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2014年10月19日 (日)

タイトー版キューティーハニー その2

今年は台風の進路もなんだか妙な事になっている様です。北からの寒気の張り出しが影響しているとか。まだ直撃の発生率は高そうですので皆さんご注意のほど。
台風が熱帯低気圧に変わってもその影響はかなりのものです。北海道では過ぎ去った影響でとっても寒〜い日が続いています。雪虫もかなりの数が飛び交っていますし、カメムシなんかも結構多く見かけます。と言う事は?今年は雪が早くて多い??ひえ〜!です。
あんまり寒いので、今週はついに暖房に着火してしまいました。ちょっと早いんですが、風邪なんかひいてられませんです。マジ、さぶっ!!
と言う感じの中、ハニーさんが進みます。

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画像1、オリジナルのフィギュアの頭部分割。
前回お話ししたお顔の製作にかかる前に、まずはオリジナルの頭部を分割してみましたよの絵。髪の毛は出来るだけ元を使いたいとの思いもありますので。
それほど複雑な造りではないので顔と髪の毛で計3パーツでの構成です。
何度見てもこのお顔、なんだか妙です、よね?何が?何所が?と考えたくもなくなるのも不思議なんですが…。

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画像2、お顔の製作その1 。
グレイスカルピーにてさっそくお顔を作って行きます。
土台となる芯部分は以前にもご紹介した物を使っていますが、今回はこの段階でボディーに装着した状態にして進めます。顔単独でスケール感がおかしな事になると何のために造り直すのかが分からなくなっちゃいますんで…。
芯にスカルピーをボテボテ肉付けしながら髪の毛のパーツも装着。何となく顔らしい形に整えて行きます。いちおう最終の形状を意識しながら。
まだまだなんとも悲しい状態ですが…。

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画像3、お顔の製作その2。
顔の形状では特におでこ回りのボリューム感や顎のラインに注意して盛ったり削ったり。目、口、鼻辺りもそれなりにして行くと、どことなく顔らしくなってくるのです。
この少しづつ変わって行く過程が結構楽しかったりもするのですね。。

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画像4、お顔の製作その3。
上の行程までに使う物と言えば、主に指とタミヤの調合スティックのみ。
しかしここからは必要に応じて数種類のツールを使う事に。とは言え特殊な物はあまり使いませんが…。スパチュラ系の物だけでも何十種類も持ってはいるのですが、気付くと昔から使っている物が主流になっていますです。カッター、デザインカッター、千枚通しの先端を削った物数本。縫い針を加工した物数本、等です。調合スティックもここでも欠かせません。後は表面処理用の筆数本、と言った感じです。
それらを使いながら整えて行くと画像4の状態に。そこそこ顔らしくなってきましたが、この状態が最も時間が掛かってしまうところ。細かなディティールを入れる前に土台の形に不備がないかを丹念にチェック。気長な作業なのです。

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画像5、お顔の製作その4。
目元やお鼻、口元の細部にディティールを付けながら幾度もチェック。
表面処理には固めの豚毛の筆で大まかに削る様になで上げながら形状を処理。さらにナイロンの平筆にてさらに表面を滑らかにして行きます。。
途中、必要に応じてエナメルシンナーを含ませた筆にて、気持ち溶かしながら表面処理する事も必要です。ただしその後はドライな状態で筆にて滑らかにして行きます。

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画像6、お顔の製作その5。
その4の角度違い。おおよその作業が9割がた終った状態です。あくまでも作業の流れを簡単に追った物ですので、顔が恐いとか、可愛くないと言った事はまた別のお話となってしまうんですよね〜♪でも、よく見ると確かにちょっぴり怖いかも!?
今回は絶世の美女系のハニーを造る事は考えていませんでしたので、あくまで精悍なそれでいてリアル系な仕上がりになる事を念頭に造り込んでみたのであります。もう少しキュートにしたいところなんですが、腕がなかなかそうさせてくれないのも多分にあるのが悲しいところなのですね〜!
精進、精進。と言う事なのであります。

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