2015年8月

2015年8月28日 (金)

皆さんこんにちは(*´∀`*)

先週札幌で開催されたHME2015も大盛況のうちに無事に終わりました。
未だにHME熱が冷めやらぬ中で今週も製作記に入りたいと思います。

今週はボディーの磨きから仕上げまでを紹介していきたいと思います。

まずは磨きからです。

038 ウレタン塗装が終わり、十分に乾燥させた後
バフレックスでサンディングして平滑な面を形成していきます。
この段階で面出しを丁寧に行うことで、仕上がりに影響してくるので
根気よく作業する必要があります。
因みにホコリ等が混入した場合は、バフレックスだけでは完全に平滑にはできないので
1500~2000#のペーパーで部分的にサンディングして再度バフレックスで
サンディングしてください。

しかし、深追いしてサンディングに夢中になるとエッジの多い車種は特に下地を
出しかねないので、
慎重な作業が必要になってきます。

という事で、磨きが終わったボディーです。

045 今回のアベンタドールのエッジを多用したボディーの磨きは少々しんどい作業に
なりました。
磨き方のコツは平面の部分を一つ一つ磨く感じです。
奥まった場所などは綿棒などを使って磨くなど適材適所で道具を駆使して磨くといいでしょう。
今回も平面のほとんどの部分は静芯マイクロポリッシャーシステムコンパウンド

使って磨きました。

次に仕上がったボディーに塗装を施します。

046 ドア付近のウェザーストリップやインテークなどにセミグロスブラックで塗装をしました。
部分的にブラックが入ることで、ボディーが締まって見えていい感じです(´∀`*)

そしてさらにインテークのメッシュやアクセサリーパーツ、ライト関係を取り付けます。

051 やっとここまで来た~という感じで、この時点でかなり満足のいく仕上がりになったのかなと
思います。

という事で次週はウィンドウ等のクリアパーツの取り付けて完成の予定ですので
来週も引き続きよろしくお願いいたします。

では今週はこのへんで~(´ー`)/~~





ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂



2015年8月21日 (金)

皆さんこんにちはヽ(*´∀`)ノ

突然ですが今週の土曜日と日曜日は模型の祭典
北海道モデラーズエキシビジョンが開催されます。

11889949_733156700121520_4326195152 会場ではスジボリ堂のブースの他にスジボリ堂の製作記でお馴染みの
マサのフィギュア ペインティングワールドのマサさんの作品と
この日記で製作した私の作品達も展示します。

どうぞ見に来てくださいね~(´∀`)

という事で今週もアヴェンタドールの製作記を紹介していきたいと思います。
週は内装の製作です。

まずはフロア部分の製作です。

06_2 フロア全体はフィニッシャーズのカーボンブラックマットで塗装しました。
この微妙な色合いが気に入っています。
用途としてはカーボン塗装なのでしょうが、割と室内の塗装色として使うことが多いです。

写真①・②

(1)ペダルは全てエッチング製に置き換えました。
(2)フロアマットもしっかり再現されています。
  これだけで雰囲気が出てますね。

写真③
こちらもドレスアップパーツに付属しているシートベルトのバックルです。
ベルト本体は付属の物がもろすぎたので、コピー用紙を3mm幅に切ったものを
塗装してベルトを再現しました。

写真④
このように取り付けて完成です。

続いてシートやコンソール部分の製作です。

011写真①・②
(1)メタルシールのエンブレム
(2)メーターベゼルの枠はエッチング製になっていて、メーターのデカール、クリアパーツ
  枠の3層構造になっています。
写真③・④
今回はボディーがオレンジなのでそれに伴い内装の一部のカラーもオレンジになっています。

完成画像です。

016 エッチングパーツやドレスアップパーツを効果的に使用して完成しました。
このキットはドアが開閉するので、内装も手を抜かず製作するよう心掛けました。

という事で内装の製作は以上になります。
来週はいよいよボディーを仕上げて完成となります。

最後の仕上げまでどうぞお付き合いください。
では、今週はこのへんで~(´ー`)/~~

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2015年8月14日 (金)

アヴェンタドール皆さんこんにちは(´∀`)

各地では夏の風物詩花火大会があちこちで開催されていますね。

私の地元帯広市でも昨日勝毎花火大会が開催されました。(勝毎とは十勝毎日新聞の略です)
毎年20万人以上の来場者が集まる花火大会で、今年も会場周辺は人で溢れていました(^^;
私自身は花火には興味があまりなく人ごみが苦手なので花火の音を聞きながら
昨日は模型製作に明け暮れていました。

という事で今週は花火の音を聞きながら製作したエンジンと足廻りの紹介をしていきたいと
思います。

では、まずはエンジンからです。

01エンジンのパーツです。
驚く程のパーツの多さではありませんが、しっかりと塗り分けて見栄えよく仕上げたいと
思います。

06写真①・②
エンジンベイの塗装についてですが、エンジン周囲にはおそらく断熱材の表現で
シルバーを塗装するようになっていますが、ここはひと工夫ということでタバコの箱の中身
の銀紙を貼り付けています。
見た目も雰囲気もいい感じでに仕上がりました。

写真③
エンジン本体はクレオスのスーパーステンレスを使いました。
マフラーはクレオスのスーパーチタンを塗装してからクリアーオレンジでさらっと焼き表現
をしています。
実際エンジンベイに収めてしまうとエンジンは殆ど上の部分しか見えなくなってしまうので
ほどほどにしました。

続いてはエンジン上部の製作です。

011 写真①・②
エンジン上部インテークチャンバーは1番見える箇所なので丁寧に作業していきます。
今回は別売りのエッチングパーツにチャンバー部分のパーツも付属しているので、
余すとこなく使います。
という事で、ディテールアップを施した箇所を順に紹介します。
(1) 中央の部分は付属のデカールだとイマイチカーボンらしくないので、手持ちの
    カーボンデカールに置き換えてウレタンクリアーでコートしました。

(2)  ランボルギーニのエンブレムもデカールからメタルシールに置き換えました。

(3) ホースバンドの再現はハセガワのミラーフィニッシュを細切りにしたものを貼りました。

(4) V12と書かれたエンブレムもデカールからエッチングパーツに置き換えました。


写真③・④
以上でエンジンの製作は完了です。

次に足廻り、ブレーキローターの加工について紹介します。

016 写真①・②
とりあえず説明書通りに塗り分けキャリパーにはデカールも貼りました。
マスキングが大雑把なのはディスク部分にエッチングパーツが取り付けられるからです。

写真③
エッチング製のブレーキディスクを加工しました。
加工の内容はこの次に紹介していきます。

写真④
それぞれのパーツを組み付けて完成です。
ブレーキディスクがエッチングパーツに置き換えることで、マスキング作業が大幅に減りました。
できるだけパーツ細分化することで単体での塗装ができるので、綺麗な仕上がりと
マスキングの作業を最小限にすることができます。

では、エッチング製のディスク加工について説明します。

019 写真①
加工前のエッチング製のブレーキディスクです。

写真②
静芯にスポンジが古くなって使用できなくなったマイクロポリッシャーを加工したものに
ブレーキディスクを両面テープで固定します。
低回転で回しているディスクに400番のペーパーを当てます。

写真③
加工が終了したパーツです。
アヴェンタドールは一般のブレーキディスクと違ってカーボン製です。
この時点でスチール製のブレーキディスクであればこのままでも良いのですが、
カーボン製となると色のトーンが暗いので、最初にメタルプライマーを吹いてから
ガイアノーツのスモークグレーにフラットベースを混ぜたものを色味を見ながら吹き付けます。
さらに艶を抑えるためにクレオスのフラットブラックを薄く吹き付けました。

写真④
完成です。

ホイールもグロスブラックに塗装しました。

021ホイールはブラックを塗装してからウレタンを吹いています。

最後にブレーキディスクと一緒に

022 ホイールから覗くブレーキがなかなか良い感じだと思います。

という事で今週の製作記はこれで終わりです。
来週は内装の製作を紹介していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

では、今週はこのへんで~~(´ー`)/~~





ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

 

2015年8月 7日 (金)

皆さんこんにちは(´∀`)

今回で第3回となりましたボディーの製作も最後になりました。
とりあえずパーツの下処理、加工等を経て今週はいよいよ塗装となりました。

製作当初から豊富なカラーバリエションから何をチョイスしようか迷っていた
矢先に、なかなかお目にかかることは無いであろうアヴェンタドールの実車が
地元を走っているのに遭遇しました。
その時のオレンジ色を纏ったアヴェンタドールの印象が強烈だったので、
迷わすオレンジに決定しました。

では、下地塗装から仕上げ塗装に至るまでを紹介していきたいと思います。

032 写真①
まずはベースの塗装です。
今回のオレンジに合わせてチョイスしたベース色はフィニッシャーズのファンデーションピンク
です。
ベース色をホワイトにしようかイエローにしようか迷いましたが、ムラになりにくいかもしれない
という理由と少し暗めのトーンのオレンジを狙って、あえてピンクを使いました。

写真②
オレンジはクレオスの59番をそのまま希釈して使いました。

写真③
アヴェンタドールのボディーカラーバリエーションの他にソリッド、メタリック、パール
マット系を選択できます。
私が目撃したアヴェンタドールの色はオレンジパールだったので、オレンジの上に
クレオスの46番クリアーと同じくクレオスの151番ホワイトパールを1:1の割合で
混ぜたものを上塗りします。
メタリックやパール塗装は塗りムラが非常にわかりやすいです。
ドアやハッチが別パーツになっているので最初にドアやハッチの裏側を塗装しておいてから
ボディーと一緒に塗装していきます。
私なりの塗装方法としては1度全体に3~4回程塗り重ねていった後、最後に若干遠く
からパールの粒子をボディーにまとわせるような意識で塗料をのせる感じで仕上げていきます。
そうすることでより塗りムラを防ぐことができます。

写真④
最後の仕上げで遠吹きしたため表面に艶がありませんが、最終的にウレタンクリアー
を塗装するので問題はありません。

という事で最終のウレタンクリアーの塗装が終わったボディーがこちらです。

037 パールやメタリックにクリアー塗装をするときは一度に多く吹き付けてしまうと
粒子がクリアーと混ざって動いてしまい結果ムラになってしまうことがあるので
最初は薄く数回に分けて塗装してから最後に艶を出すように仕上げていけば良いと思います。

クリアーの光沢で多面的なボディーの映り込みがお分かり頂けると思います。
下処理の段階で少しでもエッジを残すように作業した結果が良い形で確認できます。

以上でボディー塗装の紹介を終了したいと思います。
クリアー乾燥までエンジンや室内の製作に着手していきたいと思いますので
今後の製作もどうぞお付き合いくだされば幸いです。

では今日はこのへんで~~(´ー`)/~~






ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂