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2017年1月 1日 (日)

ヨーロッパ・ウソ 雀バージョン その1

新年あけましておめでとうございます。今年も引き続きよろしくお願いいたします。
あっという間に終わってしまった2016年でしたが、世の中では様々なことが起っていました。考えるとやたらと増える猟奇的な事件や、薬系の犯罪、トップの交代劇や自然災害等、なんとも慌ただしい事柄が結構有ったのですね。日本国内のみならず、世界的にも様々な変化や事件も。何となく世紀末的な事も頭をよぎりますが、2017年は良い年であって欲しいと切に願うのでありました。
良い年と言う意味では己自身もしっかりと前向きに何事にも挑んでいかなければならないんですよね〜!日々、精進有るのみ、です!!
模型制作に関しても今年は今まで以上に作るぞ!などと思っているのですが、頭の中で描く妄想とは裏腹にさっぱり手が進まないのが例年の状態、今年こそはテーマもいくつかに絞って内容も今まで以上に濃い物にしていきたい、と真剣に考えておりますが、果たしてどうなる事やら〜♬
その辺も含めて、気長に見守っていただけるとありがたいと思います。
そう言う意味で本年も一つよろしくお願いいたします!
新年一発目は、以前に手掛けたバリエーションでヨーロッパ・ウソの雀バージョンです!


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画像1、謹賀新年
作業に掛かる前に、ここ数年のネタ、お米に描く謹賀新年の一枚です。
年々老眼が進んで来ているので、もはや裸眼ではこんな作業は出来ない事に(泣 ヘッドルーペを使いながら、見えにくい中での作業なのでした!
今年はなんとなくいつもより精度が落ちた気が…(汗


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画像2、パッケージ。
今年は酉年、酉と言うと鶏なのですが、やや引っ掛けながらの鳥を一発目のテーマに!
3013年の3月と4月で取り上げたエアフィックスのヨーロッパ・ウソ。
http://sujiboridokakugen.lekumo.biz/masapaint/2013/03/
http://sujiboridokakugen.lekumo.biz/masapaint/2013/04/
この中の一体を前回はそのままの状態でとそうしたのですが、もう一体を今回は雀バージョンに仕上げようという発想。
しかしキットは古いですね〜!


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画像3、パッケージイラスト。
模型のパッケージのイラストはどれも魅力的に描かれ表現されています。
海外の物はまた独特な雰囲気で、芸術的に描かれている事が多い気が。このエアフィックスのイラストもまるで図鑑用に描かれたような仕上がりです。キット自体とのギャップが大きいのもこれまた魅力の一つなのですが…(笑


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画像4、今回のパーツ構成。
鳥自体のパーツはこんな構成です。この他に目玉のパーツが2個程ありますが。
この辺りの大雑把な作り方なのも古いモノ故なのかもしれませんが、これこそがプラモの醍醐味だったのですね、以前は。


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画像5、 素組み その1。
ペタペタと接着剤を付けて組んでいくとこんな姿です、キットの状況からは想像出来ない良い雰囲気!この段階が結構興奮するんですよ〜♬


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画像6、素組み その2。
基本がモナカ方式で組んでいくので、しっかりと接着していかないとどこかで辻褄が合わなくなるので注意です。想像以上の形になってきましたが、細かく見ていくとあちらこちらと気になる箇所も…。


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画像7、超音波カッター。
調べていくと脚の位置や開口したくちばし等、後々面倒な部分に気が付きました。エポパテでどうにでもなる部分なのですが、以前から気になっていた超音波カッターの発熱効果を今回利用してみようかと!
新しい物は熱処理も考慮されているようですが、この機種は結構熱が発生して、プラはデロンと融けてくれてしまいます。切削時には厄介と思っていたこの状態を逆に利用してあげましょ、と言う事。
以前はスジボリ堂さんでも扱っていましたが、ここ最近は見当たらない事に…。


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画像8、変更箇所の分離。
くちばしの下あご部分と、両脚の付け根部分を切り離します。超音波カッターの本来の使い方で、と言う事になりますね。
プラの厚みは結構あるのでカッターや鋸等では結構な手間がかかる作業ですが、超音波カッタではあっという間の作業ですよ〜。


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画像9、開口部の処理 その1。
両足付け根部分に開いた穴に余ったランナー等を使って超音波カッターを「切る」では無く「融かす」使い方にて埋めていったのが画像の状態です。ヒートペン的な使い方で融けたランナーを伸ばしながらペタペタしていくだけでしっかりと穴は塞がってくれます。


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画像10、開口部の処理 その2。
くちばしの下部分も同様に処理していきます。それでもあいた穴部分は上記同様の作業にて塞ぎます。これらが本当にあっという間なのに驚きます。ヒートペンの余熱時間も不要、接着剤での完全硬化時間を待つ必要も全く無しなので時間効率は今までの数時間が全く不要な事に!作業はストレス無くサクサクと進むのでした!
融ける超音波カッターでの悩みを逆手に利用しながら、接着のみならず、モールドの追加やもちろん切削なんかも同時に行えるのですから素敵です!
今後この使い方をもっと研究してみる価値がありそうですね〜!!


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