2015年4月

2015年4月24日 (金)

皆さんこんにちは
今週は非常に暖かく過ごしやすい日が続きました。
今年こそは途中で放棄していた健康維持とダイエットの為のジョギングを継続できるように
したいと思います。
会社の健康診断は毎年憂鬱です(^^;
今年はどれだけ悪いところがあるのやら・・・
まぁ~そんな事は置いといて今週は室内の製作状況を紹介していきます。

05 写真①
最初に取り掛かったのが、シートの裏側です肉抜きされた部分です。

写真②
リアウィンドウから覗くと肉抜きの部分がしっかりと見えます(^^;

写真③
1mmのプラ板を瞬間接着剤で固定した後ヤスリなどで形を整えていきます。
隙間がある場合はパテなどで埋めていきます。

写真④
一見地味な作業に思えますが違いははっきりしていると思います。

続いてフロアー部分の紹介です。

010写真①
室内のフロアーとエンジンベイが一体化しています。
塗装は結構マスキングを多用します。

写真②
フロアー部分をサンドブラストで足付けしました。

写真③
今回は内装色がレッドなので、下色にフィニッシャーズのファンデーションピンクを吹きました。

写真④
塗装が完了です。
フロアー以外は革張りなので、塗装で素材の違いを表現してみました。
特に難しいと感じたのは革の艶をそれらしく表現するのにレッドに混ぜるフラットベース
の量を納得がいく艶になるまでトライしました。
フラットベースにはミスタホビーのフラットクリアーなめらかスムースを使いました。

次はドアの内張りです。

015写真①シルバーで塗装ずるようになってますが、ここはちょっとひと工夫でリベットに置き換えて
みたいと思います。

写真②
0.4mmのピンバイスで全て穴を開けました。

写真③
部分的にボディー色が入り、内張りはレッドで塗装しました。
ドアハンドルはメッキシルバーNEXTを使っています。

写真④
内張りもレッドで塗装するようになっていて、リベットがモールドになっている部分は
最後の工程でスタンダードリベット0.5mmを使って再現していきます。
かなり細かい作業なので、細かい作業が好きな方にはオススメです(^-^)
ということで今週の製作記はここまでです。
次回も引き続き内装の製作状況を紹介していきたいと思いますので
よろしくお願いします。
では、また来週~!




ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂




2015年4月17日 (金)

皆様こんにちは(´∀`)
今週は300SLのシャーシー部分の製作を紹介していきます。
前回のパーツレビューでも書きましたが、この車輌のフレームは鋼管をトラス状に
組み合わせたチューブラフレームを採用しています。
では早速製作状況をご覧下さい。

05 写真①
複雑なフレーム構造を構築していくパーツです。
このランナーでフレーム全てが完成できるようになっています。

写真②
アッパーフレームとロアフレームをそれぞれ組み立てます。
向かって左側がアッパーフレーム、右がロアフレームになります。

写真③
アッパーとロアフレームを合体させました。
ここで塗装するために足付けをするためサンドブラストで表面を荒らします。
写真はサンドブラスターで施工した後の写真です。
このように複雑な形のものは一つ一つペーパーをかけるのは大変ですが
サンドブラストを使えば短時間で隅々まで綺麗な足付けができます。

写真④
フレームはサーフェイサーを吹きその後ブラックを塗装しています。
乾燥後フロント・リアの足廻りと燃料タンクを取り付けました。

続いてエンジンや補機類の取り付け等を紹介します。

010 写真①
実はエンジンの配置にも非常に特徴があります。
通常ではこの様な角度でシャーシーに収められますが、低いボンネットを実現するために
写真②のように45度傾けて搭載されています。
なかなかユニークな発想だと感心します。

写真③・④
フレームにエンジンやラジエーターなどの補機類を取り付けてシャーシーが概ね
完成しました。
300SLの特徴が詰まったシャーシーは作りごたえがあって満足な仕上がりに
なったと思います。
この状態でも見栄えするので、ボディーが被さってしまうのが勿体無い気がしますね(^-^)

といった感じで今週はここまでです。

次回は内装の製作にを紹介していきたいと思いますのでお付き合いの程
よろしくお願いいたします。

では、また来週~!



ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂







2015年4月10日 (金)

皆さんこんにちは
早いものでまこっちゃんのカーモデル製作記も4作目に入りました。
大体1ヶ月に1台ペースで作品が完成しています。
製作記を始めてから時間の効率化や配分などを考えながら作業していくうちに
いつの間にか身に付いた気がします。
普段であれば作業内容にもよりますけど、完成までに早くて2ヶ月くらいはかかっていました。
早く完成させればいいということでもないのですが、ある程度モチベーションを持続していくに
は完成期日を負担にならない程度に設定していったほうがいいのかなと最近思いました。

さて、そんな第4回目の製作記はタミヤ1/24メルセデス・ベンツ300SLを製作してみたいと
思います。

Img_0526 ドアの開き方がカモメが飛んでいる時の翼の形に似ていることから、ガルウィングと
ニックネームを付けられた300SLです。
当時は最新だった鋼管をトラス状に組んだチューブラフレームを採用し軽量化と剛性を確保
しています。
このチューブラフレームの影響からガルウィングが採用されているらしく、この車輌の一番の
特徴とも言える部分です。
故・石原裕次郎氏もこの車を所有していた話は有名だそうです。
そんな300SLがタミヤからリリースされたのは正直驚きましたし、さすがタミヤと
感心しちゃいました(´∀`)
ということでこの300SLがどのようなパーツ構成で再現されているか紹介してみたいと思います。

01まずは300SLのもっとも特徴的なガルウィングが開閉式で再現されているボディーです。
さすがタミヤクォリティといった感じのボディーです。
今回製作する前の段階でボディーカラーはレーシングホワイトに決めていました。
今までの製作記で使っていないカラーという事と、エレガントでクラシカルな印象を
与えてくれるカラーということでさほど悩まずに決めました。

塗装にあたっては塗膜の影響がガルウイングやボンネットに及ぼさないように慎重にチリ合わせ
等をやっていこうと思います。

02開閉ギミックが多いキットなのでパーツ点数も少々多めな感じがします。
車体裏側は、チューブラフレームが完成後も見ることができるようにクリアパーツ
になっています。
ダッシュボードは外装・内装色とメッキ部分が混在している場所にも関わらず
全てメッキが施されています。
ホイールキャップも部分的にボディー色が塗装されているのですが、ここもすべてメッキ
なので塗装の工程を考えておく必要ありです。

03 チューブラフレームもしっかり再現されています。
模型製作の楽しみを知り尽くしているタミヤの演出には毎度製作意欲を掻き立てられますね♫

04 エンジンや室内のパーツです。
300SLは内装色の設定をオーダーできるので、かなり自由な色で製作できます。
ボディー色にレーシングホワイトをチョイスしたので、内装は豪華なレッドで製作したいと思います。

05 タミヤお約束のインレットマークやウィンドウのマスキングシールです。
今ではこういった付属品は当たり前のようになってきてますが、一昔前は画期的な
物だったんですよね。
メーカーさんのこういった気の利いたアイテムのおかげで素晴らしい完成品に近づける事が
できると思います。


といった感じでパーツの紹介をしていきました。
来週から色々と楽しみながらわかりやすく製作状況を紹介していこうと思います。
この記事を見ていただいている皆様にも少しでも製作の楽しさが伝わるような記事に
していきたいと思いますので、完成までの間どうぞお付き合いください。


それではまた来週~!


ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

 





2015年4月 3日 (金)

皆さんこんにちは、4月に入り北海道も雪が溶け徐々に春めいてきました。
まだ寒い日もありますが、日中は過ごしやすい日が続いています。
新年度を迎え自分の仕事の環境の変化でバタバタしながらも精一杯

頑張ろうと思います。
そんな中今年は大きな展示会が決まっているだけで2つあります。
まずは7月11(土)・12(日)に稚内で開催される2015稚内大模型展と8月22(土)23(日)
に開催が最近決まった北海道モデラーズエキシビジョン(HME)に参加します。
稚内は初めての展示会で、今からすごく楽しみな展示会で、HMEはこのまこっちゃんのカー
モデル制作記を始めるきっかけとなった大事な展示会です。
これから展示会の作品製作もぼちぼち始めていかなければ間に合わないかもしれないです。
好きなことで忙しくなるってこんな幸せなことってないのかなと一人でにやけている私です。

そんなことを思いながら86も完成の運びとなりました。
まずはカーモデルで重要な磨きについての紹介をしていきたいと思います。

042 写真①
まずはウレタンクリアーを吹いた状態です。
クリアーはマルチトップクリアーQRを使用しています。
この状態ではデカールの段差やゴミの混入が目立ちます。
デカールなどが貼っていない市販車タイプであれば通常は1~2回吹き付けますが、
デカールの段差を後に平滑にする作業を考えて3~4回ほど厚めに吹いています。

写真②

平滑な表面を形成する為に1度1000#のサンドペーパーでデカールの段差がなくなるまで
削っていきます。
この時注意しなければいけないのは一点に集中して削らないことと、常に削りカスを除去しながら
段差が綺麗に平滑になっていることを確認しながら削ります。
1000#とは言っても、そこそこの切削力があるので、油断するとクリアー層を超えて
デカールまで達してしまうことがあるので注意深く慎重な作業が必要です。

写真③
サンドペーパーでサンディングが終わったら続いてバフレックスで最終仕上げをしていきます。
ここまでの工程を丁寧にやるかやらないかで、磨きの時間にかなり影響を及ぼします。
早ければいいというわけではないですが、時間がかかりすぎると集中力が切れて
下地を出してしまったり思いがけない失敗もしかねません。

写真④
さていよいよ磨きですが、今回も静芯マイクロポリッシャーを使いシステムコンパウンド
で磨きをかけました。
写真の段階ではまだ第一段階の粗めですが、マイクロポリッシャーのおかげで
非常に楽に、磨き傷もなくここまで仕上がりました。
しかしポリッシャーも使い方を間違えると下地を出したり、パーツの破損にもつながっていくので
練習を重ねる必要がありますが、使いこなせれば非常に便利なツールです。

このあと細め、極細と順番に施工して最終仕上げでガラスブライトでコーティングしました。
ボンネット1つを最後まで仕上げるのに大体30分くらいで完了します。
もちろん慣れなどで前後しますが、手で磨くよりはるかに早く、綺麗に仕上がります。
模型製作で1番大変な工程ですが、ここまで楽に作業ができるとますます製作が
楽しくなりますね。

ということで一連の作業が完了し、ウィンドウや細かいパーツを取り付けて完成でしたのがこちらです。

011

010 デカールには多少苦労させられましたが、派手で格好いいですね(^-^)
ディテールアップのシートベルトも完成後に目立たないのかと思いましたが、意外と存在感があり雰囲気を醸し出してます。

といった感じで無事にGAZOO86完成です。
次回もどんなキットが出てくるか、どうぞお楽しみに~~!


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