マサのフィギュアペインティングワールド

HMEも終了し、本来ならば１０月辺りまではのんびりと本業も流れる筈だったのですが、今年はなぜか８月からお正月商戦の作業が動いています。ん〜、のんびりと模型に手が付けられ、ない…（泣
訳も分からずに手掛け始めたガルパンフィギュアですが、ネット上にて色々と資料などを集めて行くと、以外に模型的な共通点も見いだせてきました。今までは単純にに美少女関係モノ的な見方をして触手も伸びずにいましたが、フィギュアとして見た場合には、なるほど同じなのかもしれません、単なる食わず嫌い？

画像１、ボディーの加工。
前回に引き続きボディー回りの各部所の加工修正をエポパテ、ポリパテ等で行って行きます。何度も繰り返しの作業で徐々に形にして行く気の長い作業となります〜。
この際の注意点として、オリジナルのベースのパーツ素材の種類を大雑把に把握、判断しながら適材適所でパテ等の使い分けが必要となりますです。

画像２、盛っては削り…。
盛る、削るが繰り返し、そんな作業が続きます。
髪の毛のパーツにも手が入りました。少しづつイメージに近くなるようにボディー同様の盛っては削りながら…（笑

画像３、表面処理も結構な作業！？。
数種類のパテによって大まかな形もほぼ良いところまで来ますと、表面処理工程。ラッカーパテにて表面をできるだけなめ〜らかに！この辺で手を抜くとこの後の塗装時点で粗が目立ってきちゃいますです〜！ここでベースの作業がほぼ終了。やれやれ〜♪

画像４、細かなパーツを加えて行きます。。
今回は裸の状態が目的では決して有りません！ので、当然本来の目的を目指すべく、あんこう踊り用のコスチュームの細かなパーツを作りながら各部所に装着して行きます。
手のひれ？ふくらはぎやお尻のひれ、そして肝心の頭のかぶり物なんかを資料とにらめっこしながら再現して行きます。
この状態まで来ると、分かる人には分かってしまう、のでしょうかね〜？？

画像5、塗装下塗り段階。
ようやく形が整いましたので、いよいよ塗装段階に突入です。
まずは全体を隈無く、適材適所の色でベタ塗りして行きます。なんと言っても全身ピンクのタイツのコスチューム。ピンクが今回の大切なイメージカラーになります。下地がムラにならないように大雑把にベタベタと…。
これで何のフィギュアかが結構分かる事になってきました、よ、ね？（笑
今や各種の社会現象をも巻き起こしているガルパン。今年はこのお盆に盆踊りとしてあんこう音頭が登場したようですし、あんこう音頭のCDの発売も有るとか…。
あんこう踊りから目が離せない事になるかもですよ〜！！
つづく。

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

北海道モデラーズエキシビジョン（HME）2013も先週無事終了しました。
参加された方やご来場いただいた方、協力いただきました協力各社の皆様、本当にありがとうございます。来年もまたよろしくお願いいたします。

画像１、今年度のHME会場風景。
今年も大盛況だったHMEの報告等はさまざまなweb上でなされているようですので、色々と見て回ってみてください。
ちなみに正面奥の壁際がスジボリ堂さんのフリマスペース。

画像２、おなじみガルパンのキャラ。
と言う事で会場内の一角に私の作品も…。クラブ内の今年のテーマが「俺達のガルパン」で、かなり自分勝手な解釈での親父が作るがルパン、な訳でした。
私も３点を出品。今回から数回でそれらの制作行程をご紹介いたします。
で、まずは西住どののあんこう踊り。

画像３、西住どののベースとなるフィギュア。
かなり盛り上がっている（？）感じのガルパンですが、今現在フィギュアとなるとまだまだその数は少ない訳でして、あんこう踊りとなると個人のスクラッチやワンフェスレベルのアイテムしか有りませんです。
と言う事なので市場で入手可能なフィギュアをベースに改造なのでした！
選ばれたのが画像の「ハヤテのごとく！！」のフィギュアの中のひとつ。それ自体がなんなのかは未だよく分かりませんが（笑
ポーズやコスチューム、お顔の感じで今回はこれに決定！

画像４、オリジナルの全身。
西住どのにしてはやや手足が長く大柄な感じですが、あんこう踊りのポーズが前提なので取り敢えず良しとします。
長い髪の毛もばっさりと切断予定！なんだか勿体無い？

画像5、改造その１。
手と頭を切り離し、体と脚の状態で微妙なコスチューム後を消して行きます。当然目立つパーティングラインもしっかりと埋めて行きます。こっそりとバストやヒップ辺りのボリュームもアップ！この辺は手を抜かないように！！

画像６、改造その2。
切り離された手と頭もしっかり手を加えます。
手は角度や形状を変更の為に幾つかに分断、１mm程のアルミ線にてつなぎます。 頭は主に髪の毛の切断でショートカット風に。

画像７、改造その３。
少しずつ手を加えて行きながら手と頭を仮止めしましたよ、の絵。
この状態ですと、全くもって何のこっちゃなのですが、オリジナルの物とはずいぶん雰囲気が変わって来ました。すっかり別人に成りつつ有りますね〜♪
今回の作業は大幅な改造なので、お手軽、とは決して言えない作業ですが、見た感じ程大変な作業でもなく、サクサクと進むのでありますです〜！
てなことで、次回に続きます。

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

明日明後日が忙しいので今回はちょっと早めのアップ！です。
今年も３会場での開催となっておりますので、楽しみ倍増。お時間の有る方は是非サッポロファクトリーまでいらしてください。
北海道モデラーズエキシビション(HME) 2013が、明日明後日の両日での開催です。
今年はスジボリ堂さんのフリマ参加も復活、実演や即売等で賑わいそうですので皆さんぜひいらしてください。場所はサッポロファクトリーですので迷わないですよね！
と言う事でギリギリですがポスターなどを。

画像１、今年度のHMEポスター。
一昨年から引き続きの３会場での開催。あちらこちらと迷いながらも全ての会場に脚をお運びください。なにせファクトリー、広いですんで〜♪
会場にはこの世界でも有名なああんな人やこんな方も！遠くは九州からのご参加も有りますし！全国的にも結構注目度、上がってます。

画像２、あんこう踊りのみほさんの途中段階。
何と、私の所属のノースフォックス、今年のテーマはガルパン？何で〜？ってな事ですが、決まってしまっていたので仕方が有りません。
と言う事でまずはよく分からない美少女フィギュアを改造して、西住みほの「あんこう踊り」の設定。私、このアニメは全く見てないのでお話が分かりませんが、こんなシーンが有るんですね〜。これはマニア心をくすぐると言う物、の筈なのですが…。
完成の姿は当日会場にて！

画像３、続いて五十鈴華さんの途中段階。
五十鈴華って誰さ？な状態の中、プライズ品を入手。こちらは軽〜くリペイントしてみます。
アニメ系の美少女もの、ついにマサがこの世界に脚を踏み入れてしまったのか？と言う疑問はさておき、美少女ものフィギュア、なかなか難しいですよ〜！綺麗に塗ったら完成品のオリジナルのまんまの方が良いし、コタコタに塗って行くとイメージが全く違う物になっちゃうんです〜（泣　奥の深さに始めて気が付かされました〜！
ん〜、勉強になりますです！明日たお待ちしてます。

画像４、１／１西住みほさんのバストモデル。
ヘッドのベースはダイソーの６００円の品。これをいじくって発泡スチロールで髪の毛やら何やらを作り上げて行くと言う作戦なのですが…。
以前から発泡スチロールを使った巨大オブジェには挑戦したいと思っていましたので今回は良いチャンス、と思った考えはかな〜リ浅はかだったかも…。

画像5、結構進んだ（？）１／１西住みほさんのバストモデル。
軽いのは良いのですが、とにかくデカイ！削れど削れど形には簡単になってくれません。しかもその削りカスの量たるや、ガレージでの作業がメインですが、発泡のカスだらけ〜。
作りやすい分割にした物の、仕上げを考えるとあちゃ〜な事に！色々と試行錯誤の作業ですがどうなります事やら。
と言う事でこちらも明日の会場にはなんとかお目見え？
今回は明日からのHME2013のご案内と私の展示予定のご紹介、終了後にはこちらの制作途中も具体的にご紹介予定です。
と言う事で、明日会場にてお待ちいたしておりますです〜！

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

さて、北海道モデラーズエキシビション2013の開催が、いよいよ次週１０日・１１日に迫って来ました。今年も暑い北海道の２日間が開催される事でしょう！楽しみです。
今年も３会場での開催となっておりますので、楽しみ倍増。お時間の有る方は是非サッポロファクトリーまでいらしてください。
との事なので、現在は私も出品用の作品作りに追われてまして、てんてこまい。それでもこちらの方も忘れる事は出来ませんです〜！
そんなこんなですが、1/6　コブラ君も、なんとか最終回と言う事です〜♪

画像１、サイコガンとお顔のアップ
仕上げのクリアが施されたサイコガン、実は単なる光線中なんかとは違う、カメハメ波的な仕組みのようですよ。そうですか…ということですが。
瞳にもしっかりとクリアが入りました。うつむき加減のフィギュアにはクリア塗装の撮影が、あまり映えませんですね、トホ。

画像２、完成全周その１
一応完成には漕ぎ着けましたが、やはり当初の懸念の肩の接合部は気になりますです。
それでもやはり１／６サイズでこのむきむき体系、フィギュアとしてはなんとも様になってますね！コブラのイメージイラストがそのまんま立体化、みたいな。

画像３、完成全周その２
どの角度から見ても一切の破綻の無い造形には脱帽です。原型の方のセンスがしっかりと感じ取られます。良い仕事をされてますです！
全体のコスチュームの赤ですが、塗装の際には単なる赤１色では全く味も素っ気も有りませんので、黄色や青、茶や黒等、要所要所でさまざまな色を加えながら塗り重ねて行ってます。単純に黒をシャドー部に、ではこの味は出ないのですよね〜♪

画像４、ビフォー＆アフター
左が完成、右がオリジナルの姿です。成型色および単色塗装の多いオリジナルでは、色や素材感がこうして見るとかなりチープな事に！！
フィギュアの絶対数の少ないコブラ物にあってはそれ自体が貴重な存在ですが、単なるコレクションで終らしてしまうにはもったいない造形の出来、やはりモデラー魂が黙っていられませんね。一手間二手間でこれだけの違いが出て来ます。

画像5、今回の決めの一枚。
コブラと言えば宇宙が舞台ですから、やはりそんなムード漂う背景を使ってみました。
我ながら惚れ惚れしてしまうアイテム。やり残したところや気になるところは後日こっそりと手をかける事にしますが（？）
今回も、なんとか一応の終結です！めでたし！！

画像６、緊急告知！！
今回はオマケ画像としてもう一枚、画像を…。
来週のHME2013の展示に向けて現在製作中の物。
ネタは、ガ・ル・パ・ン？？？
そしてマサに何が起こったか？的な（笑
次週その全貌が明らかに！（なるかも？です。）
HME会場でもご覧頂ける（きっと）でしょう。

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂