« ディアゴスティーニ版 ゴラム その2 | メイン | 自衛隊戦車兵1/16ヘッド その1 »

2016年5月22日 (日)

ディアゴスティーニ版 ゴラム その3(最終回)

一昨日、昨日と夏日です、まだ早いでしょ、30度を超えるには。異常とまでは言わない物の、やはりちょっと妙ですよ、気象全般が。地球規模での異変が発生しているのでしょうか。四季の美しい国として誇れる日本も、やはり温暖化によって少しずつおかしくなって来ているとでも言うのでしょうか。長い年月で見ると対した事は無いのかもですが、とっても心配になってしまうのはテレビや映画の見過ぎなのでしょうか?考え過ぎならそれはそれで良いのですが…。大丈夫か?地球…。
今月号のアーマーモデリングに、ほんの小さめですが、手掛けた物と本人画像が出ています。あまり自慢にもならない話なのですが、見てみてくださいませ(笑
そういえばGW直前辺りで予約していたスターウォーズの新作版DVDが届きました。意地になって映画館には見に行ってませんでしたので(笑)それから3回はじっくり鑑賞できたのでした。大好きなSWですが、新作には色々と個人的には受け入れられないお歳頃になって来てますので、言いたい事は山ほど有る物の、映画自体は大変良い出来に大満足です。そろそろ新作版SWのフィギュア関係にも着手したいところですね〜♪
怪しい姿のゴラム君、今回で最終回なのでした。


Dscf986811

画像1、肌の調整その1。
前回までで全体のシャドー部やハイライト部がおおよその所まで来ていましたので今回は細かな微調整を中心の作業です。
再度の作業ですが、部分部分への赤みや黄色みを加えてリアル感をプラスして行きます。


Dscf987711

画像2、肌の調整その2。
次に全体的に濃いめになったお肌を明るめに調整していきます。上記までの作業にてコントラストが付き過ぎて全体的に濃いめの暗い雰囲気になって行った感じを解消する為、肌の基本色を上塗りを重ねながらと言った感じです。あくまで自然に見える様。
さらに、眼球中心に描いた瞳部分の位置を微調整しながら、やや下向きな目線になる様に調整してあります。口元の調整と歯の描き込みなども同時に進めます。


Dscf988511

画像3、肌の調整その3。
腰布部分の描き込み、お肌のシミや各部の傷や汚れ、爪の細部の描き込み等細かな部分を描き加えて行きます。これが結構細かくて辛いと言う…(泣
髪の毛部分も軽く描いて行きますよ。


Dscf989511

画像4、髪の毛の植毛および最終調整。
最後まで悩んでいた髪の毛の処理、簡単に描き込んでみた物の、やはり細かすぎて存在感が弱い気が。そこで今回は植毛にチャレンジする事に!ウエスの布の横糸を抜き取り、さらに細かくバラした超極細の繊維を使ってみました。わずかな空気の流れにも飛んで行ってしまうのでマスク着用での作業。マットメディウムにて接着して行きました。
目元にはクリアをしつこく塗り重ね。さらに肌全体の微調整を行っていきます。


Dscf993011

画像5、完成その1。
その後もしばらく全体の微調整を施し、ベース全体も塗装していって、晴れての完成です。
植毛した髪の毛部分がやや大げさな気もしますが…(笑


Dscf993311

画像6、完成その2。
何と言っても1/29と言う小さめのアイテム、しかもクリーチャー的存在ですから今回は気の使い方が兵隊さんのような訳には行きませんでした。ほぼ裸同然の姿ですし…(笑
全体に単調な仕上がりにならない様に色の変化を自然に見せるのは、やはり結構気を使ってしまいます、です。


Dscf993711

画像7、完成その3。
髪の毛の量はともかく、長さが未だ長め過ぎなので、この後さらに手は入るかも!?
それもアップめの画像だと気になる部分でして、裸眼で見る分には全く自然な感じなのですが…。どちらにせよキモさに拍車がかかってくれました、ね(笑


Dscf000611

画像8、黒背景その1。
制作途中の白バックとは又雰囲気ががらりと変わって見える黒バックでの撮影です。
フィギュアの怪しさがよりいっそう怪しく見えてきます。
それにしても、思いの外にキモ可愛い存在になってくれました!


Dscf000711

画像9、黒背景その2。
名前はゴラムになっていますが、別人格のスメアゴルが正解、やや愛嬌のあるやさしい人格の方なので気持ち悪さの中にも愛嬌が必要となってくる、と言う事なのです。
そんな部分を読み取っていただけると成功なのですが…。


Dscf002311

画像10、背景付き画像その1。
劇中の同設定に使われている雰囲気の背景を使ってのアップめの画像です。
水辺で魚を捕るシーンの岩場の設定ですね。
怪しさ倍増計画にはもってこい!!


Dscf002411

画像11、背景付き画像その2。
同じバックでやや引き気味での撮影カット。
こんなシーン有ったよね〜♪と思っていただけるとバッチリですが。
今やそんなに記憶に残っていないと思われるロード・オブ・ザ・リングのゴラム君ですが、こうして手がけてみるとその存在は劇中では結構重要な意味を持った存在だったのですね、と改めて思ってしまう訳です。
また、映画を1から見直してしまいそうな…(笑


Dscf001511

画像12、今回の決めの一枚。
背景には以前作ったサイドショーの1/6の際にも使った背景を使って、上部空間にタイトルをはめ込んでみました。
幻想的な暗い世界観に有って、ゴラムの存在がより浮き彫りになってくれる、そんなカットです。タイトルロゴも加わるとポスター的な雰囲気になっている?と思っているのですが…いかがなものでしょ(笑
と言う事で小さいながらも結構楽しめたゴラム君でしたが、元のディアゴスティーニのフィギュアは国内では40巻まで、海外では100巻近くまで出ていたらしいので、今後また、ゆっくりと楽しめるかもしれないですね〜!!(笑


ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/505233/33832899

ディアゴスティーニ版 ゴラム その3(最終回)を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿