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2012年12月15日 (土)

ロボット ハック その4

さすがに師走も迫って来ますと身の回りの動きもなんだか慌ただしいみたい、ですね。
仕事柄既に来年の物が動いて、しかも引きこもり状態で作業していますと、すっかりと世の中の様子と歩調があっていませんです(泣。 と言う感じでロボットハックも進行中な訳ですが、今回の変わり種アイテムを通して感じているのが、リアルとは何ぞや?と言う事。
劇中のハックは見れば見る程に分かってくる部分が多い物の、それをそのまま再現しようとすると今回のアイテムをベーストする意味が…。
にもかかわらず一連の作業の中、己の頭の中のイメージ以上に良い出来と思ったりもして。なんだか不思議な感覚なのでした。

Dscf081211_2

画像1は前回から引き続きの細部の塗装です。
今回もアバウトな造形のモールドの見かけ状の修正、目元のクリア塗装の開始等、どことは言えないあちらこちらにも手が入ります。

Dscf082011_2

画像2では更に上と同様に進めます。 全体を通して締まりのない箇所にも積極的にシャドウを施しますが、あまりにひどいモールド部分は、形がなくとも思い切り描いて行きます。
必要に応じて凹モールドにもガシガシ墨入れして行きます。
それと、頭部の赤の部分、単色では味けが無い為、ハイライト部分にはオレンジ系を薄めに塗って色の変化を付けておきます。
パッと見た感じでは分からない程度でも、しっかりと色の存在感が変わります。

Dscf082711

画像3、上記の作業と合わせて行うのが頭部の赤の塗装の部分のクリア塗装。
目元のクリア作業と同時に徐々に重ね塗りして行きます。
一気に厚塗りしないで幾度にも渡って塗り重ね、常に艶の感じを確認しながらと言う所がポイントですね。
全体の光の反射が更に加わってだんだんと仕上がって来ました。完成も近い?

Dscf081711

画像4、左が前回の画像3の段階の物。右が今回の画像1の物。
目元パネルのクリア処理が分かります。

Dscf083411

画像5、左が今回の画像2で右が画像3の物。 わずかずつですが明らかに変化して来ています。
当初の無塗装の状態と比べると我ながらありがたい物を感じてしまいます。
冒頭でも述べたリアルとは何?チープな出来なのにやたらリアルと思えるのは錯覚?
来年もこの辺りに付いては悩んで行きそうな予感が…。

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

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