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2016年7月17日 (日)

プライザー1/72サイドカー その3(最終回)

だんだんと北海道も暑さが増して来て、夏本番もすぐそこまでやって来ているようです。夏と言えばアウトドア!私も以前はサーフィンやキャンプ等を思い切り満喫していましたが、年々外に出向く機会が減って来て、今ではほぼ引き蘢り状態です。泣健康的にも精神面でも決して良い事ではないですよね〜!と言っていてもHMEも後2週間を切ってますし、外で元気に活動とは、しばらく行きそうにも有りませんです…(笑
先週ご案内通りに、第14回北海道AFVの会が開催されました。会場には85名以上の参加者で賑わい、この為にわざわざ遠方より脚を運んでいただいた方も多数いらっしゃいました。関係者の皆さん本当にお疲れさまでした。AFV物に特化した催しですので、一般の方にはなかなか取っ付きにくい面も有りますが、若者や女性の参加も年々増えて来ていますので、もっと裾野を広げて行かなければと改めて考える次第でありますです。
持参したミニスケールのサイドカーも今回で完成です。


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画像1、指の上のミニワールド。
前回の状態をセットして人差し指の上に、の一枚です。小さいです!
北海道は全国的に見てもミニスケールの比率が非常に多いんです。広大な大地に有って、なぜかとっても小さな世界を求める方々が多くいらっしゃる辺りもなんだか不思議、ですよね〜。(笑


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画像2、完成その1。
ベースワークを仕込んで、各種アイテムを接着して、完成です。ベースはミニアート社の1/16フィギュア用の物。地面や草等を処理して簡単ビネットに。


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画像3、完成その1-2。
ベースの作り方によって見せ場のメインアングルも決まってきますね。画像2が基本のメインアングルでしょう。ただし、背景を囲ってたり壁面でない会場での展示ではあらゆる角度から見る事が出来ますので、その辺りも意識して作りますよ。


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画像4、完成その1-3。
ここに来るまでに降下猟兵の各種装備品も装着完了しています。銃のスリングも極細ペーパーにて制作。
ナンバープレートの文字は判読できないレベルでうにょうにょと描いてあります。(笑


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画像5、完成その1-4。
簡単なビネットですが、面積内の情報密度が結構増えていますので、寄って行くと、小さいながらにも見所が満載状態になっています。人の肌部分やサイドカーに装着されたバッグの色味等がポイントになってきます。


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画像6、完成その1-5。
裏面の草地斜面の背面も敢えて黒での塗装ではなく地面同様の色合いにて自然に見えるように処理してあります。ただしすべてが背中側になってしまう背面はやはりやや寂しい感じも…。ビネットとしての工夫がやや欲しかったかも、ですね!


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画像7、完成その1-6。
アップめの画像です。
ミニスケールの場合、同じ塗装でもややコントラストを強めにしておく事で、スケールエフェクト的な効果が生まれ易く感じます。裸眼ですと自然なグラでももっさり見えてしまいがちになるので、濃淡の表現は気持ち強めに、がよろしいかと。


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画像8、背景付き画像その1。
背景にやや暗めの赤系のバックを使うとこんな雰囲気に。
白いバックの時とはまた違った物に見えてきます。
解説や制作過程の、物自体を見せると言う意味合いよりも、全体を通した一枚の絵としてみせる、と言った意味合いが強くなるのではないでしょうか。


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画像9、背景付き画像その1-2。
アップめの画像も背景が違うと別の雰囲気が漂ってきます。
完成後も色々な楽しみ方が出来ると言う物です。


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画像10、背景付き画像その2。
背景に自然の風景をバックに使った一枚。黄昏に色付いた草原を背景にすると牧歌的な落ち着いた雰囲気に仕上がってきます。ビネット自体が小さいので、用意する背景も小さめの物でも十分使えてしまうのもありがたいと言う…(笑


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画像11、背景付き画像その3。
こちらは緑まぶしい草原と青い空の背景をバックに。
とにかくすべてが小サイズですので、いろんなチャレンジがお手軽に出来てしまうのです。お試しの意味でも試してみる価値が十分に有ると言えるかも!?


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像12、展示会での一枚。
第14回を迎えた北海道AFVの会での展示の一枚です。
作品本体が小さいので、台座的にやや高めに立ち上げた木箱にサテン地の布を被せ、さらに横には特製の作品プレートを配置してみました。
作品自体の出来には左右しないこれらの演出も、見せる事を意識した展示会ではその印象も大きく変えて見てもらう事が出来ると言うもの。ほんのひと手間、が作品自体の存在感にも大きく貢献するのではないかと考えます。
と言う事で1/72も一段落、なのでした〜!


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