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2013年9月15日 (日)

ガルパン 五十鈴華 その2(最終回)

めっきりと秋めいてきましたが、皆さんのところは如何でしょう?連休も多く、各種イベント関係も多いこの時期、天候の善し悪しはいろんな意味で影響してしまいますよね。
模型的にも湿度が高いのは何かと作業が手間取ってしまいます。粘土系ですとなかなか乾燥しませんし、ラッカー塗料での塗装もカブリには注意が必要です。色々な意味で良い事が少ないですが、お部屋にこもっての模型制作に没頭するにはもってこい、ではありますが、なかなか言うようにははかどらない事が多いのかも?やはり己の精神の弱さが原因なんでしょうね。こればかりは何年経ってもなかなかコントロールできないのは私だけ??

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画像1、前回から塗装が進んでます。
制服の上着に色味の変化をブルーやグレーにてつけて行きます。スカートのグリーンにも色味の変化を。お肌は全体的にオレンジ系をプラスしながら血色の良さを出しつつ、下地の色むらをカバーして行きます。
髪の毛等もグレー会にてトーンの変化をつけながら、ハイライト部も描き込んで行きます。。
前回と比べると立体感が一段と増してきました。

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画像2、そうこうしているうちに、の完成その1。
上の作業と同様の箇所を同様に重ね塗りして行きながら、細部にも手を加えて完成です。
今回は割合あっさりめに仕上げてありますが、うるさくならない程度にもう少し手を掛けてもよろしいかと。やり過ぎには要注意ですが…。

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画像3、完成その2。
髪の毛はアニメ物のフィギュアの場合、ブラシによる色味の変化で綺麗に仕上げる場合がほとんどのようですが、今回は、と言うか私の場合この10年以上はブラシを使わないでの筆塗りにこだわっていますんで、いつもの様に何層にも分けてトーンの変化をつけてあります。時間の関係でまだ緻密な仕上げになっていないのがやや残念!
後ろ姿のスカート裾からのわずかに覗く白い物がなんとも切なく嫌らしい???

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画像4、完成その3。
スカートのグリーンはオリジナルよりも明るいグリーンにて立ち上げてみました。これによってフィギュア自体の存在もビビットカラーに助けられてか、存在感が増した気がします。トーンの変化もやや大げさに仕上げてみました。。

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画像5、完成の背景付き画像。。
キャラクターの本来の性格もよく分からないままに仕上げてみましたが、イメージ的にはガルパンの場合、大地の緑と広がる空のブルーがぴったりと合う気がします。
こちらは牧草っぽい爽やかさがフィギュアをさらに引き立てているような。

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画像6、今回の決めの1枚。
アニメのイメージよりは原画のイメージに近い感を筆塗り特有のタッチによってかもし出している事になっているかと思います。ま、結果論での勝手な解釈とも言えますが…。
アニメの作業も昔とは全く変わって今やコンピュータでの作業がメインのようです。細部の色味の変化も綺麗なグラデーションで緻密に描かれる事が多いので、やはりエアブラシでの表現が的確なのかもしれません。
敢えてそこを筆塗りで質感を出す事によってオリジナルのフィギュアともアニメとも違う世界観が表現できると塗装のオリジナリティーが生まれると信じています。ただし、一歩間違えると汚いだけの仕上がりになってしまうのがなんとも恐ろし〜!のですが…。
と言う事で今回の完成となりました、チャンチャン。。

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

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