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2015年7月

2015年7月26日 (日)

メカトロウィーゴ ウィーゴ&男の子 その1

やはり夏ですか、ここ最近は暑いですね〜。しかも台風の影響で雨模様の日も多く、模型制作にはあまりいい環境とは言えない日々、気持ち的にもテンションが落ちる傾向に。皆さんは夏場、どう乗り切っていらっしゃるのでしょうね?
生活の場に置いても夏場は何かとイベント事が多かったりしますので、制作には手が回らない方もいらっしゃるのでは?身も心も様々にリフレッシュしながら制作に励んでいきましょう〜!夏場も1日1日を大切に!!
HMEまで一月を切りましたよ。こちらに向けての準備も頑張らなければ!ですね〜♪
今回からは、前回に続いて、ウィーゴ本体と付属の男の子フィギュアをパパッと簡単にご紹介いたしますです〜!

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画像1、ウィーゴ本体。
キットのウィーゴ本体は非常に出来が良く、組み立ても簡単、何も考えずにパチパチ組み上がりますのでストレス解消にも持ってこいと言えるかも、です!
各部の可動部の作りやパーツの色分けも申し分の無いキットです。初心者にも、上級者にもお勧め!!私もなんだかハマってしまいそう、5箱もゲットしてしまいましたし(笑

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画像2、ウィーゴ本体全周。
そもそものキャラについては未だよく解っていませんが、愛らしいフォルムとロボ的精神をうまく融合させて、作り手の心を癒してくれる、そんな意味でも今後の展開がいろいろと楽しみなアイテムと言えそうですよ〜!
ちなみに各色の色替えバージョンでは各部の整形色が違う為、組み替えながらオリジナルに作り替える事も可能なので楽しみも倍増です。塗装をすると同じ事ですが…(笑

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画像3、ウィーゴ本体塗装例。
という事でアッという間に塗装できちゃうのもこれまた魅力!
今回は本体のベース色を活かしながら部分部分の色を変えてみました。
私はセラムコートで進めましたが、可動部分の多いキットなので、出来ればラッカー系をベースに塗装した方が後々の為には良いかもです。

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画像4、ウィーゴ本体塗装例全周。
僅かな色替えと汚しの塗装で随分と印象が変わるというもの。自分だけのイメージを思い切り楽しめるキャンバスとしても利用できそうな予感です!
組み立ても塗装もラクチンに出来てしまう、女性やお子様にもお勧めできて、しかも可愛いキャラ性、今注目しないでどうする?という事ですよ。
まだ完全に完成では有りませんが、今回はほぼ出来上がり、という事です。
手元には後9体分が残ってますが、案外早い所で全部完成してしまうかも!?(笑

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画像5、男の子フィギュアのオリジナルその1。
さて、次は男の子。色替えごとにフィギュアの整形色も違いますが、私のは赤。赤い為に造形がやや見えにくいですが、出来はとってもグッド!女の子よりも気持ち小さめです、弟という設定でしょうかね?
全長で35mm、1/35とは言え、こちらもとっても小さな小さなサイズです(笑

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画像6、男の子フィギュアのオリジナルその2。
あっさり目のディティールも、このサイズだと逆に助かるという感じ。単純な立ちポーズですが、両手は別パーツなのでいろいろと自分流に改造しても楽しめそうです。

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画像7、下塗り。
赤の整形色は見えにくいです(泣 とりあえず基本の肌の色にて下塗りしてみました。小さなサイズなので、塗料の隠蔽力を当てにして厚めに塗ってしまうとディティールが妙な事になってしまうので気をつけましょう〜!

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画像8、塗装その1。
各部を簡単に色分けしながら塗っていきます。
この際にも小さなサイズが様々な難関をぶつけてくれちゃいますので注意が必要ですよ。
まだまだ大雑把ですが、常に細心の注意をしながら、ですね。

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画像9、塗装その2。
各部の色分けを更に進めていきます。顔も少しずつ自分のイメージになる様に。
コスチュームは、ハデな原色系よりも全体のバランスがとれたコーディネートを意識して微妙に変化させていきましょう。いつもの薄めの重ね塗りでどんどん変わって行きますです。ただし、小さいサイズ、慌てるとドバッと大変な事になるので、あくまで注意しながら、ですよ〜〜。
で、次回に続く

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2015年7月19日 (日)

メカトロウィーゴ 女の子 その2(最終回)

先週は稚内の展示会に出向いてきましたが、流石に日本最北の地、結構肌寒くてびっくり!会場の建物も立派で綺麗、参加メンバーも道内の主要メンバーがずらりと揃って大盛況でした。一日目にはなぜか石破大臣も見学に来てのスペシャルサプライズも!?充実した2日間を過ごせました〜!関係者の方々、お疲れ様でした。機会があればまた(笑
こうした展示会でいつも刺激をたくさん頂けてその後の製作意欲もおおいに高まるので、色々な意味で有意義と言えますです!
ここ最近は道内の各地でもこうしたイベントが増えてきて、しかもその内容も年々レベルアップ。道内のモデラーもみんな頑張っています、良い事ですね〜♪
ウィーゴ 女の子も今回で完結です。

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画像1、衣装の塗装。
前回に引き続き、今回は衣装の色を塗り分けていきます。
単調になりがちな上着のセーター、大柄なボーダー柄として白とピンクで塗り分けしてみました。単色のみですと、どうにも手抜きっぽく見えてしまいます。
スカート部分は全体の色を考えて紫系に。
その他足下辺りも塗り分けしておきます。
お顔部分もちまちま調整しながら描き加えます。

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画像2、最終調整。
全体が大まかに塗り分けされると完成も近い事に。
最終段階でのチェックと各部の微調整を加えていきます。
セーターやスカートのシャドーやハイライト処理、髪や顔部分にもさらに細かく描き込みが続きますすよ。瞳にはハイライトも。

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画像3、完成その1。
本当はまだまだ手をかけていたい所なのですが、37mmサイズの小さな物で、目もたいそう厳しくなって来ていますので今回はこの辺りで完成とさせていただきました(笑
あちらこちらにまだ荒さが残っているのですが…。

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画画像4、完成その2。
なぜこんな小さな物に真剣に取り組んでいるのか、時折不思議に思うのですが、色が徐々に付いてそれらしくなっていく行程は、やはりたまらない魅力が、しかも小さな物で、と言う、一般の方にはなかなか理解できない世界かも!ですね〜♪

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画像5、完成その3。
バストアップの一枚。あまり大きくはしたくないのですが…(笑
実は目のアイキャッチの位置が左右で違っているのでした。集中力がどうにも維持できそうにもないので今回はこのままに、そのうち修正いたします。画像のアップではあきらかですが、リアルサイズの裸眼では到底判断は出来ないはずです〜。

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画像6、背景付き画像その1。
白い無機質な背景よりは、やはり何かしらの背景が有ると、フィギュアの存在感や意味合いががらりと変わってきますね。
某テレビ局の子供向け番組のワンシーンような…(笑

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画像7、背景付き画像その2。
こちらも幻想的な幾何学模様をバックに、の一枚。生々しい現実の世界間よりもこうしたファンタジックな雰囲気の方が子供を表現するのには良いのかも、です。
彼女の瞳に移る様々な夢と現実の入り交じった、果てしない可能性。その先に見える明るい未来が…、なんて感じでしょうかね〜♪

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画像8、決めの一枚。
今回の決めの一枚にはメカトロウィーゴ本体にも参加していただきました。この姿がキット本来の姿ですから。これに付属の男の子も加われば完璧ですね〜。
背景には北海道の神仙沼の風景を。こんな自然の中での設定も雰囲気は結構出る物です。
実はこの間にウィーゴ本体がほぼ完成していまして、ただし途中経過はあえて撮影していませんので、あくまで主役は女の子という事で…。
と良いながら、次回にはウィーゴ君の姿もお見せする予定ですが…(笑
男の子も次回から開始予定なのでした!

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2015年7月10日 (金)

メカトロウィーゴ 女の子 その1

つい数日前までは寒くて寒くて〜、本日は暑っい〜〜!(泣 体も急激な温度変化になかなかはついていけません。という事で風邪がぶり返したようですよ〜。皆さんは十分にお気をつけ下さいませ。
毎回日曜日の午前中に更新しているこのブログですが、明日明後日と稚内の展示会に遠征してきますので、本日金曜日のアップとさせていただきます。問題ある??(笑
日本最北端の稚内での展示会、道内をはじめ道外からもかなりの方が集まりそうな雰囲気です。楽しみですね〜♪かなり盛り上がるのではないでしょうか!
と言う事ですが、今回は最近何かと話題に上る事の多いメカトロウィーゴ、その中に入っている女の子の塗装などを…。

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画像1、パッケージと完成姿のウィーゴ。
その生い立ちや詳しい事さえもさっぱり解らない私なのですが、1/35スケールという事と、小柄な人型ロボは割と好きなのが相まって今回の挑戦なのです。
キットはスナップオンタイプのお手軽なキット。細かなパーツもありますが、お子様でも簡単に組み立てられそうですよ〜!今後まだまだヒットの予感です!!

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画像2、製品前の本体とフィギュア。
付属のフィギュアは男の子と女の子。原型をmdsp の midouji 氏が担当と言うのですから出来が良いのも頷けます。1/35なのですが、身長で120cm辺りの設定なのか、実寸だと37mm程の大きさ、1/48の成人とほぼ同じ大きさになりますから、スケールだけを見ているとかなりの小ささに手こずるかもです!(笑

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画像3、オリジナル状態その1。
小さいですが、何とも愛らしく、表情もしっかりと造形で表現されています。このサイズでここまでの物がインジェクションキットで出て来るとは、恐ろしい!!レジンキットでもそうある設定ではないので、ある意味大変貴重かも!?

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画像4、オリジナル状態その2。
インジェクションのプラですから、ボディーサイドのパーティングラインはしっかりと修正しましょう。そんなに気になる程でもないのでサクサクと。

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画像5、オリジナル状態アップ。
この大きさまで拡大してもその良さがお解りになるでしょう。ある意味凄いです!そして可愛らしい!手を付けるのが罪にも思えちゃいます!!
今後の展開でいろんなバリエーションにも期待が高まりますよね〜!

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画像6、下塗り。
各部の修正を済ませて下塗りの開始。
今回は肌や服の色も考えての色にて下塗りしていきます。やや下地が残っても塗膜が荒れてしまうよりはましなので、適度な所で終わらせてしまいますよ。

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画像7、塗装開始。
下塗りの上に各部所の大まかな色味を薄く重ね塗りしていきます。何となく人っぽくなる程度ですね、この段階では。

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画像8、顔とお肌の塗装。
その後顔部分とお肌部分を重点的に薄く薄く重ね塗りしていきます。
顔はいつも同様の作業ですが、とっても小さいですので、結構神経を使いながらの作業になります。目元や髪も一気に描き込んでいきますです〜!
まだかなり荒い状態ですので、この後各部を調整しながら色味の変化も加えていくのですね〜♪細かな所はまだまだなのです。
という感じで、続く。

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2015年7月 5日 (日)

ユニファイブ デビルマン その3(最終回)

どうにもぱっとしない天気が続き、肌寒い北海道。スツーブを着けたくなる日さえ…(泣 夏はどこに行ってしまったのでしょうか〜?
前回お伝えした北海道AFVの会も無事終了いたしました。今回はテーマ的にもどう集まるのか結構不安でしたが、今年のテーマのミニスケール部門、他のどのブースよりも数が集まり、想像以上に盛り上がりました。途中のみにすけ屋さんによる世界のミニスケール事情の現状のお話も大変参考になりましたです。全国でもミニスケールの熱い北海道と言われて久しい今、改めて小スケールの魅力が広がったような気がしましたですよ〜!
来年に向けて今からコツコツ進めておかねばのAFVなのです。
デビルマンも最後の仕上げです。反省も多々有りますが…。

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画像1、細部の描き込み。
全体的に良いところまで行っていた前回から引き続き、細部の細かな部分を描き込んでいきます。主に顔部分を中心に、お肌や下半身の毛並みの具合も適度に処理していきます。
おおざっぱだった前回に比べて全体が引き締まってきました。
翼部分も色調を赤を強めに重ね塗りしていきます。

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画像2、最終調整。
前回でお肌に紫の色を加えた部分が、全体的に肌寒い雰囲気過ぎと感じたため、部分部分に黄色を加えていきました。ほんの僅かな作業なのですが、印象はがらりと変わるのですよね。この辺りは好みで如何様にもなるのでチャレンジのし甲斐が有るところです。
翼部にも黄色を加えて立体感に変化を持たせてみました。

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画像3、最終調整アップ。
目元や口元も微妙に調整して精悍な雰囲気に。
造形的にはあまり手を入れなかったのですが、モールドが結構アバウトな今回のアイテム、小さいスケール故にこうして塗装が終わると目立つ部分も多々目に付きます。塗装前の修正の大切さを改めて実感なのです。

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画像4、ベースその1。
本体がおおよそ出来たところで気になったのがその存在感の貧弱な事。小スケール故の悲しさでは有りますが、単体フィギュアとしてはあまりに寂しい事に気がついてしまいました。なので急遽ベースの製作に取りかかります。
台座部は大理石を使用。その上のベース部が右上のスチレンボードを使ってフィギュアを大きく立ち上がらせる予定で…(笑
下はスカルピーにて頭骸骨を簡単に制作。5mm程の小さな物ですが。

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画像5、ベースその2。
上で用意した物を合体!ベース部には石粉粘土を盛りつけて頭蓋骨をはめ込みました。
フィギュアを上に装着すると右の感じに〜♪一気にボリューム感が倍増!!
フィギュア単体の倍の高さが稼げるという訳ですね。

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画像6、完成の全体像。
ベース部分をちまちまいじり、塗装が施されて、台座部分にタイトルプレートを付けて、ようやく完成の姿になりました。タイトルの赤もポイントです。

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画像7、完成その1。
ベースを作った事で、やや貧弱な存在感のフィギュアにボリューム感が出てきました。
それと、単調がちな色味にベース部の存在が加わることで結構変化が生まれてきましたよ。

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画像8、完成その2。
フィギュア自体も青みや紫、そして黄色と言った色を部分部分に織り交ぜる事で単調な立体感ではない存在に仕上がってきたかと思います。
足下のベースの存在もとっても重要なのも分かりますよね〜。

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画像9、背景付き画像その1。
まずは怪しい色の本体と同調させるかのような背景を。
フィギュア自体は50mm程度なのでかなり小さいのですが、ベースも加わってその雰囲気にもやや重厚感が…(笑

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画像10、背景付き画像その2。
こちらはブルー系の何とも不思議な背景の一枚。
魔界のデビルマンというイメージが鮮やかな色味の背景では、またひと味違った印象に感じられます。どちらにしてもヒーローとは違う気もしますが…(笑

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画像11、今回の決めの一枚。
ラストは赤みを帯びた暗雲漂うイメージを。ダークなイメージのでビルマンですが、個人的にはこうした赤っぽい地獄を連想させるイメージが似合うのかと思ってしまいます。
こうしてアップにしてしまうと荒さが目立ってきてしまうのは小スケール故の悲しさ。やはり最終仕上げもしっかりと想定してのアイテム選びが必要なのが分かります。
前回のフリューの物と比べると圧倒的に小さい今回のデビルマン。いろいろなアプローチの方法も有るのですが、いろいろとやってみなければ、なかなか分からない事も多いのです…(泣
日々勉強が必要ですね。

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