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2017年3月26日 (日)

ハズブロ ワトー 1/6 その1

せっかく春の陽気だったのが、寒の戻りでしょうか?どか雪が降った一週間、日中は融けるものの、夜の間に結構な量です。朝の雪かき大作戦も再び必要な事に。今週はまた結構な暖かさになるらしいですから、今度は全て融けてくれると思います。近くて遠い、春模様、です…(泣
昨日は32年間乗った愛車ビートルType1との別れの日でした 。外せるものは外して見送りましたが、ノーマル仕様の外観の良さに改めて惚れ惚れ。なんとも切ないものがこみ上げてくるのでした…(泣 出来るなら直して乗り続けたかったのですが、身体も車もあちらこちらが悲鳴を上げる年齢に。改めて見た際の本当に致命的なサビの度合いにも驚き、よくぞここまで持ってくれた事に感謝しつつ、別れの時を迎えたのでした。別れ際のビートルの後ろ姿は、どことなく寂しげな…。形の有るものはいつの日か壊れると思いつつ、もっと気を使って手入れしていれば僅かな延命も出来たのかも、です。
別れの春、そして出会いの春。いろいろな事が節目を迎える門出での時期、心も引き締めていろいろな事にあたって行かなければと思う次第です。
で、制作は今回から改めてのチャレンジのSWのワトーです。
10年以上前に一度手掛けたものを、再度挑戦と言う事で。


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画像1、ハズブロ ワトー パッケージ。
このアイテム、スターウォーズエピソード1の公開時に商品化された中の一つですが、1/6サイズのあくまで子供向けのトイと言う代物。当時は出演キャラがかなりの種類出ていましたが、どれも見た感じの残念な雰囲気、そして映画自体の人気の陰りと相まって、今では誰も見向きもしないと言う不遇のアイテム。
でも、出来はとってもグッドなのです、実は…(笑


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画像2、2006年制作時の物 その1。
2006年に一度リペイントによってその素体の出来の良さが明らかになったと言う代物。
ほぼリペイントのみなのですがご覧のような案配に仕上がりました。
元の造形はかなりのレベルで素晴らしい物なのが分かってしまった訳です!(笑


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画像3、2006年制作時の物 その2。
細かな描き込みで様々な情報量をプラスして全体の色味を変える様にリペイントしただけで、オリジナルの物とは明らかに別ものに見えるから不思議です。
それだけ素体の造形が素晴らしいのが改めて判明した良い例として、私もお気に入りのアイテムとなったのでした。
侮れません、トイ!


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画像4、オリジナルのフィギュア その1。
と言う事で今回改めてのチャレンジに挑む事に。
まずはパッケから取り出したオリジナル状態です。見たまんまのおもちゃレベルの何とも寂しい姿、です(汗 やはり、トイ、なのです!(笑


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画像5、オリジナルのフィギュア その2。
映画自体も今では人気は有りません、エピソード1〜3はSWファンの間では無かった事にしたいと言う風潮すら数多く聞かれる始末、です。個人的には大好きなのですが…。世の中の目とは厳しいものなのです(泣
加えてキャラクター自体も子供向けの物が多いと人気が無かったのです。しかも脇役のワトーとなるとその存在すらすっかりと忘却の彼方に…。


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画像6、オリジナルのフィギュア その3。
個人的にはこのふざけた人を食ったような存在のワトーにはなぜか惹かれてしまいます。劇中のかやらはほぼCGによって描かれているのですが、映画製作時にはちゃんとプロップ用の造形が作られていたのです。他のキャラ達も同様なのですが、それらの出来が何とも素晴らしいのですよ〜♬ ルーカスの意気込みがひしひし伝わってきます。


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画像7、オリジナルのフィギュア その4。
このフィギュアに限らず、大量生産の既製品の悲しい性、すべては塗装の再現度があくまでトイと言う出来レベルに見せてしまう最大の要素、です。
本当に出来は良いのです、造形的には。


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画像8、造形の微修正 その1。
今回は前回とはポーズや設定を変える為に若干の改造を考えています。
その前にいつも同様のパーティングライン等はしっかりと修正しておきますよ。
ラッカーパテにてボディー側面を中心にぺたぺた、その後しっかりとサンディングで表面を違和感が無い様にしておきます。


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画像9、造形の微修正 その2。
それにしても何とも情けないプロポーションです。お腹周りは中年の親父風、顔も何とも意地の悪い、そんなキャラがしっかりと再現されているんです。
なのに、なぜか惹かれてしまう、と言う…(笑


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画像10、造形の微修正 その3。
修正箇所周辺は結構繊細な皺のモールドが施されています。ラッカーパテにてパーティングラインを大まかに修正して、気になる箇所は後ほどエポパテにてモールドを追加で再現します。
この跡は右手にさいころを持った風にやや改造予定なのですよ、その辺りはまた次回と言う事で。


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