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2017年11月 3日 (金)

アルパインフィギュア(1/35 ) その2

ここ数日は穏やかな温度が続いていますが、油断していると、ドカンと来てしまいますからね、冬の備えも着実に準備しておかなければ…(汗 別に冬に怯えている訳ではないんです。雪が降ると道路が渋滞するわ雪かきで足腰が痛むわ、何をするのでも夏場の2〜5倍は時間を取られてしまうのが辛いと言う…(泣 車や家のあちらこちらも調子が悪くなるのは決まって冬場です。うかつに水道凍結なんてさせてしまうと…(怖 そんなこんなで年齢を重ねるごとに嫌いになってくる冬場、なのでした、トホ。
今週末は「とまこまい コスプレフェスタ 第5幕」の開催です。昨年も展示参加で2日間楽しませていただいた物ですから、今年も、と言う事で参加してきますよ。お近くを通られる際にはお立ち寄りくださいませ。
詳しくは公式HP http://tomakomai-cos-fes.com/
さて、何かと忙しいのが続いていますが、一応毎日実体顕微鏡越しの作業は継続しております。早い所で馴れておかないと、いざという時に力になってくれませんからね。「見る事が出来る」と言うのと、「作業が出来る」と言う事では全く意味が違ってきます。今まで見えなかった物が見えてくると言う事は、余計な所もどんどんと気になってくると言う事でもありますし…(汗


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画像1、アルパインのフィギュアの一体。
今回は前回冒頭でもご紹介したアルパインのフィギュアの一体の全身にチャレンジなのです。アルパインのフィギュアは本当に出来がいいんです。レジン物の中でこのスケールでは群を抜いた出来と言えるでしょう。ただし、各部が本当に繊細に作られている為、実は今まで敬遠してたのでありました。ひとえに眼の衰えなんですが、近年はヘッドルーペ越しでもたいして見えない事に。
実体顕微鏡を使って練習がてらにチャレンジと言う事なのですが…。


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画像2、キットにやや手を加えて形状修正した所。
基本的にアルパインの物は抜きが非常に良いので、パーティングライン等もさほど神経質にならなくても良いのですが、一応顕微鏡越しで眺めると結構気になり出してしまいます。 なので簡単に修正しておきますよ。


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画像3、下塗り。
下塗りは明るめのアイボリーで全てを塗ってしまいます。いつもは各部で色分けもしておくのですが、今回のアメリカ戦車兵は基本ベージュ系の色味なので、肌も含めて同色にての下塗りとしてみました。


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画像4、顔の塗装 その1。
いつも同様のノリで顔の塗装を始めて行きます。
とは言え実体顕微鏡越しなので、なかなか思った様に筆は運ばない事に…(汗
シャドー部分の処理をしっかりと行いながら立体感を出して行きます。
目元もホワイトを入れて瞳部分も描き込んで行きますよ。


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画像5、顔の塗装 その2。
顔のハイライト部分も加えながら中間色のベース色も更に薄く重ねてコントラストの調整を行いながら進めます。
瞳部分の虹彩等も描き込んで行きますよ。
顕微鏡越しの作業はパレットでの色の調合を行った後に瞬時に目元を顕微鏡に持って行き、同時に筆の先端をターゲットに持って行かなければいけません。この辺りの感覚にまごついていると筆の塗料はあっというまに乾燥してしまうのですよね。と言う事で細かな作業の際にはリターダーは不可欠になるのです。


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画像6、実際のサイズ。
1/35スケールです。大方予想はつくと思うのですが、手でつかんだ状態だと画像の様な大きさと言う事なのですが…(笑 
裸眼ではもちろんの事、ヘッドルーペでさえも細かな部分はよく見えないレベルなのです。当然個人差はある物の、世代ごとにその見え方は変わってくるはず。加齢とともに悪くはなっても、決して良くなる事は無い訳で。私も以前は裸眼でもはっきりと見えていたのですがね…(泣
見える事のありがたさが身にしみる年齢になってきたと言うこと?(汗
それにしても小さいですよね〜♬


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