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2013年4月 7日 (日)

ヨーロッパ・ウソ その3

春、いつもこんな下りからはじまりますが、道路の雪もすっかりと無くなって来ました。私のような旧車乗りにとっては雪解け前のガタガタ道路はとっても辛いので、路面が出てくれるのはありがたい事この上ないです。
ただ、今年の路面、雪解けとともに毎年見られるアスファルトの陥没が、例年以上にあちらこちらでとんでもなく広がっている気がします。気象変化の為か?人為的なせいなのかは?ですが、パンクにはご注意の程を。
暖かくなって日々小鳥のさえずりも聞かれるようになって来ましたが、こちらの小鳥もしっかりとそして着実に進んでおります。

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画像1、前回は各所ベタ塗り状態迄でしたので、今回から本格的に着色となります。
体上部の緑の羽部分にシャドー処理を施します。
体下面の赤い部分も鮮やか目に塗り重ねて行きます。
こうして同系色にシャドーによる色味の変化が加わるだけでも結構雰囲気が出てくる物です。多くの方がここで満足して作業を中断してしまう例なんかも多く見受けられてしまうのですよね〜!

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画像2、さらに全体的に墨入れの雰囲気でシャドー部を強調します。
完全なブラックではなく、ベース色に黒を混色した物の方が汚く仕上がらないで済みますが、こうしてみてもややダーク調になってしまいますです。この後のリカバリーで調整が必要なんですよね。

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画像3、シャドー処理の次はハイライト部分の処理です。
今回はかなり強めに各部のハイライトにホワイトを使って細かな羽毛のラインなんかも表現してしまいます。見た目には結構雰囲気が出て来ましたが、シャドーもハイライトも敢えて強めに強調してありますので、パキッと感が尋常では有りませんね。

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画像4、上迄の処理にての各部のカチカチ感を払拭する意味でベース色や他の色を数段階に塗り重ねて行きます。色味の調整もこの際に処理しておきます。
上面の羽部分は少し青みがかった色味に。目も徐々に黒くなって来ました。

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画像5、さらに細かな部分をプラスしながら全体のバランスをとって行きます。
全体の羽の表現は最重要ですが、羽とは違う質感の箇所はさらに重要です。例えば脚や爪、くちばし、そして目です。この辺りをオマケ程度の処理にしておきますと、せっかくの全体像もボヤケてしまうと言うもの。脚のモールドはあまり存在してませんが、皺や凹凸感は描き込んでそれらしく表現しておきます。
目もクリアの重ね塗りでピカッと。ここでプラモデルに命が吹き込まれるのですね〜♪

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画像6、画像5の側面アップ。目元に注目です。
古いキットなのでモールド的に妙に感じる部分も多々有ります。羽毛の表現もなんとも物足りない感が有りますのでその辺りを中心にこの後作業を繰り返すと、完成も近くなると言う事ですね〜!
しかしながら、こうして見るとプラモデルとは思えません。こんなアイテムにもっと多くの方もチャレンジしてみると模型の幅が広がりそうなんですけれどね〜♪

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

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