作記を担当させていただき、毎回いろんなキットを
手がける機会があった中で、今まで自分が携わらないキットにも触れることで
自分の製作の引き出しも増えるんでしょうね。


これからはもっといろんなカテゴリーに挑戦してみたいと思います。

では、今週はこの辺で~(´ー`)/~





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2015年10月16日 (金)

皆さんこんにちは(´∀`)

今週も引き続きディテールアップの紹介していきたいと思います。
このキットも終盤に差し掛かり、形になるにつれて製作が楽しくなってきました。
決して最初が楽しくなかったというわけではないのであしからず(笑)

015 写真①・②
先週も紹介しましたメーターの続きです。
(1) パーツには再現されていなかったイグニッションのキーシリンダーを再現してみました。
(2) インジケーターも透明プラ板を切り出し、塗装して取り付けました。

写真③
リアブレーキのマスターシリンダーのホースジョイントも0.5mmの洋白線と
ホービーデザインのナットを使用して再現しました。

写真④
(1) マフラーで使用したリベットは、ホビーデザインのテーパーリベット1.0を使用して
   います。
(2) バンドはハセガワのミラーフィニッシュを1.5mmの幅で切り出してマフラーに

   巻きつけました。

020これで主だったディテールアップは終了しました。
初めてのアオシマ製のキットで初めてのネイキッドを自分なりの解釈で製作してきました。
所々ディテールアップの他に修正をしなければならない箇所もありましたが、
無事にここまで形にできました。

次週はカウルなどの外装パーツの製作に入っていきたいと思いますので、
来週もよろしくお願いいたします。

という事で今週はこのへんで(´ー`)/~~





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2015年10月 9日 (金)

皆さんこんにちは(´∀`)

さて、今週はZⅡの各部のディテールアップを紹介していきたいと思います。

最初にリアのサスペンションからです。

030写真①
キットのパーツのままです、このまま塗り分けても良いとは思いますが、
リアリティーと塗装のしやすさを両立した方法で仕上げていきます。

写真②
パーツをそれぞれ分解するのですが、事前に寸法はきちんと測っておきましょう。
(1) スプリングはWAVEのA・スプリング外径4mmのものを使っています。
(2) ピストンロッドは1mmの洋白線を使用しています。
(3) 外筒の部分はパーツのランナーを1cmの長さに切断したものを取り付けています。

写真③
左が新たに製作したショックで、右がキットです。
スプリングが別パーツになっただけでかなり雰囲気が出ていると思います。

写真④
塗装して完成です。

続きましてメーターです。

05 こちらはディテールアップというよりは修正の方が主になっています。

写真①
メーターの台座にあたる部分ですが、赤丸の部分が成形の時に起きるヒケがあります。
この部分にはメーターのデカールを貼るわけですが、このままでは見た目によろしくないので
台座の修正にかかります。

写真②
くぼんだ部分にパテを使って平滑にするには少々大変なので、今回は0.3mmのプラ板を
円形状に切り出して貼り付けて台座にしました。
この方が簡単で綺麗に仕上がると思います。

写真③
続いてメーターの台座にデカールを貼ります。
思った通りの仕上がりに我ながら満足です(´∀`)

写真④
最後に仕上げに透明プラ板でレンズを再現してみました。
取り付けているのが分かるように、あえて光に反射させています。
これだけでも結構実車の雰囲気は出ると思います。
ネイキッドバイクだと結構目立つ部分なので、ディテールアップの1つのポイント
になるのではないでしょうか。

という事で今週はここまでです。
まだまだ気になる箇所のディテールアップがあるので、続きはまた来週紹介して
いきたいと思います。

では今日はこのへんで(´ー`)/~~




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2015年10月 2日 (金)

皆さんこんにちは(´∀`)

10月に入り寒さが身にしみる季節になってまいりました。
皆さん風邪をひかないように気をつけて頂きたいと思います。

さて今週のZⅡはエンジンの製作の紹介です。
基本的には素組ですが、気になる箇所はしっかり手を入れました。
まずはキャブレターの加工からです。

05 写真①
キャブレターのパーツのファンネルを切り出した状態です。
今回は主に空気の吸入口のファンネル部分を加工していきます。

写真②
左側が切り出したファンネル部分です。
右は手持ちのジャンクパーツから探してきたファンネルです。
形状的にキットのファンネルは大きさが物足りないのと本来ラッパのような開口部
がありません。
そこでジャンクパーツの形状をそのまま利用してキャブレターに取り付けていきます。
しかし、ただファンネルを加工しただけでは面白味がないのでメッシュをファンネルの
吸入口に取り付けてみたいと思います。

写真③
メッシュを被せた状態のファンネルです。
こちらのほうがやはりそれっぽいと思います。
メッシュの製作は過去の製作記、NS500第2回で紹介していますので、
よかったら参考にしてみてください。


写真④
完成しました。
個人的にこの部分が気に入っています。
旧車ならではのディテールアップですね。

では次にオイルクーラのパイピングについて紹介していきます。

015 写真①
キットではオイルクーラーがカスタムパーツとして付属していますが、
パイピングにゴムチューブが使われています。
ここはせっかくなので、ステンメッシュ風のパイピングでカスタム感を演出してみたいと思います。
それにはまず赤丸で囲った部分のパーツを加工します。
パイプを固定するブラケットの部分になっているパーツですが、メッシュホースを使うにあたり
このままこのパーツではホースの間隔や取り付け方に不具合が出てくるので
このパーツは使わずに、新たにプラ板でブラケットを作り直すことにしました。

写真②
今回使用するのはT2M製の金属製のメッシュホースです。
しっかりと編み込んでいるので、質感はかなり良いです。

写真③
ホースのブラケットを自作してホースと合わせてみました。
ホースとホースの間がちょうど良く収まりました。
後はブラケットをアルマイト仕上げ風にメタリックブルーで塗装します。

写真④
完成しました。
エンジンに取り付けると更に質感の良さが際立ちます。
完成後にはかなりアクセントになるのではないでしょうか。

では最後に完成したエンジン全体です。

010 写真①・②
エンジン本体はセミグロスブラックで塗装しており、シルバーはガイアノーツの
プレミアムメッキシルバーで塗装してみました。

写真③
エンジンオイル点検用の小窓も再現してみました。

写真④
加工したキャブレターやメッシュホースのおかげでエンジン周りもかなりメカニカルな
雰囲気が出たのではないかと思います。

という事で今週はここまでです。
次週も色々とディテールアップについて紹介していきたいと思いますので
お付き合いの程よろしくお願いいたします。

では今日はこのへんで(´ー`)/~~




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