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2012年4月29日 (日)

ゴラム(スメアゴル) その9

聞く所によると、世の中は今やGW真っただ中だそうで…(笑。そんな中だからこそ、模型!?な訳なのですが、ご家族の有る方はそちらもしっかりと大切にしてください。
と言う事ですが、ゴラムは相変わらず続いておりますです。
前回でベースの8割方は良い感じになってきましたが、オリジナルのややダルい系の岩肌のモールド感、を造形的な面に頼らずに、塗装で更にそれらしくして行きます。

G91

画像1、前回に加えての作業として、更に岩肌のハイライト部やシャドー部のコントラストを調整します。
どちらかと言うとヌメットした感じのモールドですが、ややごつごつな細かな岩肌をやり過ぎない程度で表現して行きます。
とは言え、劇中では禁断の泉のほとりの設定ですので、あくまでも違和感の出ない程度に、です。
意図的にモールドの無い部分に光や陰を描き込んで行きながら、イメージ的な岩肌を出して行けると良いのですが。
今回も部分的な一極集中ではなく、常に全体を眺めながら均衡の案配を調整します。

G92

画像2では更に細かな凹凸部の描き込み作業。
戦車等で使われるスクラッチ跡などのチッピングの表現にも似た感じでしょうか。
実際に傷を作るのではなく、描き込み作業でそれらしくみせる技、ですね。
以前の恐竜のスケルトンヘッドの時も同様の処理でして、情報量を盛り込みながら雰囲気を出すという事です。
自分の納得の行くまで、の作業になりますが、ハマってしまうと終わり所を見失ってやり過ぎる危険も有りますのでご注意を。

G93

画像3は元々のオリジナルの塗装状態、のアップ。
前回では画像が小さめでしたが今回のアップの物でどこまで解るかは疑問が残るものの、気持ちだけは伝わりますでしょうか?
オリジナル、造りも塗装もそんなに悪くないと思えてしまいますが(笑

G94

画像4は今回の画像2のアップ。
画像3と比べるとやはり全く変わっているのが解ります。やっていて良かった〜!と思える瞬間です、ね。
モールドには無い細かな凹凸表現が随所に追加されています。
生で見ても塗装なのかどうかはなかなか判断できませんので、やった分の効果は間違いなくあるのではないでしょうか?
腰布やポウチも更に塗り込まれていますので、オリジナルとは雰囲気が断然違って見える筈。
完成ももう間近、という感じになってまいりましたです〜!

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

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