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2016年3月

2016年3月27日 (日)

ミリキュー バーニー その5(最終回)

ここ3日ほどは気温がグッと冷え込んで、毎朝雪が積もっています。雪かきをするほどではないのですが、もういらない、雪、なのでした。本日辺りからまたグンと気温が上がるらしいのですが…。
何となく春らしいのと共に、昨日は北海道新幹線が開業したとの話で新聞・テレビ等では盛り上がりを見せています。長い目で色々と期待は出来るお話なのですが、札幌間は2030年開業予定の事。先の長い話です。せめて生きている間には、などと真剣に感じてしまいます。色々な場所で、色々な事がどんどん変わってきているのですね〜♬変わらないのは自分だけと言う取り溢れた気もしてしまうのですが…(笑
取り残された感と言えば携帯電話にも言えます。今だにiPhone4Sなのですが既に5年目、そろそろ新しい物をなんて考えと、まだ使える?などと言う考えも…。トホ。
さて、今回でバーニーさんも終了です。今回は本業の繁忙時期と重なって、やや時間がかかってしまいましたが、なんとかこぎ着けましたよ!


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画像1、未着色箇所の塗装その1−1。
スカーフ部分やグローブ、ホルスターの細部やコスチュームのトーンの変化等、手の入れる箇所は沢山残っています。その辺りを徐々に各部に塗装を施して行きますよ。
あくまでも全体のバランスを考慮しながら少しずつ、調子を見ながら、です。


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画像2、未着色箇所の塗装その1−2。
スカーフ部分はビビッドな色合いのブルーにて。光の雰囲気も考えながら色分けして行きます。コスチューム辺りのシャドー部やハイライト部も徐々に調子を付けて行きます。
ホルスター周りの細部も描き込んで存在感を上げて行きます。
ソックスやレギンス辺りにもさらに手が入ります。


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画像3、未着色箇所の塗装その2−1。
本当に徐々にの進行なのでその変化は分かりにくいかもですね〜♬
ベレー帽にトーンの変化が入りました。本当に僅かな雰囲気です。記章部もしっかりと描き込みます。これだけでグッと変わるから小物の重要性が分かりますね。
グローブや指先の色味にも重ね塗りにて調子を整えて行きます。
髪の毛全体に明るめの黄色を全体に薄くフィルタを掛ける感じで塗装。全体の色味をやや明るめの黄色に転がします。彩度と明度が変わると、イメージも変わる、ということ。


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画像4、未着色箇所の塗装その2−2。
ブーツの質感にもトーンの変化を付けて行きます。皮の縫い合わせ部分や靴ひも部分もしっかりと塗り分けして行きます。
ホルスター部分もさらに細かくスカートの質感もさらに手を加えます。


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画像5、未着色箇所の塗装その2−3。
ゴーグルのレンズ部分にはクリアを数回重ね塗り。ゴーグル自体にはメタリック塗装はせずにそれらしく塗り重ねて行きます。あくまでもそれらしく。


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画像6、完成その1。
最後の仕上げにスカート裾のホワイトラインを描き込んで完成です。あと全体の微調整は引き続きなのですが。実はその微調整自体がかなり重要だったりします。
大まかな各部の色味を全体的な視点から最終調整しながら違和感の出ない様にバランス良く仕上げて行く訳ですね。


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画像7、完成その2。
各部の細かな描き込みの他にも、色味の調子がおかしければ全体的に色味を転がしながら変えて行くのも必要です。画像3での髪の毛の様な感じで他の部分もフィルターを掛ける要領で色味に変化を付ける事が出来ますし、付き過ぎたコントラストを落ち着かせる事なんかも出来る訳ですので、薄い重ね塗りはいろいろと有効なのです。


ンス良く仕上げて行く訳ですね。


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画像8、完成その3。
色の乗っている部分全ての箇所をじっくりと観察しながら調整しながら仕上げて行きます。
最終で入れたスカート裾のホワイトラインはもう少し丁寧にした方が良いのですが…(笑
ブーツの仕上げにも、黒を薄く重ねてしっとりとなる仕上げに。
ボタン等は今回敢えてメタリック色は使わないでそれらしくなる様に描いてみました。


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画像9、完成その4。
ゴーグルもボタン同様にメタリック色は使わないでそれらしく。手元のグローブや指先もさらに色を乗せて立体感が出る様に。爪部分もあくまで雰囲気が出るレベルですが簡単に再現してあります。
コスチューム全体の皺の雰囲気もあまり極端にならない様に注意しながら仕上げますよ。
あと、最終段階で口元に歯を再現してみました。しゅんや氏のイラストにも描かれていますがキットではモールドが割愛されていましたものですから…。


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画像10、背景付き画像その1。
背景に怪しい赤い色味のもやっとした背景を使うとこんな雰囲気です。フィギュアの撮影としては割合ありがちなのですが、色味の雰囲気だけでもそのイメージは変わってきます。
ちょっとホラー的なイメージでしょうか〜?(笑 フィギュアの可愛らしさが違った意味で引き立ってきますよ。


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画像11、背景付き画像その2。
こちらはブルーの幻想的な街並をバックの一枚。色合いやその雰囲気はファンタジーっぽい感じと言えるでしょうか。
フィギュア自体の存在感もひときわ映えるイメージ!?


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画像12、背景付き画像その3。
こちらは飲食店の有る街並的なバックの一枚。
フィギュアの色味と合わせて緑や黄色の色がうまく馴染んでくれて自然なポートレート的な雰囲気に。
さりげない瞬間の少女の一枚、的な…(笑


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画像13、今回の決めの一枚。
英国の古城をバックにたたずむ少女、的な感じ!?今回のバーニーさんは英兵をイメージしたコスチュームをまとっていますので、こんな景色は馴染むのですよね。
やはりポーズ的にもしゅんや氏のイラストのアングルは最も決まる感じがしますね〜♪とは言え、オリジナルの原画を意識して作業はしたものの、やはり途中から自己流な表現になって行ってしまい、しゅんや氏のイメージとはやや趣の違うものに仕上がってしまったか?と…(泣 まだまだ精進が必要なんですね!反省、です…(笑
久々に長めの時間を掛けてしまったのも合わせての反省なのですが、このミリキューの次回新作も進行中との事ですので、今から楽しみなのでした。
さて、次回は何に取りかかりましょうかね!?


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2016年3月20日 (日)

ミリキュー バーニー その4

最近は毎回天候のお話から始まってばかりなのですが、今時期は仕事が多忙な中でのほぼ引き蘢り状態の中、たまに外に出ますとすっかり周りの雪も姿を潜めてました。気持ち残ってはいる物の、春の雪解けは本当に早いのです、その潔さにはこの歳になっても感心してしまいます!(笑 自然のの偉大さの前には自分がちっぽけに見えちゃいますね。
そんなこんなでここ近年は模型屋さんに行くこと自体がめちゃくちゃ少なくなってきた、というか近くには既に模型屋さんが無い状態…(泣 全国的にも個人商店としてのの模型屋さんはどんどん減っているらしいです。ネット環境の充実と、大手量販店の参入等で個人経営も大変難しい状況なのでしょう。最近では書籍を扱う町の本屋さんや文房具屋さんも同様の状態。便利さや目先の価格のみを追いかけていると、本当に今後日常の生活に影響しそうな気がしてならないのですが…。いろいろな所が昔とは様変わりしてきた事に寂しさを感じずにはいられませんです。身体も頭も対応が追いつきませんし…ね(泣
そんな話をしていても毎週のブログもアップしなければ、で、バーニー嬢の続きです。


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画像1、髪の毛その1。
前回も髪の毛はやや色味に変化は付けているのですが、あくまでお顔中心でしたので、今回は髪の毛回り、から。
まずはオリジナルのイラストとにらめっこしながらイメージを頭に焼き付けます。
手始めにシャドー部に濃いめの黄色やオレンジ系で、髪のシャドー部分に徐々に色を重ねて色味を加えて行きます。それと、金髪系の場合、黄土色を使うのが常套手段です。そこに黒を微妙に加えつつ、髪の毛のラインも描きながらメリハリを付けて行きますよ。


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画像2、髪の毛その2。
前段階のシャドー処理にてやや濁った感が付いた部分に、明るめの彩度の出る黄色味を重ね塗りしながら全体の鮮やかな感じをやや上げながら綺麗な色味に転がします。
実際のところ、この辺りは作る物のイメージ次第で、お好みで構わないと思います。
私は今回しゅんや氏のイラストのイメージを大事にしていと思っているので、あまりくどめには仕上げたくないと…。


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画像3、髪の毛その3。
全体的に綺麗目な感じになった辺りで、ハイライト部分をホワイトにて立ち上げて行きます。この際にも薄めに少しずつ重ね塗りしながらホワイトの変化を各部で付けて行くという行程、です。アップ画像だと粗もしっかりと見えていますが(笑
画像はまだ手描き感が残っていますので、この後微調整しながら自然な感じに仕上げますよ、後で。


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画像4、コスチュームの色味の変化その1。
次にコスチューム部分にも手を付けて行きます。
まずはシャツと右腿のホルスター、そして足下のレギンス部分のカーキ色部分。 この辺は簡単にシャドーとハイライトを徐々に加えて行きます。
スカートとソックス部分のグリーン系も同様に、少しずつ。


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画像5、コスチュームの色味の変化その2。
さらに同様に作業を続けて行く訳です。
各部の凹凸に合わせて必要に応じてシャドーとハイライトを重ねて行きます。
単調だったスカート前面辺りは、モールドの無い部分にも皺の凹凸感を描きますよ。


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画像6、コスチュームの色味の変化その3。
腿のホルスター部分も少しずつ細部のディティールを描き込んで行きます。
ソックスのグリーン部分はモールドに合わせてシャドーとハイライトを重ねて行き立体感を強調。モールド一本ずつ出来るだけ丁寧に描き込みます。
レギンス部分も徐々に立体感が増す様に描いて行きます。
それぞれ細かな作業ですが、これらの地味な作業の積み重ねが後々の全体のイメージアップになって行くので、手は抜けませんです。


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画像7、コスチュームの色味の変化その4。
今回の作業での全体の雰囲気はこのような所まで来ました。
全身の各部の色味が微妙では有りますが、立体感を強調してきて全体的に引き締まってきたのが分かるかと。明らかに部分部分の情報量が増え、仕上がりに近づいてきていますよ!
後は細かな手付かずの箇所と全体の色相の微調整等ですので、いよいよ次回には完成予定、なのでした〜〜♪


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2016年3月13日 (日)

ミリキュー バーニー その3

朝晩はまだまだ肌寒い日々が続いているのですが、日中は割合と暖かな為、積もった雪もみるみる溶けて、どんどん周りの雪景色も減ってきました。春に向かってまっしぐらなのが実感できる季節になってきましたです。本当の春、もうまもなく、ですね〜!
さて、今年の北海道モデラーズエキシビジョンの日程が7月30日(土)・31日(日)に決定しました。今年も昨年同様のファクトリーホールとアトリウムの2会場での開催。時期が早まった事でなかなか厳しい事も多々増えてしまいそうですが、今年も道外の素敵な参加者の方々もますます増えそうな予感も…! いろいろと頑張らなければです。参加予定の方々も心して今から準備を進めておいた方が良いですよ〜!もちろん私自身も、なのですが…(笑 あっという間に、その時、は、来てしまいますよ〜!!
今の時期、私の本業もかなりの繁忙時期に突入しております。模型製作もなかなか手に付かない事になっているのですが、あちらこちらのイベントに向けて、今からしっかりと予定を立てながら進めませんと、大変な事になりそう、です…(泣
で、今回のバーニーさん、お顔の塗装を中心に。


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画像1、お肌部分のシャドウの続きと簡単なハイライト処理。
前回の続きで、まずはシャドー処理をさらに一歩進めながら、簡単なハイライト部分の処理も同時に進めて行きます。シャドー部分は前回よりもさらに最深部分に濃いめの色を追加。気になるトーンの違和感が出た部分には肌の基本色を重ねて馴染ませておきます。
今回は基本色部分を最大限に生かす事をかなり意識しながらシャドー処理を施している為、ハイライト部分の処理も割合簡単に済ませるつもりなのでした。ですので本当に必要な箇所にわずかながらにハイライトを乗せていきます。


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画像2、お顔その1。
さて、一通り全体のお肌部分が一段落しましたので、いよいよお顔部分の塗装に突入です。
お顔部分と言っても基本は目の塗装につきるのですが…(笑
まずは眼球部分にホワイトを入れ、周囲と瞳部分にオレンジ系にてラインを描き込みます。
いきなり描き込んで行っても良いのですが、今回はやや左向きの目の加減を確認する意味で。言ってみれば下書きに相当する作業、でしょうかね。やっておいて損は無いです。
画像右はさらに瞳部分にブルーを入れてみたところ、です。


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画像3、お顔その2。
次に瞳部分の虹彩部の描き込みと瞳周辺のライン取り、上瞼のアイラインの描き込みを進めます。瞳部分は出来るだけオリジナルのイラストを参考にしながら描きますよ。
右画像は同様の作業と目元周りのお肌の色を微調整しました。画像ですと左と全く変化が伺えないのですが…(笑


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画像4、お顔その3。
またまた同様の作業で調整して行きます。
左画像は特に瞳部分の色の変化を。また眼球上部の上部部分にはブルーグレイの色も入れます。目元周辺のライン取りも徐々に追加して行きます。
右画像で結構印象が変わります。アイアラインの強調、二重まぶたや睫毛、眉毛も描き加えるとご覧の感じになってしまいますです。
左までで気になった瞳のサイズも周辺部を強調させて一回り大きくしてあります。


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画像5、お顔その4。
ここまでくると何処をどうと言い様も無い状態なのですが、各部を微妙に調整して行きながら進めて行く訳です。微妙な調整です。
色を重ねて全体的にややくどい印象も出てきましたよ。


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画像6、お顔その5。
上で言った色味のくどさを解消する為の各部の色味の調整を加えながらさらに色味を重ねて行きます。本当に僅かながらに、です。
同時に髪の毛部分の色も塗り分けしながら進めます。
ゴーグル部分のレンズ奥に見える髪の毛の色も意図的に、これは原型師のカニオさん直伝の秘技(?)単調な仕上がりになりがちなゴーグル部分の存在感が一段と増すという物なのですよ〜!


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画像7、お顔の塗装9割方。
徐々に変わった感じがお分かりいただけましたでしょうか?
という感じでお顔部分は9割方まで来ましたが、残りは他の部分と同時に進めながら調整して仕上げる予定なのでした。
つづく(笑


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2016年3月 6日 (日)

ミリキュー バーニー その2

前回お話ししました排雪後の雪の降り方のお話、やはりその後、結構積もって、結局排雪前よりも多い雪の状態になっております。道路も今時期としてはやや多めの降り方によって、除雪もままならない箇所があちらこちらに。それでも日中は割と溶け気味の温度なので昼に溶けきらないままグジャグジャの雪が、夕方辺りから凍って路面は洗濯板のようなガタガタ路面に。車にとってはあちこちにダメージを受けそうな、そんな日々なのでありますです(泣 春も近いと言う印でもあるのですが…。
まもなく3月11日を迎えようとしています。あの震災から早5年が経つ訳ですね。テレビでも当時の事がこの時期は多く語られたり、映像が流れる事も。今見ても何とも衝撃的な出来事には目を覆いたくなる、いや見ているだけで涙がこぼれます。あの教訓から、私たちは何を学んで、今後何をどうするべきなのか、決して忘れる事無く、本当に真剣に考えなければなりません。一日も早く現地の方々の心が休まる事を祈ります。
そんな事を考えながらも、日々の出来る事にも前向きに取り組みませんと、色々とまずい事になって行きそうなのですね〜♪ で、バーニーさんの続きです。


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画像1、修正その1。
仮組み状態以前に簡単なパーティングラインや制作上の必要な箇所は手を加えながら造っていますが、仮組みで改めてチェックすると、気持ち修正が必要な箇所もいくつか見つかります。どんなキットもそうなのですが、途中のチェックは不可欠ですね〜!


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画像2、修正その2。
まず始めに取り掛かる箇所はお顔のあごのライン。ここは原型師さんもおっしゃっている箇所で、抜きの関係でどうしてもダルめになっているということ。あご裏面はややシャープになる様に軽く削っておきます、シュッとなる様に。
後はスカートの肩ひもとボディーのフィット感で、どうしても隙間が出てくる箇所も有りますので、パテにて埋めておきたいところです。
ゴーグルとベレー帽、髪の毛の近辺もフィット感に注意したい部分ですね。


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画像3、修正その3。
髪の毛の後ろ側もかなり綺麗なモールドがされていますので、イメージを損なわない様に綺麗にラインを修正しておきます。特に下部の毛先辺りの形状は好みで形を整えるのがよろしいかと。
股間の付け根辺りはしっかりと接着してあげると隙間は出なくなりますが、合わせ目の形はやや修正した方が後々の為にも良いと思います。
プラのフィギュア全般に言えるのですが、削ったりヤスったりした後の表面は毛羽立ちや微妙な段差が出来ますので、流し込み接着剤を軽くなでる様に塗ってあげると結構良い感じに。つけ過ぎには注意が必要で、細かなクラックが入る場合も有るので注意は必要です。


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画像4、修正後のパーツの大まかな分割。
できる事なら全てしっかりと接着した方が良いのですが、今回は塗装の為にもいくつかにバラせる様にしておきます。大きくは3分割に!
さらに頭部は細かな隙間も出ますので、首から上のパーツはしばらく全てバラせる様に仮組み状態なのでした。あくまで塗装を考えての事、なのですが。


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画像5、下塗り。
各部の修正が終わると下塗りです。パーツの色に近く、原画の色味も意識した色で全体を色分けしながら下塗りして行きます。ほぼパーツの色分けと同じ雰囲気なのですが、スカーフと指先、ゴーグル部分は新たな色になりました。


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画像6、下塗りのアップ。
素材が数種類のプラを使用しているようですので、出来る事なら一度軽くサフェーサーを吹いた方が色の食い付きは良いかも、パーツ形状のチェックの為にもなりますからね。
私はこの十数年サフはほとんど掛けませんけれど…(笑
全体の下塗りしただけでも結構イメージは変わるんですよね〜♪


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画像7、肌部分のシャドウ処理その1。
肌部分に下地より気持ち濃い色の肌の色でシャドー処理を施します。この後徐々に進めるシャドー処理の全体のイメージを掴む為には面倒でもしておいた方が良い作業なのです。色自体はほとんど変化した様には見えないのですが…。


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画像8、肌部分のシャドウ処理その2。
次にシャドー部分の第2段階のシャドー処理を施しますよ。
はじめよりもさらに色味を濃くしながら薄く重ね塗りしていきます。
今回のバーニーさんもしゅんや氏の原画のイメージを再現したいと思っていますので、パッケージのイラストをじっくりと参考にしながら、の手順です。


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画像9、肌部分のシャドウ処理その2のアップ。
まだまだ徐々にのレベルですが、お肌部分にシャドー部の色が重ねられてきて立体感が増えてきているのがお分かりいただけますでしょうか。
デリケートな女性のお肌、じっくりとやさしく、気持ちを込めて時間をかけて、という感覚が結構必要なのですね〜♪
お肌部分は次回も続くのでした。


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