コブラのエメラルダ その2
ドカッと言う程ではないですが、未だ毎日降り続けています雪。気温はそんなに低くもないのですがそれでも最低気温は毎日が氷点下。そろそろ溶けてもらえないと気持ちもいつまでも冬にまんまなんですが…。
雪が溶けると言いますと頭をよぎるのが冬場の道路の雪。近年は財政難から道路のあちらこちらのロードヒーティングが止められています。その代わりにせっせと登場しているのが融雪剤。使われている物は塩化カルシウムや塩化ナトリウム、CMAやKAC などの酢酸化合物など数種類に渡るらしいのですが、これら融雪剤の成分から考えても頭が痛いのが錆び問題なのです。
私の愛車もこの影響でそれでなくてもあちこち錆びている上に、これでもかっ!と言わんばかりにダメージが…。40年は経とうと言う車にとってはこの上なく冬場は厳しいのであります。今年は雪解けとともにあちらこちらの錆の修理が必要みたいですよ〜!旧車愛好家には頭の痛いお話、でした。
エメラルダさんはそんな事とは無関係に進んでおりますです。
画像1、下塗りその1。
前回でベースの修正が終り、今回から本格的に塗装、です。
まずはじめはいつもの様に下塗りですが、今回はいつも以上にお肌の露出度も高めで、しかも修正に於けるパテとの色のコントラストがかなり今後影響しそう。な訳で下塗りにはいつも以上に気を使いたいと言う事。
ですので今回は下塗りは2段階にての作業となりました。
まず第1段階はやや濃いめの肌色にて全体を塗装して行きます。髪の毛部も同色にて塗っちゃいましょうね。これはこれで良い雰囲気なのですが…。
画像2、下塗りその2。
下塗り第2段階では仕上げのイメージに近い明るめの色にて塗装して行きます。髪やコスチュームも一応塗り分けしておきますです。この段階ではオリジナルとも仕上げのイメージとも結構違う色味では有りますが、あくまで下塗り、なのです。
画像3、お肌のトーンの変化。
なんと言っても露出度の高い今回のエメラルダさん、お肌部分は最重要箇所となります。
色味もいつもよりかなり明るめに仕上げたい所なので、オレンジ系でのシャドー部の色味の変化も控えめに処理して行きます。
とは言え、現段階では割合全体的に大雑把な感じでシャドー処理をしながら立体感を出して行きます。部分的にムラが出てしまいますが…。
画像4、肌の基本色重ね塗り。
気持ちハイライト部も塗って行きながら、シャドー部の色むらを整える為に、お肌の基本色を薄く薄く全体に塗り重ねていきます。
気持ち落ち着いたコントラストをさらにシャドーやハイライトを加えながら立体感を立ち上げて行きます。
上記の作業を数回繰り返しながら調子を整えて行きますがこの作業がなかなか根気のいる所。色むらも思った様にはなりませんが、根気よく繰り返すのが大切。
同時進行で髪やお顔部分にもシャドーやハイライトを加えておきます。
目元は瞳の位置も変更予定なのでいったんホワイトにて塗りつぶしてあります。
なんだかんだと手間隙がかかってしまうのがお肌部分の多いフィギュアの宿命、ですので次回完成には間に合わない気が…♪
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