2016年4月29日 (金)

皆さんこんにちは

最初に、この度の九州地方の大地震により被災され方々に心からのお見舞いを申し上げます。
毎日ニュースで地震の報道を見るたび自然の力の恐ろしさを知らされます。
復興にはかなり時間がかかると言われていますが、前を向いて頑張っていただきたい
と思います。

では今週からマツダ・ロードスターの製作に着手していきたいと思います。
まずはそれぞれのパーツを紹介していきます。

05非常に成型が綺麗ですね。
しかしどんなキットもパーティングラインやひけなどが存在しているので、入念にチェックしたいと思います。

011車体裏は一体成型でかなり塗り分けが大変そうです
ですが、カーモデラーたるものここはしっかりと塗り分けてあげたいと思います。

016国内仕様と海外仕様で製作できるため、左ハンドル用のパーツも入っています。
キットで知りましたが、かなり細かい仕様の違いがあるんですね。
私は国内仕様で製作します。

021

今回は女性のフィギュアが付属しているためマスキングシールにシートベルトが印字してあります。
エンブレムやミラー面はフォトエッチングで再現されています。

と言うわけでロードスターのパーツ構成は以上です。
パーツ点数も少なくパーツの構成も良いので作りやすいキットになっていると思います。

では次回から製作に入っていいきます。
では今日はこの辺で~(^.^)/~~~


ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2016年4月15日 (金)

皆さんこんにちは(^^)

今週でRS1000が完成を迎えることとなりました。

では最後のカウル製作を紹介していきたいと思います。

05_2 写真①
アッパーカウルとアンダーカウルです。
今回は8耐使用で製作するので、ハーフカウルになります。

写真②
黄色のラインで分割します。
上部をアッパーカウルに接着するので、切り取の作業が必要になります。

写真③
切断には0.2mmのBMCタガネを使いました。
タガネを使うことによって切断面が綺麗に仕上がります。

写真④
アッパーカウルに接着しました。
接着した部分の合わせ目と少々の段差があるので、パテを使って修正したいと思います。

次にタンクの加工です。

10 写真①
タンクの上部にある燃料の給油口は別パーツになっています。
問題なのはタンクと給油口が不自然な状態で有る事です。
実車資料を参考に少々加工していきたいと思います。

写真②
まずは給油口のパーツが収まる部分の凹部を大まかにプラ板で塞ぎます。
隙間は後ほどパテで埋めます。

写真③
給油口のパーツの給油口だけを切り取ります。

写真④
最終的にこのような形になりました。
塗装されていない状態なのでこの時点ではわかりずらいですね。

では、次に塗装です。

15写真①
継ぎ目をパテで修正しました。
この状態ではしっかり凹部が埋まったのかわからないので、
サフェーサーを吹いて確認します。

写真②
グレーサフェーサーで継ぎ目や傷の確認をします。
600#のペーパーで均してから再度サフェーサーを吹きます。

写真③
次に下色の塗装をしました。
カウルの色がイタリアンレッドなので、発色を良くするためにフィニッシャーズの
ベースピンクを吹きました。

写真④
イタリアンレッドを吹いた状態です。
綺麗に染まったと思います。
この後デカールを貼るのですが、デカールが馴染むように軽くクリアーを吹いてます。

では、カウル最後の工程ウレタンクリアーから磨きまでを紹介します。

20 写真①
デカールを貼り終えた状態です。
再販品はカルトグラフ社製なので、非常に貼りやすかったです。
しかし注意すべきはアッパーカウルのゼッケンの黒いデカールです。

3次元曲面に1枚物のデカールを貼るので、デカール軟化剤などで
馴染ませながらの貼りこみだったので、少々時間を要しました。

写真②
デカールを1日かけて乾燥させてからウレタンクリアーを塗装しました。
写真では確認できませんが、デカールの段差や埃の付着があったので
平滑な表面にしなくてはなりません。

写真③
1500#のサンドペーパーで段差を消してから、仕上げにバフレックスで仕上げました。
ペーパーをかけるときはむきになって力を入れすぎると下地を出したり、傷が深く入ってし
うことがあるので慎重な作業を心がけました。

写真④
磨きはおなじみの静芯マイクロポリッシャーを装着してシステムコンパウンドで磨きました。

以上でカウルの製作は完了しました。
後はそれぞれに必要な小物を取り付けて完成となります。

では完成したRS1000をご覧ください。

05

10_2 
再販キットではありますが、特別不具合なく完成させることができました。
初めて耐久仕様のバイクを作りましたが、これはこれで大変格好いいと思います。

カラーリングなども今時の物とは違ってシンプルではありますが、存在感のある
バイクではないでしょうか。

今後も機会があれば耐久仕様のバイクを製作してみたいと思います。

ということで今回をもちましてRS1000の製作を終了したいと思います。
また今後の製作記の方もよろしく願いいたします。

では今週はこの辺で~(^.^)/~~~

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2016年4月 2日 (土)

皆さんこんにちは(*^_^*)

本来であれば昨日が記事の更新日だったのですが、諸事情により1日遅れましたことを
この記事を楽しみにしていただいている方々にお詫び申し上げます。

さて、4月に入ってまた新たな気持ちでスタートを迎えている方もいると思います。
私も新年度で、何かとバタバタしていましたが今一度気を引き締めて頑張ろうと思います。

ということで今週は各部のディテールアップということで、気になる部分の加工個所を
紹介していきたいと思います。

05 写真①

わりと定番ではありますが、メーターのレンズを透明プラ板で製作して貼りつけました。
接着にはUVクリアーを使って接着しています。
紫外線硬化タイプで、一般的な接着剤と違い接着跡が透明なので仕上がりが
綺麗です。

写真②


アクセルワイヤーテンショナーも省略されているので、1mm径の真鍮パイプと
0.5mmの洋白線で自作してみました。
これが有ると無いとで雰囲気も変わります。

写真③

リアダンパーのリザーバータンクのホースにスパイラルチューブを使ってみました。
0.4mmのリード線に被せて取り付けただけですがいい感じだと思います。

写真④

バックランプはジャンクパーツのクリアパーツを削りだして取り付けました。
本来この部分はクリアーレッドで塗装するのですが、クリアパーツの方が
それらしく見えるのでこの方法にしました。

最後に車体全体の画像です。

06

07今回は手軽にできそうなディテールアップを中心に紹介しました。
これにて車体は完成です。

次回からはいよいよカウルの製作に着手します。

では今週はこの辺で~(^.^)/~~~

 

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2016年3月18日 (金)

皆さんこんにちは(*^_^

最近は気温が高い日が続き雪解けが進みようやく春の訪れを感じる今日この頃です。
巷では卒業式も行われました。
この時期は色々なことの始まりの季節ということで、私自身も身が引き締まるような感覚
を覚えます。

では話は変わりまして、今週の製作記です。

今回はフロントフォークのディテールアップについて紹介していきたいと思います。

06 こちらはメッキが施されたフロントフォークです。
色の塗り分けの為、一度漂白剤に付け込んでメッキを落とします。

08 メッキが落ちた状態です。

さて、ここから1つめのディテールアップはブレーキホースのジョイント部分の加工です。

キットに付属されているビニールホースは径が太いので、0.4mmのホースに変えたいのでジョイント部分を真鍮パイプと洋白線で作った物に置き換えました。

続いてのディテールアップです。

013_2写真①
キットでは省略されているショックのオイルラインを製作してみます。
黄色く囲った部分にオイルラインが存在します。

写真②
オイルラインは左右にあって、形状も少々複雑です。
私の技術では同じものを作るのに費やす時間を考えると、専用の冶具を作った方が早い
と思いプラ材を使って製作しました。

写真③

こんな感じで冶具を型に洋白線を曲げて同じものを2つ作りました。
綺麗でかつ簡単に同じものができました。

写真④
出来上がったオイルラインを取り付けた状態です。

では、ディテールアップが終わり塗装したフロントフォークがこちらです。

014省略されていたオイルラインを再現したことにより、精密さがアップした感じになりました。


その他完成したパーツを写真で紹介します。

020ようやくここまで形になりました。

次回はリア周りやマフラーなどに着手していきたいと思います。

では今週はこの辺で~(^.^)/~~~


ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2016年3月 4日 (金)

皆さんこんにちは

今週は強風と大雪に見舞われ大変な日を過ごしました。
もう3月に入りましたが、本格的な雪解けを迎えるのはまだまだ先になりそうですね。
おかげで除雪で体のあちこちが痛いです(-_-;)

さあそんな事は置いておきまして・・・


前回我が家のPCが壊れ、そのせいでデータが一部飛んでしまい記事に添付する画像も
消失してしまいました(ToT)/~~~

そのため急遽新しく記事として今回紹介させていただくのが、クーラントのリザーバータンクと
一体化しているバッテリー部分の加工について紹介したいと思います。

021 写真①
加工するバッテリーの部分です。
バッテリーとバッテリーを固定するバンドがモールドで再現されています。
では、加工内容を説明します。
説明書通りに製作すると塗装が終わった後にバッテリーのデカールを
バンドに合わせてデカールを切って貼るようになっています。
ですが今回はバンドの部分を削り落して、別パーツにします。

赤い四角
・・・バッテリーのデカールを貼る位置


赤矢印・・・新たに作り直す部分

狙いとしてはバンドとバッテリーを別にして立体化を図る事と、デカールを貼りやすく
する事にあります。

写真②
バンドは0.5mmのプラ板を使って作りました。
そこに0.8mmの真鍮パイプを瞬間接着剤で接着してバンドの完成です。
土台とバンドを結ぶ金具は0.3mmの洋白線を使って再現しました。

写真③
バッテリーを塗装してデカールを貼りました。
この方が断然貼りやすく、完成後の仕上がりも期待できます。

写真④
更にバンドと金具を取り付けて完成です。

ということで今回のバッテリーの加工は完了です。
より自然にバンドがバッテリーを固定しているように見えると思います。
また、デカールを切って貼るよりきれいに仕上がったと思います。

一見地味ですが、ディテールアップというよりは作業効率と簡略化を目的としてます。
たまたま結果的にディテールアップになったという事になりました。

ということで今週の製作記は以上です。

ではまたお会いしましょう(^.^)/~~~





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