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2018年1月21日 (日)

ドラゴン U.S.TANK CREW (1/35)その2(最終回)

正月ボケに浸っている間に、既に1月も中盤を過ぎています。何をしているでも無いのですが、あっと言う間に一月が過ぎ去ろうとしていると思うと、なんだか恐ろしい気がしてなりません。こりゃあもたもたしているとすぐ来年になってしまうのかと思ってしまう程ですね〜(恐
後20日程で平昌冬季五輪が開催です。ここ最近は冬季五輪での日本勢の成績はふるわない様ですが、それでも皆さん頑張っているんです!思えばその昔の札幌五輪の際の華やかさは小学生だった私の記憶に今も鮮明に残っています。ジャンプ勢も凄かったし、フィギュアのジャネット・リンもとても美しかった!ホッケーやスキーの滑降、回転等いろいろと見に行った記憶が残っているんです。元々冬場のスポーツはおおよそ嗜んでいましたので今に至るまで、やるのも見るのも結構好き。夏季五輪よりも力が入って見入ってしまいます。しばらくはテレビに釘付けになってしまいそうな気が…(汗
そんな事をしている間にすぐに3月、雪もどんどんと溶けて春が訪れると言う事なんでしょうか〜?(笑 やれやれ、ですね〜♬
そんな事ですので模型製作は本当に進んでないと言う…(汗 これでも気持ちは結構焦ってきているのです〜♬
そんな中ですが、ドラゴン U.S.TANK CREWも今回で完成です。


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画像1、顔の塗装 その4。
前回に引き続き顔の作業です。色味の濃い部分と明るい部分を徐々に重ねて行きながら立体感を自然になる様に調整して行きます。
前回も書きましたが、このアイテムは前回のファレホによる塗装以前に手掛けていた為、従来のセラムコートを使用している為、表面の荒れ具合は以前同様の雰囲気です。
今までとの違いは実体顕微鏡の使用により精度が上がっている(?)事…。


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画像2、コスチュームの塗装 その1。
顔の塗装が良い所まで来た辺りでコスチュームの塗装に取りかかりますよ。
まずは仕上げる色味に近い色を各部に塗って行きます。この段階ではほぼ下塗りに近い雰囲気なので軽〜いイメージです(笑


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画像3、コスチュームの塗装 その2-1。
その後どんどん進めて行くとこのような感じに。コスチュームの途中行程は今回はかなり割愛しています…(笑
ヘッドギアやタンカースジャケットの色味、リブの仕上げやベルトの雰囲気、下半身のヘリンボーンツイルの質感等を意識しながら進めて行きます。


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画像4、コスチュームの塗装 その2-2。
上記のややアップ状態です。各部の状態が少し分かりますでしょうか?
手元の肌の雰囲気も徐々に仕上げて行く感じで。
顔の塗装も同時に微調整して行きます。


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画像5、コスチュームの塗装 その3。
アップにすると造形の良さがよくわかります。この時期の顔の原型はマイク・グッド氏だった気がしますが、この後しばらくはドラゴン製の顔はこの顔がベースに作られていたんですよね〜!古いとは言え、決して侮れませんです!


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画像6、以前に仕上げた一体 その1。
このキットが発売された頃ですから25年以上は経つと思われる頃に仕上げた一体です。この頃はシェパード・ペイン氏を意識してベースはタミヤアクリルに油絵の具でやや調子を加えると言った手法でしたが、色相がやや暗めの仕上げです。
当時はこれでかなり満足していた気も…(笑


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画像7、以前に仕上げた一体 その2。
次の一体は約15・6年程前の物。ヒストリカルフィギュアに夢中だった頃、塗装は全て油絵の具で仕上げている一体です。
まだ目もよく見えて細部はヘッドルーペだけでもかなり細部まで描き込んでいました。
独特の陰影が深い味わいの仕上がりになっていますが、今目線だとかなりくどい雰囲気かも!(汗


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画像8、古い2体のアップ状態。
同じキットなのですが全く違う仕上がりなのに思わずニヤリとしてしまいますね。年を重ねると、いろいろな事柄に影響を受けて考え方なんかも反映して行くのですね。
この辺りも徐々に徐々にと言うのが分かる気がします〜♬


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画像9、新旧そろい踏み状態。
約15年程間隔で制作したフィギュアを並べたワンカット!左から右に新しくなっています。時間の流れがいろいろと分かると言う物です。精度は間違いなく上がっているはずですが、色使いや質感、全体の雰囲気なども徐々に変化しているのが分かりますよね〜!


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画像10、完成の姿 その1。
装備品の装着と全体のチェックや微調整が終わると完成です。今回は色味を綺麗めに設定して仕上げてみましたが本来ならばもう少しダークな雰囲気な方ががリアルな気もします。しかしながら今までの物ともイメージを変える意味合いもあったので、細部の精度を増しながら明るめの色相で、と言う感じなのです。


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画像11、完成の姿 その2。
現在のタミヤの3Dスキャンのフィギュアと比べると造りの甘さは否めませんが、フィギュアとしての完成度は既に十分に整っていると思うのです。リアル感とはやや違う物の、本来のフィギュアらしいと言う意味でしかも1/35と言う世界観での存在感の中では十分すぎる出来と言えるのではないでしょうか。


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画像12、完成の姿 その3。
後は作り手側のイメージを何処まで反映させるのか、どう料理するのか、なのでしょうね。実際上の様に以前の物と比べた際には同じ作り手とて、同じ物にはならないのですから…。
こうして意図的に作風を自由自在に使い分けられる様になると素晴らしいのですよね〜!


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画像13、完成の姿 その4。
完成のウエストアップの大きめの画像です。細部がしっかりと描き込まれている様子がお分かりなるかと思います。しかしながら所詮は1/35スケールですので、あくまでも全体の雰囲気を大切にしながら作風を方向付けて行った方が良いのだと思います。
しかしながら、今更ですが1/35のミリタリーフィギュア、奥が深いと思ってしまう今日この頃なのでありました!
そのうちにまた同じフィギュアを仕上げてみたいと思ってしまっているのも不思議なんですよね〜♬


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