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2018年4月 1日 (日)

ミリキュー アリエ Max Factory 1/20 その1

今週の暖かな、いや、暑いくらいの気温によって、見た目の景色の雪はほぼ無くなりました。建物の陰の日当りの悪い場所の雪はまだ残っていますが、日に日にその姿も小さくなってきています。いよいよ春の到来ですね!国内の各地ではお花見真っ盛りとの事ですが、札幌はまだひと月近く掛かると言った所でしょうか。日差しも日中は強い日が多くなり、肌に刺さる程の強い刺激の日も増えてきました。気が早いのかもですが、夏すらもその辺りまで来ている気も…(笑 気の、せいです、よね?
昨年秋以降はずっと何かと忙しく、まとまった模型製作にも手が付かない状態が続いております。実体顕微鏡の導入で精度は上がったものの、携わる時間も増えている事もあるのかもしれませんが、小さめのフィギュアばかりが数体と言った感じです。今年はボリューム感がこじんまりとしてしまいそうな…(汗 今後の各種の展示会等も見据えて、この後の作業も考えていかなければ、と言った感じです。
そうそう、重大なお知らせがありました。今年のHMEが10月の7日(日)・8日(祝)の2日間に決定いたしました。例年の7月末から大きくずれ込む感じです。会場もファクトリーホールの1会場のみとなり、細かな調整が必要になってきていますよ。詳細は後日の発表なのですが…。
今回はミリタリーキューティーズの第3弾のアリエお嬢様の登場です。


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画像1、パッケージ。
発売から結構経ってしまいましたが、ミリタリーキューティーズの第3弾のアリエです。山下しゅんや氏とカニオ氏のコラボシリーズですね。
ボックスアートのしゅんや氏の原画も良い雰囲気です。


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画像2、パッケ裏の完成見本。
パッケージ裏面に掲載の完成見本の絵。
原型のカニオ氏の手による物か?はたまた他の方の手による物か?結構あっさり目に塗装されて良い雰囲気です。美少女系のフィギュアらしい仕上がりの見本となっています。
日本国内ではまだなかなかなじみの薄いガレージキット的な要素のアイテムですが、インジェクションで裾野を広げるチャンスのアイテムと言えそうです。


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画像3、組み立て その1。
パーツ構成も今までの物以上に研究されているようで、サクサク組み上がります。
パーツの切り出しの際は結構繊細なパーツが多いので注意が必要です。
接合部は場所によって緩い箇所もあるので、しっかりと接着が必要な部分もありますです。
全体のプロポーションは完璧な状態に仕上がりますから安心して作業が進められます。


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画像4、組み立て その2。
組み立ての際にはしっかりと接着しないと相のバランス的に隙間の出来る部分もありますが、その辺りは後で修正しますので気にしなくても良いレベルに。
繊細な割にパーティングライン等もさほど気にならないありがたい造形となっています。が、各部を接着前にしっかりとチェックして塗装前に修正しておきますよ。塗装の際にその辺りがグッと目立ってくる場合もありますから、ね。


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画像5、組み立て その3。
各パーツは仕上がりに近い成形色で構成されているので、大まかな雰囲気は組み立てた状態でほぼ掴めるのもありがたい所。
付属の目のデカールを貼れば、そのままほぼ完成の気もしてしまいます。
何と言ってもプラなので修正加工もラクラク、しかも色プラなのでレジンに比べると遥かに敷居が低く組み立てられるのもありがたいお話なのです。


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画像6、造形の微調整 その1。
楽に組み立てられるとは言え、各部の気になる箇所には、塗装前にしっかりと手を入れておきましょう。
コスチュームの色の切り替え接合部や足の付け根部分、バッグの肩ひもの接合部には微妙な隙間が出てきますのでエポパテにてしっかりと埋めておきます。


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画像7、造形の微調整 その2。
コスチュームの色の切り替え部のパーツの隙間をしっかりと埋めておきます。
バッグのショルダーベルトの身体に密着した部分もしっかりと。
右の画像は頭部のアップ。前髪先端や後ろ髪の先端部分のモールドを削ってしっかりとエッジを出しておきますよ。


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画像8、造形の微調整 その3。
足の付け根付近にも気になる隙間が、ややいや〜んなカットですがしっかりと修正。
今回最も気の使った部分が両手の部分。繊細な造形が製品化の関係でしょうか、パーティングラインも目立ち、かつ内側のモールドが埋まってしまったり、全体の中でもかなり気になる造りでしたので、時間がかかりますが慎重に削りながら形状を修正してあります。ポーズ的にもかなり重要な位置付けになりそうな手元の再現は意味合いが大きいのです!


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画像9、下塗り その1。
造形の微調整が終わった所で下塗り作業です。
パッケの原画のイメージに近い色にてサクサク下塗りしていきます。
あくまでもにた色味で全く問題ないですよ。


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画像10、下塗り その2。
いつもそうですが、下塗りの際の色味自体は極端に違わなければ似た色でも問題ありません。その後の重ね塗りにてイメージの色にに近付けて行く事になるので、神経質になる事は無いのですよね。
それよりも塗りムラや素材感の隠蔽度合いの方が重要かもです。その後の重ね塗りの為にもしっかりとした下塗り作業が必要です。特に今回の様なプラ素材の場合、製造工程状の剥離剤等が嫌ないたずらを起こしかねませんから、しっかりとチェックしながら丁寧な作業が必要となるのです。


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