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2016年1月10日 (日)

マシーネン パイロット その1

年も明けて早やくも10日が過ぎましたが、相変わらず雪の少ない札幌です。こんなに雪の少ないのは未だかつて経験した事がないかも!?全国的に暖冬と言われているみたいですが、近年の異常気象傾向は夏も冬もという感じのようですね〜!色々な意味で助かる事が多いのですが、なかなか対応できにくい事も多くなってきています。こんな状態は経済的にも大きく影響してきていますし、今後ますます懸念される事態が広がりそうですよ!!何事も極端な変化は遠慮したい物です。普通が一番という事、ですよね〜♪
そんな中でも平常業務は既に進んでいますし、なかなか模型製作は捗る事がありませんです。こんな事では新年早々この後の一年、先が思いやられるという事なのですよね〜!(泣色々と作りたいキットも有るし、新規のスクラッチ造形物も作りたい物がわんさか状態、です。正月気分もそろそろ抜け出さないとしんどい事になってしまいそうな予感、です…、トホ。
結局前回のマシーネンつながりで同キットの中のパイロットを手がける事に。(笑


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画像1、キット仮組 その1。
前回の女性整備兵と同梱のパイロットが今回のターゲット。
出来は良さげなのは確認済みでしたが、これが結構化けてくれてしまう事に…(笑
インジェクション特有の合わせ目等はしっかりと処理しながら、ですね。


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画像2、キット仮組 その2。
寒冷地仕様という事でしょうか、G-1タイプの皮ジャケットに身を包んでいます。襟部分の毛のモールドは寂しい状態なのでエポパテにて手を加えておきます。


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画像3、細部の形状修正。
キットは出来るだけ改造しないで仕上げるのが私の基本姿勢なのですが、インジェクション特有のモールドの甘さは気になりますので、凹モールドで気になる部分は軽く掘り下げ作業を施しておきます。スジボリ堂のタガネはここでも重宝〜♪


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画像4、細部の形状修正のアップ。
ジャケットの裾や襟回り、ポケットの下部や肩章のふち、ヘッドギアのアウトラインあたりを軽くケガキながら掘り下げる訳ですね。
襟の毛の表現もさらに雰囲気を出す様にラッカーパテにて追加修正しておきます。


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画像5、下塗り。
キットの形状の修正が終わると早速下塗り、です。
一応この時点で塗り残しのない様にしっかりと下塗りしておきます。この時点での色自体はかなりおおざっぱな色を選んで、で大丈夫!相当おおざっぱ、ですが…(笑


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画像6、下塗りのアップ。
下塗り状態の上半身のアップです。簡単ながら掘り起こしたモールドの効果はこの時点で見て取れるのは助かるところ。塗装も含めてどちらも大事という事ですね!


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画像7、お顔の塗装その1。
この後は前回同様にお顔の塗装を段階的にお見せしますよ。
まずはシャドー第1段階。
明るめの茶系色でウォッシングの要領でシャドー部を塗装します。


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画像8、お顔の塗装その2。
次はシャドー部の第2段階。
先のシャドー色よりもやや濃いめの茶系色にて塗装して行くとさらに立体感がでてきます。この段階ではややオーバー気味でも構わないですが、下地の肌の色が無くならない程度というのが肝心ですよ。


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画像9、お顔の塗装その3。
シャドー部の第3段階。
さらにさらに色を濃くした茶系色にて再深部のシャドー表現を加えて行きます。目元や鼻、口回り、そしてヘッドギアのふち周辺が主な箇所。
この作業で立体感のついた物にグッと締まりがついてきました。


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画像10、お顔の塗装その4。
シャドー処理を施してかなり立体感がでてきたところで、いったん下地で使った肌の色にて薄く塗り重ねして行きます。シャドー部分と同時に全体が濃いめになった色をいったん落ち着かせておく訳です。
決して先のシャドー色を無い事にする訳では有りませんです。あくまで薄〜く、軽〜くなのですよ!目には同色を入れておきます。


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画像11、お顔の塗装その5。
次はハイライト部分の塗装、凸部分やしっかりと光を意識させる箇所の肌の箇所のハイライト処理を段階的に明るくしながら塗り重ねて行きます。
同時に目にもホワイトを入れさらに瞳のブルーも描いてあります。


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画像12、お顔の塗装その6。
随時ハイライト部分を重ね塗りしていきます。
同時に目元の細かな描き込み作業も。瞳の周辺のアウトラインも描き込んで行きます。
目元周辺の濃いめの色味も加えながら自然な目元の雰囲気に。
肌の部分部分には赤みの色も加えて行きます。
口元やあご周りにはヒゲのそり跡も再現。


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画像13、お顔の塗装その7。
ハイライトやシャドー色を再度微調整しながら全体のバランスを整えて行きます。 眉毛も描き込むと目元の印象もがらりと変わりましたよ。
目元も少しずつ調整しながら印象を好みの方向に持って行きます。瞳孔も入れますよ。
ヘッドギアにも細かな色を入れて行くと、頭部全体がそれらしくなるのも不思議な物です。
そんなこんなで9割方は出来てきた頭部ですが、この後の他の作業と同時にさらに細部には手が入って行く訳なのでした。
私の塗装は一回の塗りで決まる、という事は決して有りません、何度も塗り重ねしながら、徐々に良い方向に向けて行くという行程。行った作業は決して無駄にしないで少しずつの気長な作業なのですよ〜♪
次回は気合い注入のジャケットのバックペイント、の予定です!!


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