« アルパインフィギュア(1/35 ) その2 | メイン | タミヤ アメリカ戦車兵 砲手(1/35)その1 »

2017年11月12日 (日)

アルパインフィギュア(1/35 ) その3(最終回)

この数日間は風や雨が凄いです。気圧の配置がだんだんと冬型になってきてます。時たま白い物も舞っているのですが、間もなく本格的な雪になりそうな雰囲気が…。11月も半ばですから遅いくらいなんですけれどね、本当は〜!
年末を控えて世の中もあれこれと慌ただしい動きが飛び交っています。まるで映画の様な猟奇的な殺人事件、アメリカの大統領の来日、それを受けての北朝鮮の不穏な動き、経済的には年末商戦も本格始動の時期に突入し、早くもクリスマスや年末年始の準備でにぎわい始めています。黙っていても今年も残りが少なくなってきた、と言う事の様ですね〜♬
先週末は苫小牧のコスプレイベントに参加してきました。昨年同様HMEの出張版の展示と言う事なのですが、3名程がコスプレの真似事的なことにもなって別の意味で熱い状態にも!?(笑 ハロウィンの直後と言う時期も有ってか、とにかく2日間は苫小牧がめちゃくちゃ熱い事になっていたのでした!世界的にも日本のサブカルチャーとしてのコスプレ文化は特殊と言われていますが、今後ますます多岐にわたって進化しそうな、そんな予感も…!(笑
HME終了後には小さな物ばかりに偏っている製作状況ですが、そろそろ来年を見据えた予定もしっかりと立てておかないと、あっと言う間に新しい年を迎えてしまいそうな、そんな時期になってきてしまっています、です…(汗


Dscf280611

画像1、その他の塗装。
顔部分が良い所まで来た辺りで、ヘッドギアやコスチュームも塗装を進めて行きます。
全体がカーキ系の色合いなので薄めに重ね塗りしていくだけでしっかりと立体感が付いてきます。
シャドー部分とハイライト部分を随時丁寧に重ねて行きます。

Dscf288911

画像2、細部の描き込み。
ヘッドギアの細部の塗り分けとディティール表現もしっかりと。タンカースジャケットの襟や手首や裾のニットリブの感じも丁寧に描き込んで行きます。胸元のジッパー部分にも注目です!
特に腕のパッチ部分は色味的にもかなり目立ってくるので丁寧に描き込んで行きます。ここはやはり手描きにこだわると言う辺りが肝になりますよ、フィギュアの場合(笑


Dscf293811

画像3、完成 その1。
ブーツやグローブや銃もしっかりと塗装して、装着。細部の微調整が進んで完成となります。作業の進める流れは今まで同様なのですが、実体顕微鏡の馴れ具合がこの段階では正直まだしっくりとは掴めていません。なのでやたら時間が掛かってしまっているのですが、細部の表現は今までの数倍は精度が上がっているはずなのです。


Dscf294011

画像4、完成 その2。
実際の所このアイテムは2ヶ月以上前の作業工程での段階の物ですから、今ではかなり顕微鏡による作業にも馴れてきたのですが、従来の作業と比べてもやはり数倍の時間は掛かってしまうのでした!
アイテム選びも今まで以上に重要になってくるのも事実ですよ。出来のさほど良くない物は造形自体が気になってしまい、ついあれこれと手をかけて行く事になるので、出来るだけ造形自体に時間を取られない出来の良いアイテムを手がけた方が効率アップ間違いなしです。あくまでも拘る方は別ですが…(笑 それは馴れてからでも遅くはないと言う。


Dscf294611

画像5、完成 その3。
見える事に自信を失いかけていた今の時機だからこそ、実体顕微鏡の導入は間違いなくおススメです!高価な金額に見合う、いやそれ以上の成果をもたらしてくれる事は、私がハッキリと断言いたしますよ!あくまでも途中で投げ出さないで使い続ければ、のお話ですが。
ヘッドルーペを複数使用しても眼の行き届かなかった部分がハッキリと見え、しかもしっかりと塗装も出来る事になりますから、今まで以上の仕上がりになるのは当然な事なのですよね。
かと言って全てをこの行程で行うのは間違いです。無駄に時間がかかり過ぎて作業がちっとも捗らない事に…(怖 
あくまでも適材適所で使ってこそ有効と言う事なのだと思いますよ〜〜♬


Dscf329211

画像6、背景替え その1。
いつも同様に背景を変えてみました。
暗雲漂う緊張感に包まれてこの後の戦いに気分を備えていると言った所でしょうか。


Dscf329311

画像7、背景替え その2。
画像5と同じアングルなのですが、バックの背景が変わるとまたひと味違った雰囲気になるから不思議ですよね。こんな部分を考えながら背景を用意する作業自体も案外面白い物なのです。


Dscf329511

画像8、背景替え その3。
今回の決めの一枚となります。実体顕微鏡を使っての作業で今までの数倍の精度に仕上がってくれたとは思うのですが、新たな欲が出てきてしまうのも事実、です。今まで15年以上の間使ってきた塗料のセラムコート、顕微鏡越しではっきりと粒子の粗さが目立ってきてしまいました。表面の細かな凹凸が思った以上に荒い仕上がりに気が付き始めたのです!
さて、この辺りも今後合わせて改善の必要が出てきた、と言う事なのでしょうかね〜!(汗


ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/505233/34092487

アルパインフィギュア(1/35 ) その3(最終回)を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿