みなさんこんにちは(^-^)
今週のNS500はフレーム(スイングアーム)の加工についていくつか紹介していきたいと思います。
わりと地味な作業工程ではありますが、最後までお付き合いください。
リアのスイングアームです。
今回はこの部分のディテールアップの作業について説明していきます。
写真①
スプロケットアジャスターのボルト部分を加工していきます。
写真②
チューナーモデルマニュファクトリー製のパーツを今回使用しました。
写真③
組み合わせて使うとこの様な形になります。
写真④
取り付けるとこんな感じになります。
続いて溶接痕の表現方法についての紹介です。
写真①
溶接痕を表現するにあたって極細のプラ棒等を使ったりする方もいらっしゃいますが、
私は大体使わなくなったパーツを切り取った後のランナーをライターで炙って伸ばして
使います。
熱したランナーを伸ばす速さで太さを調整して作ります。
写真②
溶接痕を再現したい部分にタミヤの流し込み接着剤で接着していきます。
写真③
パテを成型したり造形するときに使うスパチュラを使って溶接痕の独特の凸凹痕を再現します。
スパチュラを押し当てていく際は力加減に気を付けないと切れたり剥がれたりするので
加減が大事です。
写真④
完成です。
最後にスイングアームの裏側の穴埋めについて説明します。
写真①
大抵のキットはこのように裏側はドンガラ状態です。
写真②
まずはプラ板を必要なサイズに切り出して概ね穴がふさがるように面から1mm程
オフセットして接着していきます。
目的としてはできるだけパテの乾燥を早めたかった事です。
写真③
表面にパテを着けます。
今回使用したのはロックペイントのクイックパテを使いました。
速乾性で低収縮型のこのパテは使いやすくて私的にかなりお気に入りです。
ただ硬化の始まりがが早いので、手早い作業が求められます。
写真④
完成しました。
加工が終わり塗装を施して完成しました。
作業的にも特に難しい事はないと思うので、ディテールアップの参考にして頂ければ
嬉しく思います。
では今週はこのへんで~(´ー`)/~~
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