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2012年8月 6日 (月)

ベビーゴジラ その2

前回はオリジナルのベビーゴジラのご案内でしたが、今回は塗装前の下準備として、造形的に気になる箇所に簡単に手をかけます。
トイ全体に言える事ですが、成型時のパーティングラインやパーツの合わせ目部分に関しては多くは期待でません。
しかもまずい処理を塗装の塗膜を厚くする事で目立たなくしてある事も有るのでよく観察しなければいけません。
そんな辺りにも注意しながらしっかりと気になる箇所をチェック、です。

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画像1左上はさてなんでしょう?右上と左下はボディーの合わせ目部のパテによる修正。
右下は足の爪の簡単なディティールアップの状態。
全体的な形状に合わせてパテを盛り、ディティールの形状も近辺との違和感が出ないように出来るだけ合わせておくと後々の効率が上がります。

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画像2必要な各部所をパテにて修正を加えた全体の状態。
腕、足、しっぽの付け根近辺は特に仕上がり後のバランスに大きく影響します。
手足の爪もほんの少しの作業で大きくイメージが変わる箇所。特に今回手をかけたのが口周りで、口の中のディティールや舌の形状変更、そして牙の扱いを変更してあります。

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画像3ボディー各部所のアップ。
必要最低限の修正に停めてあるのが分かると思います。
この辺の作業は、やり過ぎると全く持ってキリが有りませんです。

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画像4左は爪部分のアップ。
オリジナルでは寂しい形状でモールドもだるいのでシャープにして存在感をアップします。
口元もオリジナルではかなり悲しい事になっていましたので、牙は全て切り離してパテにて新造。
画像1の左上の画像は実はこの牙の元になるパーツの途中の物。
1ミリ程の極小の物ですので細心の注意が必要です。
舌の形状も資料を参考に造り直しておきます。

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画像5各部所の別アングル。
簡単なディティールアップですので、作業は出来るだけ緻密に考えた上で一気に済ませます。
見せるポイントを絞り込んでおけば途中の迷いは無いと思いますが、作業途中で考えだしてしまうと、なかなか進まずに、最悪そのままお蔵入りなんて事にもなりかねませんね〜。
それにしてもオリジナルの目、何時見ても変ですね。

と、ここでご案内ですが、「北海道モデラーズエキシビション」が8月18日(土)・19日(日)の開催となります。北海道内外のモデラーが一堂に集う年に一度のお祭り、お時間のある方は是非お越し下さいませ。今年も昨年同様に、ホール、アトリウム、ルームでの3会場での開催ですので、是非くまなくご覧くださいませ!

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