2015年10月18日 (日)

「ドールハウス・ミニチュア・アート 2015」その2

気が着くと10月も中盤を過ぎてしまってます。本当に朝晩の冷え込みが厳しい事に。全国各地で異常的な気象の事が多く話題になっていますが、今時期の札幌、というか北海道全般みたいなのですが、なぜか今年は雪虫が大量に発生しているみたい、です。寒さが増すこの時期に出没する雪虫、普段は空中を漂うようにふわふわ飛び交う光景で、雪が降る直前に見られる普通の風物詩なのです。それが今年はやたらめったらと多い!カメムシの大量発生の年は雪が多いと昔から言われていますが、雪虫の大量発生、今年は何か、やはり例年とは違う事にでもなる、とでもいうのでしょうか〜?(怖
年内には、各地の模型の展示会がいくつか残っています。そのうちの11月3日(火)文化の日に札幌市教育文化会館 4階ギャラリーにて行われます『さっぽろモデラーズフェスタ2015』に、私も参加予定です。あくまでクラブとしての参加ですが。
なかなか落ち着く事が出来ませんですよ〜!
前回に引き続きの「ドールハウス・ミニチュア・アート 2015」の中から、今回は私以外の参加の方の簡単なご紹介です。

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画像1、その1。
まずは会場入ってすぐの杉山さんの作品とKAORIさんの作品。
男のドォールハウスを名乗るだけ有って、杉山さんの作品は男のロマンがびっしりと詰まった作品。男らしい作風も独特な世界観です。
KAORIさんの1/60という小スケールな粋でこ洒落た店舗も存在感抜群です。

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画像2、その2。
全国でも有名な宮崎さんの作品。女性ながら従来のドールハウスの作品とは一線を画する、繊細で綺麗ながらも、緻密な各部の造り込みは半端ではありません。

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画像3、その3。
杉山さんの作品。
60年代から70年代のアメリカを思わせる物を多く手掛ける杉山さんの作品は、やはり男臭さがプンプン、です。

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画像4、その4。
上は今回のために造られた新作の杉山さんの1/12の巨大な作品。細部はまだ未完成という事ですが、その大きさの迫力は圧倒的です!
下画像は関東からお越しの遠藤さんの作品。こちらも従来の感覚とは違う、ジオラマテイスト溢れる作品でそのサイズの大きさにも目を見張る物が…。

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画像5、その5。
上は森さん、八戸さん、鈴木さんの作品。
下は四国からお越し頂いたバンビーニさんの作品。
一口にドールハウスと言っても、本当にひとつ一つの趣きが全く違って斬新な感覚に驚かされてしまいます。

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画像6、その6。
上は橋本さん、中野さんの作品群。下は石井さんの作品。
どれもこれもが本当に凄い造り込みなのです。言葉にできない程…。

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画像7、その7。
竹本さんの作品。1/6と大柄なスケールなのですが、とにかくこだわりが凄い事に。
個人的にはこのスケール、人ごとではない世界なのです。

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画像8、その8。
渡辺さんの作品。渡辺さんはこうしたミニジオラマの他にも自分で描いた水彩画をポストカードにして各種を販売もされてます。表現されるその全てが渡辺ワールドへと誘ってくれますです〜!

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画像9、その9。
大川原さんの作品、こちらは販売用なのですが、ホラー系に拘った独特なな世界観はハロウィンを意識しなくても通年楽しめるファンタジックな世界です。個人的にはやたらと曵かれてしまいますね〜♪

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画像10、その10。
石井さんと橋本さんの販売ブース。 ドールハウス系の販売というと、小物関係が多い様なのですが、いやはや、1/12のサイズにたっぷりと込められた「愛」を感じてしまう物達。売るのが惜しい!?(笑

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画像11、その11。
ラストは、松葉さんの作品。1/150という極小スケールながらリアルに再現された建物群。ルーペ無しでは細部を伺う事は決して出来ませんことよ〜!ジャンルを全く超越した独特な世界観は見た人全てを釘付けです、間違い無し!!。
と言う感じでほんの僅かですが今回の展示会の作品のご紹介なのでした。。
今までは他ジャンルというのも有ってなかなか接する事の無い世界も、こうしてみると魅力満載で、モノ造りとしての共通の部分も多々感じました。。
全くもってすべてが勉強になりますです〜♪

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2015年10月11日 (日)

「ドールハウス・ミニチュア・アート 2015」その1

すっかりと寒くなってまいりました、ここ数日は朝晩の冷え込みも一段と厳しい事に。作業部屋(仕事用の事務所)では流石に瞬間的に暖房も着けてしまいましたよ。年齢的なところもあるのでしょうが、寒さにはだんだん堪えきれなくなってきているようで…(泣
異常気象的な低気圧や台風の影響で、北半球の寒気を巻き込むために日本に全国的な寒さをもたらしているようなのですが、今後の展開もとっても心配です。 今年も、白い物がちらつき始めるのは、時間の問題みたいですね〜♪
未だに仕事の忙しさからは解放されていませんです。ザルドスの方も進んではいますが、残念ながら今週はお見せできる程の変化もないため、先日開催されました「ドールハウス・ミニチュア・アート 2015」に参加した際の私の物をご紹介、という事なのでした。
6日間開催された同展示会、大盛況のうちに幕を閉じる事が出来たみたいです。道内の有名作家さんや道外で活躍されている有名作家さんが勢揃いという従来のドールハウスの展示会とはひと味違った内容で、展示を始め販売やワークショップ等も充実していましたよ!
今回は私の物を中心にご紹介、なのです。

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画像1、会場内。
搬入前は割と広めの会場でしたが、搬入されてしまうと、既に所狭しの状態なのでした。今回の展示物の多くは数日前まで開催されていた歌志内での展示物がそのまま多く展示されていたのですが、HMEで展示した杉山教室での赤いトタン屋根の家も加えてのボリュームたっぷりの内容です。

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画像2、私のブースの全景 その1。
私はそんな中、会場には似つかわしく無いフィギュアでの参加。過去の1/6ビネットやファンタジー物、ヒストリカル係数点での参加なのでした。

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画像3、私のブースの全景 その2。
今回は割合おふざけな雰囲気の無い本気モードの作品にしたつもりなのですが…(笑
フィギュアというくくりのみでして、ジャンルもスケールも無作為な事になってしまっていますです。

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画像4、赤いトタン屋根の家。
今年のHMEにも出品した赤いトタン屋根の家も当然ながら持ち込んであります。 知らない間に杉山フィギュアの横にはなぜか鮭を持った熊さんも…(笑
いったいどういう事なのでしょう??

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画像5、1/6ビネット。
以前からAFVの会にも出している1/6のビネットも。この辺りのコスチュームに食いつく女性もいらっしゃいました。1/6物に興味を持つドール系の方もけっこういらっしゃるんですね。おかげで私の1/6熱も再燃しそう…(笑

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画像6、1/6とファンタジー。
1/6物はそのスケール故に、そこそこの存在感ですが、並んでしまうと意外にこじんまりのまとまってしまいますです。まあその辺りはビネットなので仕方が無い所ですが、今後はジオラマとしても制作して行きたい物です。
ファンタジー系は女性ものということで、制作の幅をご理解いただきたく…(笑

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画像7、ファンタジー系。
今回のファンタジー系の数点は全ソルモデルのソフビキット。原型氏の腕のなせる技が素晴らしいキットなのですが、現在ではかなり入手困難な物なのです。 物自体の制作はかなり以前の物なのですよ〜!

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画像8、ファンタジー系&ヒストリカル系。
今回のソルモデルのキットは全て1/8スケール。女性のフィギュアとしては現在ベーシックなスケールとして確立していますね。
右画像はヒストリカル系のフィギュア。54mmのメタルフィギュアですが、こうした展示会では小粒ながらもしっかりと存在感を出してくれます。

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画像9、ヒストリカル系。
海外では昔から人気のヒストリカルフィギュア、現在も日本国内でも地味に人気はあるのですが、一般の方にはどうも敷居が高いと思われている様です。そんな事は決して無いのでもっと手軽に楽しめる雰囲気は必要なのかも、ですね〜。

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画像10、お姉さん&杉山フィギュアの出来るまで。
左は以前のブログでもご紹介した林浩己氏原型のアトリエイットのお姉さん。こちらは1/12スケールという事も有って、ドールハウス関係にの方々からは好評をいただいております。ただし、塗装は苦手!という声が多いのが残念なところですが…。こちらも皆さんお気楽に塗装してもらえると世界が広がるのですがね〜♪
ラストは赤いトタン屋根の家に登場した杉山フィギュアの原型からリキャストまでの簡単な行程を紹介したもの。この辺の型取り作業にもドールハウス関係の方々はとっても興味がある感じでした。そのうち教室でもはじめましょうかね〜!?(笑
次回は他の参加者の作品をご紹介したいと思いますです〜♪

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2015年10月 4日 (日)

ザルドスのお面 その3

爆弾低気圧などという言葉はここ数年で初めて耳にした言葉ですが、今年は多いです、台風と同等かそれ以上の存在の様でして…何とも恐ろしい。北海道はもともと台風の進路から外れる事が多く、その影響を直撃する事は数年に一度くらいの物でしたが、最近はけっこう渦中に入ってしまう事もしばしば、です。やはり異常気象と言わざるを得ないのでしょうか?(泣 今週にもまた新たな低気圧(台風?)が近づくみたいです…(怖
皆さんくれぐれもご注意くださいませ。
さて、先週ご紹介しました「ドールハウス・ミニチュア・アート 2015」ですが、私は初日の搬入時にしか顔を出せていません。仕事が…(泣 関係者のお話ですと思った以上の来場者という事です。最終日は6日(火)の3時までの開催予定ですので、是非足をお運びくださいまし〜!
その辺りの報告は近いところで。
そんな中、ザルドスのお面関係の方も少しは進んでいるのです。

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画像1、ボディー制作 その1。
前回でお面の方はいくつかの複製も出来ましたので、今回からはそれを使った新たな展開としての全身状態へと移行しますです〜♪
実は長年これがやりたかった、という。まあ、実際のところは主演のショーン・コネリー殿を造りたいと思ってはいるのですが、40年経ってもなかなか進まない訳でして…(笑
と言う事で、今回はコスプレ風な女性バージョンで行こうという事に考えが及んでしまいました(笑 これも数年前からの構想なのですが…。

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画像2、ボディー制作 その2。
ボディーはスクラッチを考えていましたが、なにせこの時期の忙しさ、ですので既存のフィギュアのボディーを拝借しての改造物でそれらしく進めようと言う、何とも姑息な…(笑
お面自体を今回1/10相当にしてあるのも、実はこの辺りも理由ではあるのです。
今回は色々とストックを探した結果、バンプレストの峰富士子さんがちょうど銃を持っている感じも含めて良い雰囲気かと。

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画像3、ボディー制作 その3。
全身がタイトなジャンプスーツ姿でしたが、ポリパテ等を盛ったり削ったりで形状変更して行っている最中なのが今回の画像達、なのです。
ザルドスの劇中にはコネリー殿をはじめ荒くれ野郎どもが複数人登場、全身裸にふんどし姿、肩からは銃弾ベルトをたすき掛けにした何とも不思議な姿なのですが、これを女性で、となると、やや変更しなければ、という事なのですね〜。

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画像4、ボディー制作 その4。
あくまでもコスプレ風で、気持ちお色気もある物になれば、という…(笑
リアル過ぎるよりもあくまでフィギュアとしての存在感を出せると良いかなどと、いろいろ妄想中なのでありますです。
まあ、よほどデフォルメしていたとしても、このお面が装着されただけで、そこそこ雰囲気は出て来ると思うのですが、そもそも、見る方がザルドスの存在を知っているのかどうか? はなはだ疑問が残るところではありますね〜♪

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画像5、ボディー制作 アップその1。
やはり異様なお面と改めて。そこにお色気も加えて造ろうなどと思うのがそもそもおかしいのかも?ですけれど…(笑
それでもなんとか雰囲気が出てきているかと思ってしまいます。

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画像6、ボディー制作 アップその2。
当然ながら、ボディーがある程度の形にまとまると、細かな装飾等が施されて行くのですが、基本が裸ですのでなかなか気を許せない事に。
この手の制作物は、気持ちが高ぶっている間に一気に進めてしまわないと、ある日」突然手が止まり、そのまま数年のお蔵入りになる事も良くあること。今回は慎重に完成までにももって行きたいところなのでありますです

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画像7、ボディー制作 アップその3。
下半身のアップ。足下のブーツは実際には膝上辺りまでの長さなのですが、美しめの女性にはやや小振りにまとめた方がお色気の意味でも存在感が出ると考え進行中、なのです。
こんな状態ですので、先は長くなるかも!?ですね〜(泣
次回以降は進行状況もふまえて別のネタも間に交えながらのご報告になってしまうかも、なのでした!!

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2015年9月27日 (日)

ザルドスのお面 その2

気候はすっかりと秋めいてきました。あと一月くらいで暖房が必要になりそうな雰囲気です〜♪ そう言っている間にあっという間に雪が降って、また長い冬が訪れてしまう訳ですね〜!一年のなんと早い事でしょう…(泣
毎年この時期は本当に忙しいのでした。まあ、本業が、なのですが、模型や各種イベント等もいろいろと催される時期ですので、それは大変な訳です…。
そんな中、10月1日(木)〜6日(火)までの6日間「ドールハウス・ミニチュア・アート 2015」が開催されます。場所は「アートスペース201」。私の作品も展示予定ですのでお近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りくださいませ!詳しくは下部のDMをご覧くださいませ〜♪
そんな事で多忙な日々をほぼ引き蘢り状態で過ごしていますが、前回のザルドスのお面はしっかりと進行しているのでございます。
今回はお面部分の型取りからリキャストまでを…。

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画像1、スカルピーを焼き固めます。
前回の物に最終微調整した上で原型のスカルピーを焼き固めます。
今回はムク状態での作業でしたので、いつもよりも長めの時間をかけて内部までしっかりと焼き上げます。この辺りは使用している深型ホットプレートだと簡単に温度や時間をコントロールできてしまう訳です。

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画像2、型取りその1。
次に、型取り作業です。
型取りブロックを使って周りを囲って行きますです。
今回は片面取りの仕様なので粘土に埋める作業も省けてらくちん、です〜♪

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画像3、型取りその2。
シリコンを流し込んで硬化を待ちます。この硬化時間が5〜6時間と掛かってしまうのが何とも悲しいところなのですが、現在の状況のように他にもたくさんしなければ行けない状況に有っては、この硬化待ちの時間も有効に使える、という事になりますです〜♪

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画像4、型取り その3。
片面の型が出来上がりました。
両面取りとは違ってレジンの流し込み用のゲートなんかの行程も省けてしまうので本当にお手軽〜!ただし、現在使っているシリコンの硬化剤の匂いが個人的にとっても辛い香り、なのです。甘ったるい悪い気はしない匂いなのですが、長時間嗅いでいると、胸がムカムカ、体に悪いのでしょうか?

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画像5、リキャストその1。
レジンを流し込んで複製開始、です。
割と急いでの作業なのでしっかりと抜け切れていない箇所も…(泣
後行程での修正にはさほど時間も手間もかからないので全く構わないのですが、あくまで個人レベルの話、商品としては現在のクオリティーは昔と比べるとかなり高くなってきていますので、クレームの対象、ですね〜!今回の物は販売なんかはしませんけれど…(笑

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画像6、リキャストその2。
という感じでどんどん抜いて行きます。ザルドスのお面は前後で張り合わせる事になるので、一体用でも2個は必要になるのです。
今の所6個抜けましたので、3体分は確保できたという事になるのですが、いったいこれをどう使うのか?
その辺りは次回以降でのお話に(笑
それにしてもこれだけ並べただけでもなんとも、気色悪いです…、ね。

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画像7、「ドールハウス・ミニチュア・アート 2015」 DMその1。
上記でのお話のDMです。
道内の方をはじめ、道外からも大勢の有名な作家さん達が勢揃い、なのです!

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画像8、「ドールハウス・ミニチュア・アート 2015」 DMその2。
会場では展示を始め、販売やワークショップの開催等、幅広く楽しめる予定になっていますよ〜!
皆さんぜひ足を運んでくださいませ!!

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2015年9月20日 (日)

ザルドスのお面 その1

秋晴れな日も有りますが、割合に雨模様の崩れた天気が多いです、最近、特に週末近辺は。世の中的にはシルバーウィークとやらで、行楽を楽しむ方がほとんどなのかも、ですが、こんな空模様だとなかなか辛い事に…。
私はこんな休みが多い時期には決まってお仕事、です。忙しいとなかなか模型制作には手が付かないのが常なのですよね〜♪
今年のHME終了後に雑誌の取材を受けました。大人の親父を扱った雑誌「O.tone」での紹介記事のためなのですが、その号がこの15日に発売された様です。HMEの常連さんが数名とHMEの紹介、札幌の模型店の紹介など思いのほかボリューム満点の特集です。私のページではフィギュア関連の紹介ですが、なかなか熱い扱いになっているのでした!(笑
コンビニ.書店で扱っていますので、気になる方はご覧になってみてくださいな〜♪
という事で忙しさの合間に出来る事、と言えば、粘土いぢりなのです。今回は映画「ザルドス」のお顔という事なのですが…。

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画像1、O.tone 83号の発売。
上記のお話のO.tone 83号、特集は「カレーなら、間違いない。」と「模型には、男のロマンがあるんだ。」なのです。模型誌とは違った視点での扱いも気になるところなのです。あんな方やこんな方も出ていますよ〜!見るだけでも損はないかと…(笑

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画像2、粘土いぢり その1。
本当にまとまった時間が取れないんです、この時期は、毎年なのですが(泣
作業の合間や待ち時間には粘土いぢりが最適!ちょこちょこ捏ねたりしているだけでも気が休まるというもの。とは言っても、結局は何かしらの形にはして行ってしまうのですが…(笑
この状態が第一歩、なのです、いつも。

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画像3、粘土いぢり その2。
今回は訳あって(?)こんな形からの作業です。ベースにおいての半面の立体状態。
ちょっとづつ粘土を足しながら何となく形にして行くのです〜。

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画像4、粘土いぢり その3。
おぼろげながらの顔らしい状態になってきました、まだまだなんとな〜くな感じですが。
実は今回の物、映画、「ザルドス」に登場する両面がお顔のお面なのです。劇中に同様の巨大な顔が空を舞うのが印象的なのですが、それに仕える兵士が被るお面、なのです。
ですので、片面を作って複製して前後を張り合わせると出来上がる、という訳なのです。なんだかラクチンな気もしてしまいますが…(笑

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画像5、粘土いぢり その4。
大まかな形を整えながら、細部も徐々に判別できるような感じで造り込んで行くのでした。
一部分だけを一気に造り込んでしまうと、後で周りとのバランスがおかしな事になっていると取り返しがつかなくなってしまうのですよ〜!ですので、徐々に、なのです。

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画像6、粘土いぢり その5。
そもそもが何なのかを知っている方自体がそう多くは無いと思うのですが、その辺りは次回以降で。でも、だいたいのところはこんな状態の顔、なのです(笑
顔面の周囲は髪の毛や髭が一体化したような事になっています。猿人のような感じなのですね〜♪

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画像7、粘土いぢり その6。
だいたいの大まかな形が出来ると細かな細工を施して行きますです。
目元や鼻、口元は歯の形状があるのでけっこう厄介な作業です。お話ししてませんでしたが、これ、スケール的には約1/10の設定なのです。
周囲の毛の状態も徐々に付けて行くとこんな雰囲気に。

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画像8、9割がたの完成。
上の角度替えの物。半面なのでなんとなくこんな状態でしかお見せできませんですが…(笑
この後細かな調整をすませると完成なのです。
完成した後に焼き固め、型取りをしてリキャストの予定なのですが、その辺りを今回どう進めるかはまだ決まっておりません、あくまで時間の有効利用としての粘土いぢり、ですので…(笑

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