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2013年9月

2013年9月29日 (日)

バブルヘッドナース その2(最終回)

さすがに朝晩の冷え込みが…、といつも書いてましたか?
めっきりと秋めいてきましたが、秋と言えば食欲の秋。食べ物もおいしい季節。ついつい食べ過ぎ、体重も増加傾向なのでした。健康にも気をつけないと、ですよね〜♪
本業も多忙な日々が続いておりますが、今年も残すところが約3ヶ月。こちらの作品の進行状態もスピーディーに行いたいと、言う事で、バブルヘッドナースの完成なのでした。

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画像1、前回の続きで全体の色調の調整。
前回まではオリジナルの塗装の暗い配色が色濃く残っていましたが、今回はお肌とコスチュームをもうちとハッキリと綺麗めに仕上げてみたいと思っていました。
肌は黄色味と赤味を強めに重ね塗り。白衣も綺麗な白っぽい感じに立ち上げるように何度も重ね塗りして行きます。

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画像2、画像1のアップ状態。
肌の血管部も上に重ねた肌の色味で前回よりも少し馴染んできています。白衣のホワイトはシャドー部やハイライトを意識しながら白をどんどん重ねて行きます。

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画像3、完成その1。
肌の血管の赤味をプラスして描き込んで行きながら全体の肌の色も調整して行きました。
くどくならない程度に各部に血痕も鮮やかな色の赤と暗めの赤で使い分けしながら塗装して行きます。

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画像4、完成その2。
全体的にはっきりした色味を目指しましたので、オリジナルの物と比べるとかなりハッキリとした色に仕上がりました。
オリジナルの暗めの色味も良いのですが…。

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画像5、完成その3。
各部のアップ状態。スケールが1/6なので、アップにすると細かな手抜きがバレバレ〜♪血管の描き込みも結構手間がかかっています。。
血痕部も古く乾き気味で色もどす黒い赤と浴びたばかりの鮮やかな赤と、場所場所で使い分けして行きました。やり過ぎると…。。

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画像6、背景有りの完成の姿。
サイレントヒルの荒廃した暗いイメージの背景、やはり結構グロい!?エロい??
ゾンビ等とは違う意味でのクリーチャー物としてカテゴライズされる、そんなフィギュアになりましたね。

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画像7、今回の決めの一枚。
なんとも奇妙な背景をバックに、艶かしい表情(?)のバブルヘッドナースさん。。
何でこんな物が好きなのかと自問自答してみても、結局のところは好きなんだから仕方が無いのよね〜と言った感じ。おばか炸裂ですね。

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画像8、グロく、もっとグロく!
画像処理でグロさに追い討ちをかけてみました。自分的なサイレントヒルのイメージ、なのですが、少々やり過ぎ??劇中ではもっと暗くてなんだかよく見えてませんでしたが…。
と言う事でバブルヘッドナースさんの完成なのでした!

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2013年9月22日 (日)

バブルヘッドナース その1

先週の台風の影響で各地に被害が出て大変な事に。皆さんのところは如何でしたか?これからの時期まだまだ注意が必要ですが、それにしても近年の気象状況のめまぐるしい変化、やはり温暖化の影響なのでしょうか?考えても分からないのですが、今までの様にのんびりと構えてはいられない事は確かです。色々と備えておかなければ、ですね!
と言う事で今回からは新しいお題。ここ数回は美少女ものなんかで趣きが変わったかのような兆しでしたが、ところがドッコイ!本質はなかなか変われませんです。
と言う事でバブルヘッドナースの始まり。

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画像1、オリジナルのフィギュアとパッケージ。
ご存じない方も居るかもですので簡単なお話。ゲームの「サイレントヒル」シリーズと、その映画化の「サイレントヒル」に登場する、言ってみればクリーチャーの看護婦さん、と行ったところでしょうか。
私は映画でしか見ていませんが、なかなか凝った造りのホラー物でゲームの世界観を知らなくても十分に虜になれる映画です、そちらが好みのお方には…。

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画像2、オリジナルフィギュアその2。
オリジナルのフィギュアはPVC素材メインのスタチューフィギュア。なのですが、出来はかなり良い物で、造りも塗装もバツグン!何も手を加えなくてもそのまんまで十分コレクション的なアイテムなのです。

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画像3、オリジナルフィギュアその3。
気になるパーティングラインもほぼ見当たりません。血管の透けた繊細な塗装は手を下さない方が効果的とも言える程素晴らしい出来。
個人的には血管の表現や全体の色調が、何か物足りなく思えまして…。ついつい手を下してしまう事に。出来が良いだけに極力イメージを壊さない程度にリペイントして行きたいところです。

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画像4、修正。
今回は首回りのライン修正と、首のつなぎ目のパテ埋め、後はコスチューモの破れた箇所の気持ち立体的な表現をエポパテにて加えてみました。エリ回りの内側も薄くなるように削ってみたり、結局気が付くとあちらこちらを修正…的な(泣

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画像5、塗装第一段階。
さっそく塗装の開始です。
今回は下塗りは無視した状態で、血管の描き込み作業から。
お顔回りや胸元、腕や脚のお肌部分に、うるさいくらいにブルーにて血管を描き込んで行きます。一つひとつは丁寧に描き込まなくても今の段階ではオッケー。

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画像6、塗装第一段階その2。
オリジナルの塗装による肌の気色悪い程の出来に加えて太めに描き込む血管。キモ〜!
この後の段階で肌の色味等の重ね塗りで血管の多少の粗はわから気なる予定です。
全体的にはもっさりとした感じの肌や白衣、この辺りをややハッキリとした色めに(気持ちですが)して行きながら仕上げて行きたいなっと、考えておりまする。
結局のところはこんな気色悪い物が、基本、好きで好きでたまらない、そんな私なのでありました〜〜!お馬鹿っ!!
続く。

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2013年9月15日 (日)

ガルパン 五十鈴華 その2(最終回)

めっきりと秋めいてきましたが、皆さんのところは如何でしょう?連休も多く、各種イベント関係も多いこの時期、天候の善し悪しはいろんな意味で影響してしまいますよね。
模型的にも湿度が高いのは何かと作業が手間取ってしまいます。粘土系ですとなかなか乾燥しませんし、ラッカー塗料での塗装もカブリには注意が必要です。色々な意味で良い事が少ないですが、お部屋にこもっての模型制作に没頭するにはもってこい、ではありますが、なかなか言うようにははかどらない事が多いのかも?やはり己の精神の弱さが原因なんでしょうね。こればかりは何年経ってもなかなかコントロールできないのは私だけ??

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画像1、前回から塗装が進んでます。
制服の上着に色味の変化をブルーやグレーにてつけて行きます。スカートのグリーンにも色味の変化を。お肌は全体的にオレンジ系をプラスしながら血色の良さを出しつつ、下地の色むらをカバーして行きます。
髪の毛等もグレー会にてトーンの変化をつけながら、ハイライト部も描き込んで行きます。。
前回と比べると立体感が一段と増してきました。

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画像2、そうこうしているうちに、の完成その1。
上の作業と同様の箇所を同様に重ね塗りして行きながら、細部にも手を加えて完成です。
今回は割合あっさりめに仕上げてありますが、うるさくならない程度にもう少し手を掛けてもよろしいかと。やり過ぎには要注意ですが…。

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画像3、完成その2。
髪の毛はアニメ物のフィギュアの場合、ブラシによる色味の変化で綺麗に仕上げる場合がほとんどのようですが、今回は、と言うか私の場合この10年以上はブラシを使わないでの筆塗りにこだわっていますんで、いつもの様に何層にも分けてトーンの変化をつけてあります。時間の関係でまだ緻密な仕上げになっていないのがやや残念!
後ろ姿のスカート裾からのわずかに覗く白い物がなんとも切なく嫌らしい???

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画像4、完成その3。
スカートのグリーンはオリジナルよりも明るいグリーンにて立ち上げてみました。これによってフィギュア自体の存在もビビットカラーに助けられてか、存在感が増した気がします。トーンの変化もやや大げさに仕上げてみました。。

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画像5、完成の背景付き画像。。
キャラクターの本来の性格もよく分からないままに仕上げてみましたが、イメージ的にはガルパンの場合、大地の緑と広がる空のブルーがぴったりと合う気がします。
こちらは牧草っぽい爽やかさがフィギュアをさらに引き立てているような。

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画像6、今回の決めの1枚。
アニメのイメージよりは原画のイメージに近い感を筆塗り特有のタッチによってかもし出している事になっているかと思います。ま、結果論での勝手な解釈とも言えますが…。
アニメの作業も昔とは全く変わって今やコンピュータでの作業がメインのようです。細部の色味の変化も綺麗なグラデーションで緻密に描かれる事が多いので、やはりエアブラシでの表現が的確なのかもしれません。
敢えてそこを筆塗りで質感を出す事によってオリジナルのフィギュアともアニメとも違う世界観が表現できると塗装のオリジナリティーが生まれると信じています。ただし、一歩間違えると汚いだけの仕上がりになってしまうのがなんとも恐ろし〜!のですが…。
と言う事で今回の完成となりました、チャンチャン。。

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2013年9月 8日 (日)

ガルパン 五十鈴華 その1

今朝方に、2020年の東京オリンピック開催が決定した模様ですね。色々な問題点もあるのでしょうが、華やかなイベントですので、しばらくは国内の気持ちの高揚と強い目的意識の元での更なる経済効果に期待してしまいますです。
等と言っても、身の回りでは全くもってごく普通の生活パターンは続く訳でして、そんな中での模型制作にもしばらくは変化は見られないような…。
前回のあんこう踊りに続きまして今回と次回はガルパン繋がりで五十鈴華さんの登場となりますです〜♪

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画像1、今回のターゲット。
バンプレストのゲーセン用プライズ品でのフィギュアから、五十鈴華さんです。
周囲の情報によるとこのアイテム、人気の割には評判がよろしくないとか。どうもファンの心を射止めるには今ひとつ何かが足りなかったのでしょうか?
その辺りは私などには全く分からないお話なのですが…。

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画像2、設定上の五十鈴華さん。
結局のところ、アニメすら未見の私、未だもってこの五十鈴華さんが何所のどなたなのかは理解していませんです(泣

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画像3、開封状態のオリジナル。
箱を開けて取り出した状態なのですが、なかなか良い出来です。おそらくはこのポーズが彼女の特徴を表現するにはなにか物足りない存在なのでしょうか?
塗装もよくあるレベルで綺麗な仕上がりではありますが。
今回は全く改造はせずに、パーティングライン等の修正程度で塗装して行く事に。 どんだけ変わるのでしょうね〜!?

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画像4、修正。
ボディー全体の側面のほぼ一直線に綺麗にパーティングラインが存在します。(泣
塗装後に気にならないレベルまでパテにて修正して行きます。

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画像5、頭部の修正。
頭のパーツ辺りにも気になるところが多数あります。
特に髪の黒単色ですと目立つところなので、しっかりと盛った削ったで修正しておきます。造形的に単調な箇所ですので作業もラクチン〜♪

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画像6、塗装開始。
適度に修正が終ると下塗り段階。基本ベースの色味に近い色で全体を着色します。
お肌の色味は修正箇所の色の違いが残らないように幾度にも塗り重ねて行くと後々面倒な事がなくなる筈です。
それにしてもアニメの美少女系はやはり他の物に比べると気を使います。綺麗で単調過ぎても存在が出しにくいですし、色調の変化を付け過ぎると汚い仕上がりになりがち。この手の物は出来る事ならエアブラシの使用が、やはり望ましい所でよね〜。
つづく。

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2013年9月 1日 (日)

西住どの あんこう踊り その3(最終回)

気が付くと、今年の暑い夏は一体なんだったのか?ってな感じの、朝晩はめっきりと冷え込み出した札幌。のど元過ぎれば〜とはよく言った物ですが、後2月足らずで雪の心配でしょうかね〜(泣
模型にとってはこんな秋の夜長がもっとも望ましく、のんびりしっかりと取り組めるので助かりますが、私は本業がめちゃ忙しく模型どころでは無くなってます。全ては自己管理の無さの成せる技?来年こそは反省を踏まえて…。
あんこう踊りのフィギュアも今回でラスト。HMEまでに完成していて良かったです〜♪

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画像1、前回の塗装の下塗りから一気に進んでます。
全身のピンクのタイツにも少しづつツトーンの変化を付けて行きます。メインのイメージカラーなので手は抜けません。
気になるお顔も一気に描いて行きました。うつろな目つきと、ややはにかんだ表情になるように描いて行きます。

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画像2、微妙に前進。
ちょろちょろ進んでいるのですが上の画像との変化が全く判断できないかも!?
間違いなく進んでいるんですが…(笑

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画像3、気が付くと完成!?その1
ひれや細かなパーツ部にも手が入りまして完成と相成りました。かぶり物もこうして見るとなんとも可愛らしい事に。
照れながら踊る、なんとも恥ずかしげな表情がポイントです。赤らんだ頬辺りにちょっぴりエッチ臭さが漂ってます?

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画像4、気が付くと完成!?その2
なんとか間に合わせに完成させた為に、各所にムラが…(泣
横や後ろのポーズにも少女の恥じらいが…?ってか、こんなん作っている自分自身にも結構な恥じらいはありましたよね〜!

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画像5、バック付きお顔のアップ。
時間との戦いの傷跡が随所に見受けられます。これ以上のアップにはとても耐えられませんね〜!やれやれ。
目元の描き込みもなんだかダルさが。
とは言えオリジナルのフィギュアがこうして全くの別の物に仕上がる楽しみは改造ならではの物。単なるリペイントから一歩踏み出してみるのもよい物です。

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画像6、今回の決めの一枚。
西住どのがいったい誰なのか?ガルパンとは何なのか?そしてあんこう踊りとは果たして?等と言った疑問は未だ引きずりながらも(笑)なんとか完成なのです。
美少女物を単に綺麗に可愛くと言った考えからは程遠いのが私流と言えるのでしょうか?まあ、こんなテーマ自体がある意味チャレンジャー?
ともあれ、模型の楽しみが又ひとつ増えた事だけは間違いないようですね〜♪
ではまた。

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