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2013年6月 2日 (日)

デビルマンレディー その7

今回のデビルマンレディ、ちょっと長きに渡ってしまいましたが、ひとえにヘッドのスクラッチによる物でして、塗装自体はいつもとさほど行程は変わりませんです。
ただし、いつも言いますように女性物の場合、やはりいつも以上には時間がかかってしまうと言うもの。男としては仕方がない(?)でしょうか〜?
今回は頭や手足の毛の部分を中心の作業、仕上がりが見えて来ましたか?な?

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画像1、頭部と手足の下塗りです。
最終的には黒が基調の仕上がりですが、ハイライト部分に相当する部分はブルー調に考えましたので、下塗りもダークブルーグレー色にて塗装。あくまで大雑把に。

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画像2、画像1の上にブラックにて塗装して行きます。この際、ハイライトに当たる箇所は下塗りのブルーの色味を残しつつと言った感じに塗装して行きます。
単に黒でのベタ塗りですと、せっかくのリアル感も台無しですからね〜。

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画像3、今回の作業の肝とも言えます、毛と肌の境目の調整作業。
モールドに凹凸があってしかも色の境界に当たる部分が曖昧な場合が有ります。今回で言いますと顔の回り、肩から胸までの部分、肘回りと膝下近辺がそうなんですが、画像2ですとやや不思議な箇所が見受けられますし、アングルを変えるとハッキリと認識できる箇所も多々存在します。そんな不自然さを解消すべく、毛と肌の境目を中心に薄く茶系の色を乗せて行きます。毛と肌の本当の境目に薄らと。あくまで全体的な観点から、より良い方法で違和感がなくなるため、私は結構多用しますです。
全体の黒とブルーの境界も目立たないように塗装して行きます。

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画像4、毛のモールドやハイライトを中心に毛並みを描きながら立体感を増やします。
必要に応じて細かな毛の模様も描き込みます。立体感が出た事で毛の柔らかなふさふさ感と、光の存在が表現されたのではないでしょうか。

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画像5は画像4の各部所のアップ。
手足の爪も塗装で表現。瞳にはこの段階で迷いましたが、アイキャッチをプラス。肌のシャドーやハイライトも気持ち再調整してあります。
ここまで来ると95%は仕上がった感じです。
残りはクリア塗装や細部の調整で完成、次回はなんとか最終回に漕ぎ着けそうですね〜!

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