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2015年12月

2015年12月27日 (日)

マシーネン女性整備兵 その1

クリスマスイブまでは路肩に残る程度の残雪状態でした、が、25日には朝からしんしんと降ってしまいましたね、やはり…。今年はこの分だと年内の雪は無いのかも!?なんて考えてもいましたが、例年通りにしっかりとホワイトクリスマス辺りで降る雪。自然の偉大な力を感じずにはいられませんよ!不思議なものです…(怖
年内ラストの記事になりましたが、つくづくと1年の過ぎ去る速度の速い事、本当にあっという間です〜(泣 別にだらだらと一年を過ごしてきた訳ではないのですが、年齢とともに時間の認識が変化しているのか?本当に早いです。皆さんは如何でしょう??
しっかりと雪も降ってしまったので、この後は雪かきに追われる毎日なのでしょうね!
ようやく模型製作にじっくりと向き合える時期になってきたような気もするのですが、実際には日々の事柄に追われて、なかなか捗らないと言う…。そんな状況で今回はマシーネンの女性整備兵さんを。やたらと長くなり今回一回では完成まではお見せできないようなのですが…(笑 とにもかくにも、今年最後です。


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画像1、キットの素組みその1 。
結構前に発売されていたマシーネンのフィギュアセットAの中の女性整備兵です。
考えてみると、なぜか今まで手をかけた事が無かったのです。
改めて組んでみますと、とてもインジェクションには思えない素晴らしい造形なのですね〜♪しかもお顔は滝○クリステルさんにそっくり!その辺りもどう料理していくのかを考えるだけでも楽しみが広がると言うものです。


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画像2、キットの素組みその2。
インジェクションものにはつきものの、パーツの合わせ目のライン修正も割合簡単に出来てしまいます。プラですから加工も簡単ですしね。


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画像3、若干の改造修正。
基本的には手を加えたくは無かったのですが、髪の毛のモールドがかなり甘いので適度に掘り起こし、と、ブーツの紐部分を銅線にて追加しておきました。ズボンの裾もややボリュームアップ。他はキットのオリジナルのまんまです。


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画像4、下塗り。
早速の塗装で、まずは下塗り作業を。頭部とパンツは同色で、セーター、ブーツと、大まかな色で下塗り作業を済ませます。


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画像5、お顔その1。
次にお顔の塗装を順序立ててご紹介。
左は茶色にてシャドー処理。右がさらに同行程でシャドーを塗り重ねて行ったもの。
かなり大雑把ですが、おおよその肌らしい立体感が出てきます。


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画像6、お顔その2。
シャドー部やハイライト部分も加えながら、どんどんと塗り重ねて行きます。
左では眼球にホワイトを入れ、瞳もうっすらと茶系色にて描き込んでおきます。目もと周りの赤み等も加えて行きますよ。まだまだぼんやり〜♪
右がさらに濃いめの部分を重ね塗り、細部の描き込みも進めて行きます。
まだ眠気眼っぽいですが…(笑


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画像7、お顔その3。
目元を中心にどんどん調整しながら描き込んで行きます。特に眉毛部と目元のアイラインを描き込むとグッと引き締まってきます。まだまだイケていない状態が左。
さらに目元を描き込んだものが右の画像。瞳部分を縁取りや光彩表現、睫毛も加えて行くとこんな感じに。9割型が出来てきた所、です。


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画像8、全体その1。
お顔が大方のところまで言ったので、次は全体のコスチュームにかかります。
まずはセーターとパンツ、ブーツの基本色のやや濃いめの色をそれぞれにシャドー処理として塗装していきます。
これだけでも画像4の下塗り状態がぐっと引き締まってくれますよ。


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画像9、全体その2。
シャドー処理の次はハイライト処理も加えて行きます。
ベースの基本色はあくまで生かしながらポイントを絞ってのハイライト部分に明るめの色を重ねて行きますですよ。
これで立体感がかなり強調されてきますね。


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画像10、全体その3。
全体の立体感が出てきたところで細部の描き込み作業、です。
まずはセーターの凹モールド部分にシャドー色で一本一本ラインを描き込んで行きます。結構時間はかかるのですが、その分質感はしっかりと表現されるのですね〜♪
パンツの縫い目やポケット部分の細部もしっかりと描き込んで行きます。
肩と腕の補強パッチ部分は後付けの皮っぽさを表現しておきました。
ブーツの質感も徐々にアップ。靴底の白いラインは…?(笑


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画像11、全体の微調整その1。
全体的にも8・9割まで良いところに来ましたが、細部の微調整こそ最も気を使うところです。
いまだ仕上げには至っていないお顔の微調整も続けて作業、です。目元の更なる微調整や肌、そして口元に手が入ります。モールドのない口元の歯はホワイトを入れて再現しておきますよ。髪の毛も随時の進行です。


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画像12、全体の微調整その2。
細部には手を入れて行くと際限がありません、が、ここで気を抜かない様にしっかりとチェックしながら手を加えて行くのがフィギュアの塗装の重要ポイントです。
ブーツの下のホワイトラインはトリミングしながらこんな感じに。靴底との縫い目のステッチの為、なのでした。ちょっと太めですが…(笑
全体的には95%ほどまで来ていますが、ここで今回はタイムアップです〜!
年内ラストは仕上げまで行くつもりでしたが、画像も増えすぎてしまいました…(泣
続きは年明けの一発目へと続いてしまいますです。
今年も一年間お付き合いいただいた事に感謝です。来年もパワーアップしながらフィギュア製作に励むつもりですので、ぜひともよろしくお願いいたします。
では、良いお年をお迎えくださいませ〜!


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2015年12月20日 (日)

ゾンビの手 その2(最終回)

数日前には積雪ゼロになってしまっていましたが、この週末、結局積もってしまいましたよ、雪、流石に12月です。それでも気温が例年よりも高めなので、これまた厄介な雪の質。べた雪の除雪は体力を何倍も使ってしまい、しかも馴れないリズムがさらに追い打ち。毎日少しずつ慣らして行くのが色々な意味でよろしいようですね!極端な物事にはなかなか対応できないお年頃にもなってきましたし(泣
同様の事は模型にも当てはまってしまいます。以前たまたまやった事はなかなかに感が鈍いですし、得意な事でも、時間が経つと結構不安になってしまったりもします。毎日とは言わないまでも、継続しながらの作業が出来れば望ましいところです。
継続は力なり、とは、よく言った物ですよね〜♪
年内のこのブログも次週1回を残すのみとなりました。一年のなんと早い事でしょうね〜。
とりあえず今回でゾンビの手は完成いたしますよ!


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画像1、焼き固めた状態の手 。
造形は前回でおおよそ終了していますので、今回はそれをしっかりと焼いた状態からのスタートです。
何度か言っていますが、私はスカルピー系のオーブン粘度を焼く場合には、深型のホットプレートを使っています。大きな物には向きませんが、この手のような物はいくつかまとめても焼けちゃいますよ。温度設定と時間をしっかりと調節できるので決して焦げる事なく完全に焼き固める事が出来るのです。お勧めです!!


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画像2、下塗り。
焼いてしまうと塗装の開始。まずは白っぽい肌色にて下塗りです。色むらはさほど気にしなくても全くオッケー。逆に後で効果的にもなってくれます〜♪
いつもよりも大雑把で大丈夫です。なにせ、ゾンビ、ですので…。


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画像3、シャドー色。
手始めのシャドー色には茶系のウォッシング作業にて。白っぽい下塗りの色がみるみる肌っぽい色味に転んで行ってくれます。
この作業を数回繰り返しておきますよ。


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画像4、大まかな描き込み作業。
次に動脈や静脈の血管、手の傷部分や部分部分での赤みや青みを大まかに描いておきます。
この作業は今回この段階でというのがポイント。この後の作業でさらに皮膚感を塗り重ねて行きながら不自然さを回避する、という事なのですが。


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画像5、基本色とハイライト部、シャドー部を加えて行く。
上記の作業の後は肌色の基本色を再度塗り重ねて行きながら、各部のシャドーやハイライト等も重ねて加えて行きます。幾層も。
肌の基本の色合いは徐々に明るく立ち上げて行きます。


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画像6、同行程を何度も繰り返し作業。
上記の行程を何度も繰り返して行くとこんな感じに。肌の色味がかなり明るくなり、乾燥した雰囲気の肌になってきました。一気に色味が変わった印象ですよね。
場所によっての赤みや青み、さらには緑系も加えて行っていますよ。


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画像7、細部の描き込みや全体の調整。
全体についてはその都度重ねて塗りながら調整して行きます。 細部の傷跡部分やシミの斑点模様等も描き込んで行きます。


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画像8、完成その1。
全体の色合いを見ながらその後も調整して、完成です!
ゾンビの乾いた感じやしわしわの雰囲気が効果的に出てきたのではないでしょうか〜。
傷の表現はあまりやり過ぎなくとも十分に効果的。
傷跡や爪には軽めにクリア処理も施しました。


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画像9、完成その2。
皺等の表現は造形時におおよそのモールドも付けてあるのですが、最終的な塗装でも凹凸の表現にはシャドーやハイライトも加えて立体感が増す様にしてあります。ですので一応光と陰の効果の為には光源の設定も頭の中では用意しておかなければ、なのです。
とは言え、今回のような架空の存在のゾンビやクリーチャー、はたまたモンスターの類いの物、あくまでも想像力を働かせて自分のイメージを再現するのが何よりと、言えるのかもですね〜!決して決まりなんかは有りませんから…。


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画像10、応用編その1。
つい最近、既に使わなくなったiPhone3GSなのですが、古くなったためか、バッテリーが膨らんだと思われ、前面の液晶部分が勝手にパッカーンと開いてきたのでした(驚。
実はこのために今回ゾンビの手を製作したのでして、この絵にしたかった、と言う事なのです〜♪ 嫌ですね、こんな風にスマホから出てくる手…(笑


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画像11、応用編その2。
もうひとつがこちら。
ゾンビと言うと恐ろしいのは壁や地面から突如飛び出し襲いかかる手、です。 壁を突き破って伸びて来る手、怖い、です。(笑
ゾンビネタは今後も色々と考え中ですので、随時進めて行くつもりなのです〜♪
どうぞお楽しみに! まあ、お好きな方限定、なのですが…(笑


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2015年12月13日 (日)

ゾンビの手 その1

先月には札幌も記録的な大雪、と言っていましたが、今では道ばたにその名残を見せている程度の穏やかな気温になってしまいました。例年11月12月には降ったり溶けたりを繰り返しながらもクリスマス辺りにはしっかりとホワイトクリスマス状態になると言うのがお決まりのパターンなのですが、この感じで行くと、今年はどうなのでしょうかね〜?
雪かき作業が少ない分、大変にありがたい事では有るのですが…。
今日明日の2日間、帯広市の藤丸8階 市民交流ホールにて帯広プラモクラブ主催の模型展示会が開催される様です。情報が入らなくて全く協力も出来ないのですが、おそらく北海道での模型イベントとしてはラスト!お近くの方は是非とも足を運んでくださいませ〜♪
今年になってGSIクレオスから発売されたMr.スカルプトクレイ 、発売後に入手はして気になっていましたが、ここに来てようやく試す機会が…(笑 作るのはゾンビの手、なのでした。特殊な演出の少ないゾンビ辺りは造形にあたっての予備知識も特に必要ないのであくまでも個人的な脳内イメージを形にすると言う事で、サクサク進む予定、です。


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画像1、Mr.スカルプトクレイ とMr.クレイローラー 。
なぜ今スカルピー?と言うタイミングなのは置いておいて、Mr.スカルプトクレイ とMr.クレイローラーを入手。思った以上にいい感じ〜♪
Mr.スカルプトクレイは、以前のスーパースカルピーをやや固くした感じ。しかしMr.クレイローラーでつぶして捏ねるとかなり柔らかくなるのですね。柔らかくなると粘り気感や反発力感はスーパースカルピーと似た印象です。スカルピーFIRMEとは違った印象ですよ。


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画像2、骨組み。
今回の手、サイズは約1/4程度の物、特別に大きな目的が有る訳でもないのでその辺りはアバウトに。ですので、やや大きめ(?)と言う事でしっかりと芯を作って行きます。
材料は木片と真鍮の針金で。接着部分はしっかりと瞬着で固定します。


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画像3、簡単に肉付け。
真鍮や針金を芯にする際には粘土の食いつき等を考えてひねったり曲げたり束ねたりしておかないと作業途中で上に被せた粘土が脱落する場合が有ります。ですので今回はエポキシパてにて簡単に肉付けしておく事に。粘土の食い付きのため、のみです。
結構大雑把で問題ないのですが、ある程度仕上がりも想定しながらね…。


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画像4、Mr.スカルプトクレイを盛って行きます。
上記の作業の硬化待ちの間に、Mr.スカルプトクレイをしっかりと練っておきます。固まりから切り出した際は結構固い印象。それをMr.クレイローラーで潰しながら捏ねて行きます。細かく小切りにしてからMr.クレイローラーで伸ばしながら捏ねて行くと割合早いかも。
その後はいつものように手でしっかりと練り上げて行くと、従来のスーパースパルピーに近い柔らかさになってくれます。
練り上がったら細かく切り分けながら盛りつけて行くとこんな感じに。
既に雰囲気出てきているかと…(笑


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画像5、肉付け。
骨格に沿って少しずつ盛りつけながら調子を整えて行きます。
自分の手を見ればおおよそ参考になりますので、やせ細った感じを想像しながら、と言う事です。大まかな形状はほぼ良い感じに〜♪ 手首は意図的に細く。


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画像6、ディティールの再現。
全体の形が出来た段階で、細かな細部のディティールを付けて行きます。
全体的に細かな皺を加えて行きます。ゾンビの肌はシワシワ感が好き!な物ですから(笑
次に爪の部分もなんとなく本物らしく…(笑
最後に外部からの傷跡なんかも適度に再現して行きます。これが無いとただの痩せた手になりそうですしね〜♪
これらの作業のほとんどは楊枝や調合スティックなどの身の回りに有る物で表現可能です。
特殊なスパチュラなんかは無くても良いのですが、数種類有ると、便利な事には違いないですよ。


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画像7、焼き固める直前状態。
上の物と変わりはないですが、バックを黒にての一枚です。
上記の作業の後、私は小さめのナイロンの筆で全体をなで回しながら表面の凹凸の必要の無い部分を均しておきます。水を含ませての作業も効果的です。溶ける訳ではないのですが、摩擦の関係での表面の滑らかさに変化が付きます。
ラッカー系やエナメル系のシンナーも溶かしながらの作業には効果があるのですが、思った以上に溶け出すために、せっかくのそれまでの作業が台無しになる事も…。かなり要注意なのです!
次回は塗装の予定です〜!


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2015年12月 6日 (日)

セガ トリケラトプス その3(最終回)

いやはや、12月突入、です。今年もあと一月無いと言う事ですね〜!師走と言う事も有り、そりゃあ忙しさに拍車がかかると言うのも頷けますです。何かと、忙しくなってきました…(泣 のんびりと模型に手を付けられる状態でもなくなってまいりましたよ〜♬皆さんは如何な状態なのでしょうか?
本日はこの後「POOH熊谷と仲間達の模型作品展2015」の最終日という事なので芦別まで言って参りますよ。初日にはまだまばらだった作品達も、この2週間で徐々に増えてびっしりとテーブルを埋め尽くしているという事なので、その辺りもとっても気になるところなのでありますです。道内の主だった模型のイベントもこれで最後でしょうか?
考えますと私も今年は各種展示会の7カ所に参加したのでした。おかげで忙しさも半端無かったのですが、何とも充実した一年だったのも事実。来年も精力的には参加したいと思っておりますが、その為にも日々作品作りに励まなければ!という感じなので有りました!!
さて、トリケラ君も今回で最終回、どれだけ変わったのか、当初のオリジナルの物とも比べてご覧くださいね〜♪


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画像1、前回の続き。
前回までで全体の下地の塗装におおよそ良い雰囲気で手が入った状態になっていますので、さらに細部の描き込みと全体の調整が続く訳です。
まずは斑点模様を描いた小さな黒丸部分の中央部分にベージュ系の色を描き込みます。全体のややぼやけた雰囲気がこれによって微妙に引き締まってきました。


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画像2、全体の色味の調整。
お腹周りの白っぽい部分には部分部分で赤みや青みを加えて生物の柔らかい肌の感じを加えてあります。頭部の角の色味も徐々に変化を加えて行きます。
言ってしまえば全てに色々と調整しながら手が入っている訳なのです。


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画像3、各部のハイライトとシャドー処理。
皺の上部と下部の色の使い分けをした際のウォッシングの際に全体の色味が均衡化され、やや眠たい雰囲気になってしまっていますので、丈夫の凸部の黒い模様部分はさらに濃い色に、下部の白い皮膚部分の凸部はさらに白っぽく重ね塗りしていきます。
さらに光と陰の演出を加えるハイライトとシャドー処理を場所場所で強調する様に重ね塗りしておきます。


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画像4、上記作業のアップ。
上記の作業のアップの画像です。
お腹周りは各種色味が加わって爬虫類っぽい皮膚感が出てきているのが分かります。
身体のボディ色以外の模様の細部にも描き込み作業にて立体感が増してきました。
目元や角の表現も注目です。


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画像5、完成その1。
最終仕上げに各部の最ハイライト部分にやり過ぎない程度にホワイトを加えて質感を際立たせます。この作業で全体がピシッと引き締まってくれます。
後は目元と口元、角部分と爪部分にクリア処理を施します。


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画像6、完成その2。
やや正面気味のアングル。
恐竜系は全体の色味も重要ですが、やはり頭部の存在は他のフィギュア同様にとっても重要です。フィギュアは顔が命というのはどれにも当てはまりそうですね〜♪。


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画像7、完成その3。
別アングルと顔のアップです。
各種作業にて全体のシャープさが増しています。色の幾重にもの塗り重ねの効果も何となくお分かりいただけます?(笑


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画像8、完成その4。
目元と角部分のアップです。
目元の眼球部分、そのほとんどは瞳なのですが、虹彩部分はやや明るめのグラデに金色も交えての表現をしてあります。最終のクリア塗装も数層重ねて深みを。
角部分の色は今回はアイボリー系よりもさらに深い茶系を基調に表現。年期の深まった雰囲気にしてあります。仕上げのクリア処理にてさらにリアルな感じに〜♪


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画像9、完成その5。
口の中のアップです。オリジナルではピンク1色のベタ塗りで何とも切ない状態でしたが、各色を重ね塗りしていくとこんな雰囲気に。実はのどの奥や歯のモールドも再現してあり意外に感動!他の部分と同様にシャドーやハイライト、血管や斑点等の描き込みでリアルっぽく仕上げてみました。
途中でも何度かアップしたボディ側面の状態。上部と下部の色違いの全体の色、上部を中心に描き込んだ模様、ランダムに描き込んだ斑点模様。皺の凹モールドの色の変化等、恐竜らしい塗装の技がふんだんに注ぎ込まれているのです。


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画像10、完成黒バック仕様その1。
制作途中の白バックとはひと味違う雰囲気です。
ライティング自体は同様なのですが写真では全く違う事に!!(笑


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画像11、完成黒バック仕様その2。
恐竜らしい重厚感がさらに強調されて見えてきます。
オリジナルの単調な塗装の時とは全くの別物に仕上がってくれた気がしますが、ひとえに元の造形の良さが有ってこそ!なのです〜!!素晴らしい造形も、生かすも殺すも塗装にかかっているという感じですね〜♪
同じ物があと2体、今度は色を変えて仕上げてみたいと思っていますが…(笑


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画像12、背景付き画像。
お約束の背景画像なのですが、今回のアイテムは全長40cmのビッグサイズ。時間的な関係上今回は顔のアップのみで、といたしますです〜!
この画像だけでも単色の背景とは全くフィギュアの存在感が変わって見えるのが分かります。本来ここは時間と手間を惜しまずにしっかりと全体をとった方が良いのですよね〜♪
という事で本体は完成に至った訳ですが、展示を考えた際にはベースの存在も考えなくては行けません。時間を作って雰囲気の有るベースもそのうちに手がけたいところですよ〜!
それにしても改めて、なのですが、今回のアイテムはプライズ品、です。ゲーセンのクレーンゲームでこんな素敵な物が出回っていると考えると、今の世の中はなんとありがたい環境なのでしょう!今後もさらにアンテナを張り巡らしておかなければ!!なのですよ〜♪


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