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2017年12月 3日 (日)

タミヤ アメリカ戦車兵 B(1/35)その1

気が付くとなんと12月に突入です!本当に一年の早い事と言ったら、しっかりとやる事はやっていますが、気が付くともう一年、です。あっと言う間に過ぎています。時間の流れが速過ぎです。年々早くなっている気がします。加速度的に時間がスピードを上げているのか?ただそんな気がするだけなのか?ますます1分1秒を大事に使わないとまずい事になりそうな気も…(泣
天皇陛下の退位が2019年4月30日に決まった様です。新天皇の即位は5月1日、新元号は来年の半ばには公表されるとの事です。年齢的にも今のうちに準備と言う事の様です。確かに急に亡くなられた際の周囲の慌ただしさは半端な事では有りませんから、仕方のない所なのかもですが、今までの歴史的な認識を改めると言うのもどうなのか?と言う気もしてしまいます。
しかしながら決して人ごとでもない訳ですよね。、今までの生きた証が我が家でも山の様に溜まり込んでいます。特に仕事関係の物や模型関係の物、その他の趣味のスポーツ系の道具や車関係の物なんかと言った物はどうすれば良いのでしょう?と近年考える事が多くなってきました。そろそろ準備を心がけておかないといけないと言う事なのかもしれません、です…(汗
今回は前回の戦車兵の同梱のフィギュア、です。


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画像1、パッケージ。
今回は前回終わったタミヤの戦車兵セットの同梱の戦車兵Bを取り上げています。このフィギュア、世界的に有名なカルビン・タン氏のフィギュアペイントのDVDでも作例として取り上げられ、あまりにも有名になり過ぎたとも言えるフィギュアですね。
実はそのDVDが発売される以前に作業を終えているので、タン氏の技は今回はいっさい反映していないと言う…(笑


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画像2、キットの状態 その1。
当然ながら3Dスキャン技術によるアイテムですので、素晴らしいのはこの上有りません。顔の造りも秀逸、コスチュームの皺の雰囲気もとてもリアルな仕上がりです。インジェクションでこのレベルは考えられません。ありがたい時代ですよ、全く!


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画像3、キットの状態 その2。
本当に素晴らしい出来の一言なのですが、インジェクションの限界点によるモールドの甘さの残る箇所も多々有ります。人間の欲と言うのはとどまる事を知りませんです(笑
首回りや襟元周辺、手元なんかはやや掘り起こし直してあげた方がよりシャープに仕上がりますよ。


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画像4、キットの状態 その3。
カルビン・タン氏のDVDで既にご覧になった方も多い事と思いますが、塗装次第でその素体の良さがより凄い事になるのもはっきりと見て取れると言う物ですよね。
実際映像を参考に数多くの素敵な作例がweb上でもかなりの数で見受けられています。
うかうかしていられないですよ、本当に!(驚


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画像5、下塗り その1。
組み立て終わるとさっそく下塗りです。いつもは各部を色分けしての下塗りですが、今回のフィギュアは全体がベージュ系の色合いが大半なので、全体をアイボリー系の色で下塗りして行きます。
隠蔽力の弱い色なので、薄めた塗料は何回も塗り重ねておきます。下地の色がやや透けていてもその後の重ね塗りで消えて行ってくれますからさほど神経質にならなくてもオッケー!塗料の筆ムラには注意が必要ですよ。


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画像6下塗り その2。
ウエストアップの状態です。
あちらこちらの甘いモールド部分に手を入れてあるのでかなりシャープな表情になってきています。
しかしこうして見ても顔の表情なんかはめちゃリアルな造形ですよね〜。


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画像7、塗装 その1。
まずは顔や手の肌部分から塗装を始めて行きます。
肌部分はつも同様に薄めた塗料でほんわかと塗り重ねて行きます。
眼には眼球部分にホワイトも。


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画像8、塗装 その2。
肌部分は徐々に色味をプラスして重ね塗りして行きます。
目元には瞳部分や瞳孔部分も描いて行きます。


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画像9、塗装 その3-1。
肌部分は更に重ね塗りを施します。
各部の赤味やハイライト処理、シャドー処理も合わせて肌の深みをプラスして行きます。色合いが単調にならない様、合わせて濁った色合いにならない様に気を配ります。
目元周辺もアイライン調の雰囲気を描いて行きながら生きた表情をプラスして行きますよ。


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画像10、塗装 その3-2。
上の物のアップ状態、顔の細部がよくわかる事と思います。
私の場合、本物に近いリアル感と言うよりも、絵画的な手法でリアルっぽい仕上げになる事を基本としているのですが、やはり元の造形自体に左右される事が多いのです。そう言う中でもこのタミヤのアイテムは作業もしやすいですし、目的の方向性を自由に位置付ける事が出来ると言う意味でも、非常に素晴らしいアイテムと言えるのでしょう。
次回は完成画像の予定です。


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