« ミリキュー ネーネ その3 | メイン | ミリキュー バーニー その1 »

2016年2月20日 (土)

ミリキュー ネーネ その4

なかなか暖冬の雰囲気が強いのが今年の札幌です。雪が降ってもその後雨が降ったり気温が高かったりして結構溶けてしまう。なので家の周りも結構少ないのですが、それでも例年の排雪作業は入るらしいと言う。そんなに雪は無いのですけどね。契約上業者もやらざるを得ないと言う事みたいですね。なんだか無駄な気も…(泣
世の中では何とも騒がしい事件や出来事が続いていますが、一体どういう事なのでしょうね。悲しい話があまりにも多い。景気の動向も世界的な規模で減速しているようですし、一部のの国の今はまだ小規模の軍事的行為も今後拡大の恐れが…。平和な日々に埋もれた人々がレミングのように群れをなして…的な習性とは違っていて欲しいのですが。
2016年も始まって二月近くが経つ訳ですが、今年の各地のイベント等の予定もボチボチ決定しつつある様ですね。様々なイベントに際して、例年以上に人の流れが多くなりそうな予感の模型の世界。色々な意味でそろそろ本腰を入れて取り組まなければ行けなさそうですよ〜!!皆さんは如何ですか!?
と言う感じですが、ネーネさんも今回で最終回となりました。


Dscf913011

画像1、パイピング第1段階その1。
前回までで下地の処理がほぼ終わっていますが、肝心のコスチュームのパイピング、コスチュームが黒な訳で、今回はそこに赤い線を描いて行く事になります。
その下準備として、ライトグレー色にてパイピングのラインを描いて行きます。これは下書き的な意味も有りますが、最終の赤色の発色を考えて、と言うこと。黒上に直接赤を乗せた際の色の発色は決してビビッドな物にはなってくれません、しかも発色を上げるためには何度も塗って行かなければ…。


Dscf913311

画像2、パイピング第1段階その2。
後の作業の手間を考えると、始めにライトグレー色を描いておく事で発色に関してはクリアになる、と言う事なのです。
雰囲気的にはホワイトっぽいラインでも十分おかしくはないのですよね〜!


Dscf913811

画像3、パイピング第2段階その1。
おおよその感じで各部のパイピングが描かれると、同様の作業で赤にて各部を描いて行きます。原画の持つイメージにグンと近付いてきました。
描き込む際にはどうしても線の太さにバラツキが出てきますが、後で黒にてトリミングしての修正を行えば問題有りません。それよりもビクついての線のブレの方が問題になる可能性が出てきますので、一気に勢いを付けての作業がよろしいかと。


Dscf914211

画像4、パイピング第2段階その2。
帽子の記章やコスのボタン、ベルトなんかも徐々に描き加えて行きますです。
同時に今回の山場とも言えるストッキング上部のフリル部分も描いて行きます。一応モールドされていますので、まずはモールドの通りにグレー色にて描きます。


Dscf914611

画像5、完成その1。
その後細部を調整しての完成です。
事前段階でのストッキング上部のフリルは原画に似せて当初の柄の谷部分に小山を描いてみました。画像が小さいと、単なるギザギザっぽい雰囲気になっていますが、しゅんや氏の原画に近いイメージになったのです、けれど…(笑


Dscf915011

画像6、完成その2。
各部のボタンやベルト回り、帽子の記章部分もさらに細かく描き込んでいます。
ヘッドホンと双眼鏡部分も簡単にハイライト処理を施して各パーツの色分けを。
髪の毛部分も凹凸感が出るように微調整。


Dscf915311

画像7、完成その3。
画像ではあまり見えない部分なのですが、パンティーはストッキングと同色のパープル系になっています。あまり見えないので重要ではないのですが…(笑


Dscf915911

画像8、完成その4。
完成のウエストアップ画像です。
お肌部分はいつもながらの感じなのですが、なんと行っても黒服、白と並ぶ色の変化の付け方の難しい色なのです。今回は極端なコントラストにならないように気持ち変化の付く位の処理にしてあります。


Dscf916211

画像9、背景替えバージョン。
パッケージの基調色の赤をバックにの一枚です。
ベースの木目は気になるところなのですが(笑
イメージ的にはパッケの雰囲気に近くなった?でしょうか〜??


Dscf916411

画像10、背景付き画像その1。
やや肌寒そうな自然をバックに、の一枚です。
やはり背景が有るとそのシチュエーションの意味合いが変わってきて見えてくる物です。
コスプレの撮影っぽい雰囲気の方が近いですかね?(笑


Dscf916711

画像11、背景付き画像その2。
その1の後ろ姿。
微妙に伺えるパンティー部分、この辺りもこうしたフィギュアの重要な部分と言えるのかもですが、年齢を考えると、やや危険な怪しい行為!?(笑
嫌らしい目線では決してご覧にならないでくださいね!!


Dscf917011

画像12、背景付き画像その3。
廃校になった学校の校舎をバックに、の一枚。こうした、やや現実感のある、それでいて現実感から離れた雰囲気と言うのはフィギュアの撮影の背景としては大いに意味のある存在と言えるのかもです。あまりにリアルな現実の中だと、存在がちょっと浮き過ぎてしまうかも、ですよね!


Dscf917411

画像13、今回の決めの一枚。
緑も輝くどこかの路地を背景に、と言った感じの一枚、ややアップ気味に。架空の存在感を表現するには最適なフィギュアですが、現実感とさほど違和感なく溶け込んでくれると言う意味も案外重要です。
アニメやイラストをモチーフにしたこうしたフィギュアの存在は普段のストレスの溢れる中においては、つかの間の心の安らぎになってくれるのかも、ですね。
今回のネーネさんがどういった人物設定なのか?の意味は私には分かりませんが、1/20スケールで、しかもプラモで存在するという意味合いは、今後の模型界には大きな一石を投じた気もするのです。
思った以上に製作は大変なのですが、是非皆さんもチャレンジしてみてください!
ちなみに第2弾のバーニーさんも、近日発売されるみたいですよ〜♬


ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/505233/33746265

ミリキュー ネーネ その4を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿