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2016年5月 1日 (日)

ウォーキング・デッド ダリル その5(最終回)

熊本地震の件もテレビ等の報道はやや落ち着いて来た感は有るのですが、現地の方はなかなかそんなのんびりとした事は言ってられそうにはなさそうです。早いところの復興を願うばかりなのですが、今回のマスコミ各社の報道にはやや苦言めいたお話も有る様です。ありのままの現状を報道する事を優先するあまりに、直後の混乱した現地に入った報道関係者の行動には結構問題が有ったようで、この辺り、何が最優先な事柄なのか、人道的に判断しないと、当事者の感情を逆撫でしてしまう恐れもたぶんに含んだデリケートな問題。先進国と言われて久しい日本、まだまだ今後改めなければならない事が多いようなのです。
その一方で、政治からの報道に対する締め付け的な状況は、世界的な目線ではかなり厳しい評価を受けているようで、この辺りの問題も今後ますます広がって行きそうな予感も…。
そんな中でも時は既にGWに突入していました。何かと忙しさに追われていて、個人的には休日に対する麻痺感でしょうか、なかなか実感が湧いていませんです。のんびりと普段出来ない事をやりたいところなのですが…。それにしても、とっても寒いし…(泣
ダリル様、ようやく今回で最終回となっています。思った以上に結構時間がかかってしまいましたね〜♪


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画像1、完成その1。
スケールが大きめなのが災いしたのか?思っていたよりも手間がかかってしまいましたダリル様、ようやく完成となりましたよ。
リペイントとしてはもっと簡潔に済ませる予定でしたが、細かな拘りや感情が移入してしまうと…、なかなかどうして状態。
今回の勇姿をゆっくりとご覧ください。


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画像2、完成その2。
その後もあちらこちらの細部を描いて行きながら、なんとか完成なのでした。
オリジナルの状態とはかなり違う物になってくれたか、と。
今回の最大のポイントは出来るだけ似せたいと言う思いから、お顔部分には常時時間を取られてしまいました。その辺がやや反省、なのですが…(笑


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画像3、完成その3。
お肌周りに気を使うのは毎度の事では有るのですが、今回はコスチュームや小物関係も、1/6スケール故の大きめな存在感なので、細部に拘るとなかなか手早い作業にはならなかった訳でして。その分仕上がりにしっかりと反映はしていると思っているのですが。


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画像4、完成その4。
ボウガンの存在はこのキャラクターを語る際には不可欠なアイテムです。ですので決して手が抜けない存在な訳でして、細かな部分にも当然拘りながらの作業になってしまいましたよ。そりゃあ時間も掛かるって物です〜!造形が尋常ではないほどの良い出来だったのがせめてもの救い。縮小サイズとは思えない程とってもリアルな雰囲気に。


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画像5、完成その5。
シャツや皮のベストの存在も今回は手の抜けないところです。素材感や質感、そして使用感と言った要素がビッグスケール故に求められてくる部分でもあります。小スケールでは表現しないところもしっかりと描き込んで行く必要が…(泣 細かな部分ではシャツのステッチ等の縫い目やボタン回り、ボタンの穴の雰囲気等の表現などが該当しますよ。


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画像6、完成その6。
今回の最大の見せ場と言えば、そう、お顔です。
元の造形はかなり精巧に似せている物の、塗装一つで全く違う雰囲気になってしまうのです、決して気の許せない部分なのですよね。描き込んだ細かな髭に加えて、ほほ骨から顎の下回りにかけてやや陰っぽく見えるようにうっすらと濃いめの色を入れてみました。この辺りの微妙な陰影によって本人のイメージに近付いて来たと思うのですが…。


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画像7、完成その7。
ベストのボタン、右下がオリジナルで使われた物のボタンのアップなのですが、ボタンの表面には文字のようなモールドが…。知ってしまったのでなんとかそれらしく描き込んでみましたよ。普通にはどうでもいい部分なのですが…(泣


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画像8、完成その8。
それと、もう一カ所新たに判明した事実が。それが右手親指の付け根付近に入った星形のタトゥー模様。何ともえらいところを知ってしまったのでした。たいした作業ではないので急遽描き込みましたが…(笑
知らぬが仏、的な部分なのですが、なぜかちょっぴり嬉しかったりして…。


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画像9、完成その9。
ベースの出来もとっても良いのですが、細かな色を入れながらリアル感を加えてあります。
左手に持ったナイフにも微妙に色が加えてありますよ。手元の毛の描き込みも結構プラスされていますです。毛なのか、傷なのか、汚れなのか?と言った感じなのですが(笑


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画像10、完成その10。
髪の毛はもう少し手を入れたいところでは有るのですが、今回は取り敢えずこんな簡単な処理に留める事に、髪の毛も拘りだすとキリが無いところ…です。
皮ベストの羽の刺繍の欠落箇所もしっかりと修復してあります。汚れや質感の描き込みもさらにプラスしてあります。


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画像11、背景有り画像その1。
と言う事で、晴れて完成の状態、背景が付くと印象も一段と変わってきます。
ワイルドなダリル様のイメージが良く出た一枚に仕上がりました。


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画像12、背景有り画像その2。
1/6スケール故のリアルな雰囲気はアップ画像だと一段と分かりやすい事に。まあ、描き込みに関してはまだまだ心残りも有るのですが…。劇中のダリル様の雰囲気は結構出ているかとは思うのです。まだ似ていない気もしてしまうのですが…。


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画像13、背景有り画像その3。
劇中の暗めの雰囲気のイメージを思わせる背景の一枚。
やや幻想的な雰囲気の中に、今を生きる事をしっかりと感情的に感じさせられていると思うのですが。


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画像14、背景有り画像その4。
シーズン1の荒廃した町並みのイメージをバックの一枚。
ややうつむき加減の哀愁を感じさせるアングルです。
映画やドラマ物のアイテムは今までも結構手掛けていますが、必要以上に感情移入してしまうのがまずいところでもあるのです。まあ、その分仕上がりに対する愛着度合いも高いのですけれど…(笑


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画像15、今回の決めの一枚。
使い古された暗い雰囲気の鉄の壁をバックに正面からの一枚、です。
ゾンビ物の映画やドラマ、今ではかなりの市民権を得た感じもしますが、話の多くはやはりゾンビではなく、劇中で繰り広げられる様々な人間模様が中心。恐ろしいのはゾンビ以上に人間だと言う事でしょうか?その辺りを考えながらゾンビを鑑賞すると、またひと味違った見方が出来るかも?ですね〜♪
以前紹介したこのシリーズのスタチューも、そのうち取り掛かるつもりです。
ゾンビが先か?リックが先か?……(笑


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コメント

いつもながらにホントすごいですねぇ。

きよさとさん、どもでした!
すっかり遅れましたが、
ありがとうございます〜〜♬

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