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2012年1月 8日 (日)

1/6 アクションフィギュアのヘッド塗装 その3

※ご注意:ご紹介しております画像、毎回の変化は極わずかでして、一段階、二段階で比べた場合には見た目にはその変化が全く認識されない場合がございますが、確実に手が加えてあります。気を長くご覧いたければ幸いです。

前回までの作業でオリジナル当初からはかなり変わってきたのはお分かりの事と思います。今回は工程がやや戻り気味になりますが、明るめのアイボリー系の色で凸部分の色調をさらに上げて行きます。
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①凸部分の仕上がりの際のハイライトにあたる部分の作業ですが、今まで同様に極端にその箇所のみがベタッと色が乗ると不自然な事に。薄く何度も、線を描くように塗り重ねて行きます。


次に、ダークブラウンで今度は凹部を中心に前回のハイライト部分以外の調子を整えて肌に深みを与えて行きます。
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①凹部分を重点的に、それ以外の部分は極々薄めに塗り重ねます。この際、目元あたりにも同じように処理しておきます。


次に、黒の数歩手前辺りのダークグレーを使用して、全体の細かな箇所を引き締めます。
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①髪の生え際や目元、鼻や口、そして耳周りの最凹部を中心に塗るというよりは描き込む要領でそれぞれのパーツを引き締めます。必要最小限にとどめ、他の肌部分には塗り込まないようにしないと、汚い色味に転んで行ってしまうので注意が必要です。


次に、前段で塗ったアイボリーやダークブラウン、ダークグレー等により全体的に彩度が落ちていますので、基本の肌色や暗めのえんじ色を全体的に目立たない様に、適度に彩度が上がる感じに塗って行きます。
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①ハイライト近辺では肌色を薄く塗って行きます。
②シャドー部近辺は彩度が上がって行く感じに赤みを付けて行きます。

今回はここまで。
冒頭にも書きましたが、今回は特にその作業による結果が極端に表れていないかもしれません。実際の場合には割愛しても差し支えは無い事でしょう。しかし、この地味な作業こそが、最終の段階での大きな差に繋がって行く事を是非ご記憶ください。

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

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