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2016年10月 2日 (日)

セガ キャプテン・ファズマ 1/10 その3

しかし、時間の流れ、早過ぎです。あっという間に10月に突入ですよ!皆さん、日々充実した日を過ごされていますでしょうか? この一年は実に忙しい事が続いていた訳ですが、もう今年も後半戦となってしまいました。ついこの前までの暑くてたまらない日々も今ではすっかりと秋本番模様。子供の頃には一日が何とも長く感じられた物ですが…(泣
と言う事な物ですから、今年のHME終了後は全くではない物の、ほとんど模型制作には取り組めていません、ヤバいです!こんな調子がこのまま続くとこのブログのネタすらもなくなってしまうと言う物、です(汗
今までだとそんな状況になる度に、PCの前での仕事の合間にはネット上で探し物やお買い物と言う事が多くなっていた訳ですが、最近ではそれすらもなくなって来てしまいました。新製品はおろか、自分の気になる物すらも良く分からないと言う…。ん〜、このまま行くとどうなってしまうのでしょうかね〜!?
お部屋も方付けたい、道具の手入れもしたい、消耗品のチェックもしなければ、とやらなければならない事は山ほど有るのに、なのです。
なんだかとっても危ない気配を感じてしまうのでした!!
と言う状況の中ですが、キャプテンファズマさんは今回お顔の塗装が中心なのでした。


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画像1、色合いを重ね塗り。
前回は下塗りと軽い色味を乗せる段階まででしたので、今回はその続きです。
軽く色味の乗ったお肌を中心に、さらに色味を重ねていきます。
シャドー部とハイライト部をあくまでも意識しながらの作業となりますよ。一気に行ってしまいたいところですが、グッと堪えて徐々に徐々に。


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画像2、ハイライト処理。
次はハイライト部分の中心に明度を徐々に立ち上げていきます。お顔の立体感がだんだんと明確になってきますよ。その際に全体の色合いも意識しながら部分部分での色合いも調整していきます。
同時に眼球にもホワイトを入れておきます。


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画像3、シャドー処理と細部の調整。
今回は女性と言う事も有るので、シャドー部分は控えめに、最深部分を意識しながら引き締める程度のシャドー処理です。
お鼻や口元あたりの赤身も加えていきます。眉の描き込みもうっすらと。眼球にも瞳を描き込んでいくとしっかりとした顔としての印象が出来上がってきますよね。


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画像4、髪の毛の塗装。
髪の毛部分はやはり金髪と言うイメージでイエローオーカーをベースに色を重ねていきます。金髪の場合は特に、なのですが、光と影、この存在こそが、らしさ、の表現に大きく影響するのです。ハイライトとシャドー部分に僅かずつ丁寧に色を重ねていきます。同時に髪の毛のラインも慎重に描いていきます。


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画像5、上記の段階までの全身画像。
上での髪の毛の色を加えた段階までの状態での全身画像です。ボディ部にはまだあまり色の手は入っていませんが、イメージ的には良い雰囲気になって来ています。


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画像6、最終調整。
ここまででおおよその段階まで来ましたので、仕上げの最終調整です。
顔のパーツの細部を描き込みながら調整していきます。目元には睫毛や眉の描き込み作業を。鼻や耳、口元も色味の調整を加え、髪の毛の細部も同様に描き込んでいくと、ほぼ完成状態です。


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画像7、最終調整のアップ。
最終調整の状態のアップ目の画像です。大きめにしてしまうと細部のアラも目立って来てしまいます(笑 
私の場合全て筆塗りが基本なのと、あくまでも絵画調な仕上がりを意識している為、部分部分でのアラも出て来てしまう訳ですが、筆塗りにこだわらずに、エアブラシでの処理だともっと自然なグラデーション効果が期待出来る事でしょう。
後は塗料、私はセラムコートという水性アクリル塗料をこの10年以上使っていますが、それ以前は油絵の具も使っていました。油絵の具は乾燥時間が長いので、色の境目のグラデ表現は自然に表現出来るのです。しかし、現在、世界ではアクリル塗料が主流の状態ですので、その流れに逆らわないでやっていきたい、と言う思いも有る訳なのです。
どちらにしても今後も精進有るのみ、です、ね!


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