« ベビーゴジラ その2 | メイン | ベビーゴジラ その4 »

2012年8月12日 (日)

ベビーゴジラ その3

暑さと寒さ(?)寒暖の差が激しい今年の夏ですが、皆さんも体調にお変わりはなかったでしょうか?
模型制作にはなかなか辛い季節ですが、ここは踏ん張りどころです。
と言う事でベビーゴジラ、いつになく細かな作業で手を入れてみましたが、今回からは塗装段階。
本来は塗装前にサフェーサー等の下地処理が望ましいところですが、オリジナルの塗装も結構な塗膜の厚さ故、今回はそのままオリジナル色に塗装して行く事にいたします。

Bg31

画像1はその第1段階、下塗りの意味で、パテ等で手を入れた箇所とそれ以外のオリジナルの色の差が目立たないように同系色にて塗装します。
この後にどんどん色を乗せて行きますので、若干の違和感は気にしません。
画像で見ると、元々がこんな仕上がりだった気さえして来ますが…。

Bg32

画像2は頭部とボディー側面の状態。
やはり口回り以外は元がこんな感じなんでしょ?的な段階で、実際にはここからがスタートと言っても良い段階です。
それにしても、アップにした際の各部所のモールドの意外な程繊細な造形には今更ながら感心です。

Bg33

画像3は塗装第2段階。
表皮上面は暗めの茶系でトーンを落とし、表皮下面部はアイボリー系を塗ります。
どちらも最終のイメージに近い色で大雑把に塗っておきます。
当初のオレンジっぽく鮮やかな色味がグンとおとなしい色にトーンダウンしました。

Bg34

画像4ボディー側面のアップ。
いつもながらの事ですが、一気に下地を塗りつぶす事無く、下地の色味も部分部分で生かしながら塗り重ねて行った際のランダムな感じが、後々でも効果的になって来ますので、あくまでも全体のバランスを掴む事が大切です。

Bg35

画像5、塗装の第3段階では更に緑系や赤味なども加えて行った状態。
上面には恐竜に近いイメージと言った雰囲気を持たせるために、緑系や紺系をランダムに。
下面部にはやはり爬虫類や両生類のイメージに近づけるようにアイボリーのベース部に赤味を加えて血色感を表現します。

Bg36


画像6、多少オーバーなくらいにしておいた方が後の作業の軌道修正の意味合いの方向が掴みやすくなるかもしれません。
今回の様なアイテムは、表面の凹凸の度合いで、凹部の塗装は墨入れ的な感じで、凸部の塗装はドライブラシ的な感じでと、それぞれ使い分けして行くと作業の進行時の変化がより分かりやすくイメージも掴みやすいと思います。
作業を重ねる度にどんどん変化して行く様はなんとも言えない充実感が味わえます。
模型の醍醐味なのでしょうか?

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/505233/29530577

ベビーゴジラ その3を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿