マサのフィギュアペインティングワールド

はい、おかげさまを持ちまして無事に終了いたしましたHME2014、ご来場いただいた方や関係者の皆さんには本当に感謝です。
特に今回はタミヤの会長やMAX渡辺氏をはじめ、道外の方々の参加やご来場の方が今まで以上に多かったのが印象的でした。全国的にもジワジワとその認知度が浸透してきていると言う事ですね。この調子で今後も頑張って行きましょう！
イベント終了の疲れから平常に体が戻るまでには一週間近くも掛かりましたよ、年々体も厳しい事になってきました。本業も忙しくなっていまして、今回からは前回の山本玲さんの流れでの森雪さんの登場、です。HMEでは一応の三体そろい踏み状態での展示になっていましたが…。

画像１、オリジナルのパッケージ。
モノは山本玲さんと同じシリーズのプライズ品。なのでスケール的にも１／１２。見た目には小柄なフィギュアで食玩的な匂いが漂っていますが、案外出来は良いのでありました。
まさかヤマト物のフィギュアに手を出すハメになるとは…（笑

画像２、オリジナルのフィギュア本体その１。
宇宙戦艦ヤマト２１９９、何度も言いますが、私見ていませんので…。
コスチュームからして昔の森雪さんっぽさは有る物の、お顔は全くの現代風美少女！？もはや原作の面影は感じられませんね〜♪

画像３、オリジナルのフィギュア本体その２。
髪の毛もさらさらストレートのロングヘアーではないのです。
体系こそめちゃ細いんですが、今時の女の子物フィギュアとしてはなんだか物足りないような気も…。
毎度の事ですがこういった完成品フィギュアは塗装が寂しい事になっている物が多く、この森雪さんも同様な事に…。

画像４、オリジナルのフィギュア本体その3。
オリジナルのアップです。目の表現が凄い、腕章のタンポ印刷もかなりの出来です。この辺りは日進月歩で良くなってきている部分ですが驚かされますね〜！手描きでもなかなかこんな風になりませんよ、普通は！！

画像5、修正。
例のごとくボディー側面にはパーティングラインのずれやら何やらが。パテにて埋めて全体をペーパで目立たない様にして行きます。この作業が無いと、楽なんですが、本当に。軟質素材故の作業のやりにくさには毎度泣かされます。

画像6、下塗り。
修正箇所の色にも注意しながら下塗りです。特に今回のようなイエロー主体の物は肌の色以上に丁寧に塗って行かないと色むらや筆ムラがなかなか目立ってしまいます。隠蔽力の無い色としての筆頭色ですね、黄色は。
肌や髪にもしっかりと下塗りで、目元だけはオリジナル状態を保持。ここも手描きだとミョウチクリンな事になりそうなので気持ちの調整に停めたいところです。
…続く。

ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

つい数日前まで暑いだのなんだの言っていたのがウソの様に、お盆を過ぎたとたんにすっかりと肌寒くなってきました。早くも雪の事も頭をよぎりますよね〜。
そんな事とは無関係にHMEが始まります。それに向けての作品も数点有るのですがその辺りはまた今度と言うお話に。
なので今回は早めのブログアップとなります。
今回最終回の山本玲さんもクラブ内企画と言う事で始めたのですが、思いのほか時間がかかっちゃってますね〜（泣　今回はこの山本玲さんと、森雪さん、そしてアナライザーの三体をビネット仕立てに、と言う構想なんですが…。

画像１、完成その１。
ヘルメットも装着しての完成です。思った以上に手がかかりましたが、こうして見ると小柄なプライズフィギュアのリペイントで終ってはいませんですね。
元の造形がしっかりしているからですね。これも中途半端な仕上げだと、手を付けなきゃ良かった、なんて事にもなりかねませんけれど…。

画像２、完成その2。
個人的にはかなりの細身体系が気になるところですが、おかげでヤマト、見なきゃと言う気になってきました、今頃、ですが…（笑
ヘルメットを持つ角度がやや不自然なんです、実は。前後に振っている途中、的なアンバランスさが…。何事も思いつきの作業ではイケませんね。

画像３、完成その3。
やはりアップにしてしまうと結構辛いところがあちらにも、こちらにも。
生で見る場合はあまり近づかない様に…お願いしますね〜♪
そうそう、目元なんですが、オリジナルの塗装を活かしながら色味を加えてあります。見ただけでは分からないところですが。

画像４、背景付き画像。
正直アニメはこれっぽっちも見ていませんので、どんな人でどんな設定なのかも未だに分からないのですが、一応背景にはコスモタイガー（？）らしき戦闘機を…。
こんないい加減で良いんですかね〜（笑
でも結構雰囲気は出たような…。

画像5、決めの一枚。
当初の精悍な男っぽいイメージはやはり正解なのですかね。それでも女性の魅力も持ち合わせている、そんな仕上がりになったのなら良いのですが…。
こちらの背景は、ガミラスに犯されつつ有る地球？でしょうか？それとも火星？まあ、漠然と宇宙っぽくは見えるので良しといたしましょうか。
単体では完成したものの、この後三体複合でのビネットとなりようやくの終焉予定なものですから、一体どうなるのでしょうかね〜、トホ。

画像6、再度のHMEのご案内。
HMEの告知用フライヤーです。今年のHME、この23日（土）24日（日）の二日間なので、皆さんお誘い合わせの上いらしてくださいまし！
今年は参加クラブや個人参加の方も増えて、会場内のテーブルの配置は昨年以上にビッチビチ状態。覚悟の上でお越し下さいねっ！
むろん私のこのブログ上での一年分の作品もも展示します。未発表作も有りますので、よろしくお願いいちゃしますです〜！

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来週はHMEだと言うのに、新作系で出品予定の物がサッパリと進みません。そりゃ、世の中お盆ですし、なんだかんだとバタバタしていますからね、トホ。
今回の山本玲さんも単品ではなく３体複合形式で今のところ考えていますんで、マジなところ間に合うのか？って感じ〜♪厳し〜っ！
しかも止めとけば良いものを、この玲さんにヘルメットなんかも持たせましょ、なんて考え始めたのですから、さあ、大変！！
決して自虐体質ではないのですが…（笑

画像１、本体塗装最終その１。
既に大方が前回までで終了していますんで、目や首元のペンダント、後は全体の調整と言った感じで手が入りました。
この状態で山本玲さん、完成の予定だったんですが…。

画像２、本体塗装最終その2。
全体調整はシャドー部やハイライトのバランスを再度整える作業。作業中には気のつかないところも、結構見つかりますんで、念入りにチェックしながら調整して行きますよ。
実のところ、山本玲さんのお肌って、日焼けっぽい褐色系みたいなんですが、詳しく知らないのを良い事に、自己流解釈で仕上げてしまっていますです（笑

画像３、本体塗装最終その3。
アップめ画像なんですが、1/12サイズとやや小ぶりなためか、各部の情報量のバランスにも注意が必要です。スケールが違うとこんなにも勝手が違うものかと、毎回ですが驚いちゃうのです。
割と最近知った言葉が「アホ毛」。山本玲さんもしっかりと主張が入っているアホ毛の存在もポイント高し、です。

画像４、ヘルメットの製作。
黙っていれば、完成の予定だったものが、つい欲が出ちゃったのがヘルメット。彼女の左手がなんだか寂しかったものですから、持たせるためのヘルメット。作るハメに〜！
今回は精密さよりも雰囲気重視で、スカルピーにて形にしてみました。
今回のグレースカルピーは視認性が良いのと、やや堅めの性質のため、こんな無機質的なものにも結構使えてしまいますね。あまり柔らかいと作業が捗りませんから。
少ない資料を元に形状の確認は怠れないところ。

画像４、ヘルメットの塗装。
だいたいのところで形になった段階でしっかりと焼き固めます。細かな形状はその後にサクサクと削りながら微調整。
資料とにらめっこしながらの作業は塗装段階でも同様です。
パーツの質感も場所によってクリア塗装にて変化を持たせておおよその完成。
すっかりと時間を取られて、全体の時間が…。

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今週は低気圧の影響での雨のおかげで、気温は気持ち下がった感は有るものの、必要以上の湿度が…。おかげで同時進行の物のクリア塗装が結構厄介な事になっていますです（泣。
ここ数年はHMEもお盆の前後の時期が多いのですが、年に数度のまとまったお休みの影響で仕事も模型もプライベートも、ワヤワヤな事になっています。この辺りをなんとかしないと、気持ちが折れそうになっちゃうんですよね〜、トホ。
などと言っていても何も進まないので山本玲さんの続きを進める事に。森雪さんも控えているのでさっさと進めないとエラい事に…。

画像１、シャドウ回りの塗装。
前回で下塗りまでが終っていますので本格的に塗装を施して行きます。
今回はサイズ的にも1/12というのと、同時に他の物も進めている関係で結構全体的に一気に作業を進めて行っちゃいます。お肌やコスチュームの簡単なシャドー部分を塗装。スーツの紺には黒にてシャドー処理です。

画像２、ハイライト回りの塗装。
下地にシャドー部の処理だけでも見違えてくるのがフィギュアの面白いところですが、そこに更にハイライトが入ってくると、全体的な立体感が断然と変わってきます。
フィギュアは単純な塗り絵ではないのよね、と、しっかりとした主張が入ってくるんです。
フラットめだった髪の毛部分が特に分かりやすいですよね〜♪

画像３、更に全体調整。
シャドーやハイライトを入れて行くと立体感がグンと増えるものの、コントラストが必要以上に付き過ぎてしまうのもこれまた事実、表裏一体、なんですね〜。
コントラストが強い部分は基本色を更に重ねて行きながらフラットになり過ぎない様に注意して調整して行きます。その際には同時にシャドーやハイライトを再度入れて行く作業も発生しますが、この辺りの加減はやりながら身につけるほかないんですよね〜♪

画像４、画像３のアップ。
とは言え、画像をアップすると、まだまだ色むらや色味の調整が必要な箇所が目に付くんです。なのでこの後も全体の調整の塗装が繰り返しになるんですね。
色のトーンの変化もまだ調整が必要な感じです。
ちなみに前回の下塗り時と同様に、目元回りと首元のペンダントは今だ手が入っていませんです。この辺りに手が入る時は完成も近いと言う事、ですね〜！
この後の森雪さんも控えておりますので、早めにケリを付けないと、です。

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今年のHMEでの所属クラブの会内テーマが「俺達のヤ○ト」らしいです。ヤ○ト？と言う部分が気になるところでは有るのですが、○の中には自由な表現が出来ると言う事らしいです。個人個人の解釈は自由と言う事でレギュレーションの幅をもうけた、と言う感じですね。
今回は時間も無いので私は正当派で、と考えています、今のところは。。
テーマが決まった頃にプライズ品のフィギュアを発見、ヤマトネタのフィギュアです。正直、宇宙戦艦ヤマト初代の頃はしっかりと見ていましたが、2199のアニメは何一つ見ていないのでやや不安が残りますが、ちょろっと考えてみる事に。

画像１、元フィギュア
ヤマト関係のフィギュアは何社から数種類出ているようですが、どれも品薄なようで高値がついています。今回選んだのはバンプレストのプライズ品で森雪と山本玲の２種が出ているものの山本玲さんの方です。とは言え、森雪さんもほぼ同時進行なのですが…。
サイズは１４０mmと約１／１２スケール。実はこのスケールがこの後重要になるのですが…。

画像２、オリジナルのフィギュア本体その１。
アニメを見ていない関係で山本玲さんがどんなキャラなのかは全くもって？です。
フィギュアから察するに沈着冷静で言葉も少ない男勝りな雰囲気。パイロットスーツの上部を腰元まで脱いで縛った感じ。
全体的に細すぎな気もしちゃいますが…。

画像３、オリジナルのフィギュア本体その２。
全く知らないと作業も出来ないため、ネット上でその姿を色々と調べておきます。
ヒップの感じがもうちょっとふくよかだと、個人的には嬉しかったのですが…。

画像４、オリジナルのフィギュア本体その3。
ショートカットに精悍な目元が印象的です。細身ながらも単なるガリちゃんではないようです。１４０mmとフィギュア的には小柄なものですが、けっこう良い味わいが出ていると思いますね。

画像5、修正。
プライズ品ですし、当然ながらフィギュア側面に残るパーティングラインは結構気になります。その当たりを重点的にペーパー掛け＆パテにて盛りつけ、何度かに渡って繰り返して目立たないレベルに。

画像6、。修正その２
スーツの紺色の下地には整形色のイエローが。スーツの黄色部分の発色を考えての整形色なんでしょうね。
腕や髪も結構処理して行きます。

画像7、下塗り 。
ボディの修正にメドがついて、下塗りの開始。首元のペンダントと目元以外は一応オリジナルと同系色を塗ってあります。
このあとはサクサクと塗装が進む予定ではあるのですが…。

画像8、HME2014開催のご案内 。
今年も北海道の模型好きが一同に集います！
お盆明けの翌週の土．日は是非ご来場くださいまし！

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