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2016年3月 6日 (日)

ミリキュー バーニー その2

前回お話ししました排雪後の雪の降り方のお話、やはりその後、結構積もって、結局排雪前よりも多い雪の状態になっております。道路も今時期としてはやや多めの降り方によって、除雪もままならない箇所があちらこちらに。それでも日中は割と溶け気味の温度なので昼に溶けきらないままグジャグジャの雪が、夕方辺りから凍って路面は洗濯板のようなガタガタ路面に。車にとってはあちこちにダメージを受けそうな、そんな日々なのでありますです(泣 春も近いと言う印でもあるのですが…。
まもなく3月11日を迎えようとしています。あの震災から早5年が経つ訳ですね。テレビでも当時の事がこの時期は多く語られたり、映像が流れる事も。今見ても何とも衝撃的な出来事には目を覆いたくなる、いや見ているだけで涙がこぼれます。あの教訓から、私たちは何を学んで、今後何をどうするべきなのか、決して忘れる事無く、本当に真剣に考えなければなりません。一日も早く現地の方々の心が休まる事を祈ります。
そんな事を考えながらも、日々の出来る事にも前向きに取り組みませんと、色々とまずい事になって行きそうなのですね〜♪ で、バーニーさんの続きです。


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画像1、修正その1。
仮組み状態以前に簡単なパーティングラインや制作上の必要な箇所は手を加えながら造っていますが、仮組みで改めてチェックすると、気持ち修正が必要な箇所もいくつか見つかります。どんなキットもそうなのですが、途中のチェックは不可欠ですね〜!


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画像2、修正その2。
まず始めに取り掛かる箇所はお顔のあごのライン。ここは原型師さんもおっしゃっている箇所で、抜きの関係でどうしてもダルめになっているということ。あご裏面はややシャープになる様に軽く削っておきます、シュッとなる様に。
後はスカートの肩ひもとボディーのフィット感で、どうしても隙間が出てくる箇所も有りますので、パテにて埋めておきたいところです。
ゴーグルとベレー帽、髪の毛の近辺もフィット感に注意したい部分ですね。


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画像3、修正その3。
髪の毛の後ろ側もかなり綺麗なモールドがされていますので、イメージを損なわない様に綺麗にラインを修正しておきます。特に下部の毛先辺りの形状は好みで形を整えるのがよろしいかと。
股間の付け根辺りはしっかりと接着してあげると隙間は出なくなりますが、合わせ目の形はやや修正した方が後々の為にも良いと思います。
プラのフィギュア全般に言えるのですが、削ったりヤスったりした後の表面は毛羽立ちや微妙な段差が出来ますので、流し込み接着剤を軽くなでる様に塗ってあげると結構良い感じに。つけ過ぎには注意が必要で、細かなクラックが入る場合も有るので注意は必要です。


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画像4、修正後のパーツの大まかな分割。
できる事なら全てしっかりと接着した方が良いのですが、今回は塗装の為にもいくつかにバラせる様にしておきます。大きくは3分割に!
さらに頭部は細かな隙間も出ますので、首から上のパーツはしばらく全てバラせる様に仮組み状態なのでした。あくまで塗装を考えての事、なのですが。


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画像5、下塗り。
各部の修正が終わると下塗りです。パーツの色に近く、原画の色味も意識した色で全体を色分けしながら下塗りして行きます。ほぼパーツの色分けと同じ雰囲気なのですが、スカーフと指先、ゴーグル部分は新たな色になりました。


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画像6、下塗りのアップ。
素材が数種類のプラを使用しているようですので、出来る事なら一度軽くサフェーサーを吹いた方が色の食い付きは良いかも、パーツ形状のチェックの為にもなりますからね。
私はこの十数年サフはほとんど掛けませんけれど…(笑
全体の下塗りしただけでも結構イメージは変わるんですよね〜♪


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画像7、肌部分のシャドウ処理その1。
肌部分に下地より気持ち濃い色の肌の色でシャドー処理を施します。この後徐々に進めるシャドー処理の全体のイメージを掴む為には面倒でもしておいた方が良い作業なのです。色自体はほとんど変化した様には見えないのですが…。


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画像8、肌部分のシャドウ処理その2。
次にシャドー部分の第2段階のシャドー処理を施しますよ。
はじめよりもさらに色味を濃くしながら薄く重ね塗りしていきます。
今回のバーニーさんもしゅんや氏の原画のイメージを再現したいと思っていますので、パッケージのイラストをじっくりと参考にしながら、の手順です。


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画像9、肌部分のシャドウ処理その2のアップ。
まだまだ徐々にのレベルですが、お肌部分にシャドー部の色が重ねられてきて立体感が増えてきているのがお分かりいただけますでしょうか。
デリケートな女性のお肌、じっくりとやさしく、気持ちを込めて時間をかけて、という感覚が結構必要なのですね〜♪
お肌部分は次回も続くのでした。


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