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2016年4月

2016年4月24日 (日)

ウォーキング・デッド ダリル その4

甚大な被害が広がっています熊本・大分を始め、九州地方の方々の日々の地震に対する心傷には心からお見舞いを申し上げます。余震が落ち着いてからの本格的な復興にもかなりの時間がかかる事と思われますが、何卒頑張っていただきたいと思います。
地震大国日本、今までの体験を後生に引き継いで、素晴らしい国にして行きたい物です。頑張れ、九州!頑張れ、日本!!
そんな中でも各地の催し物関係の準備、皆さん色々とされている様ですよね。私も今年は何かと急がしそうな事になりそうですので、今から着実に進めない事にはえらい事になってしまいそうなのでした!とは言え、なかなか日々の忙しさに追われて作業の方は遅々として進まない、と言う…(泣
進行中のダリル様も進んではいるのです、間違いなく。ただし、忙しいのと、1/6のビッグスケールゆえの細部の描き込みには、いつもの数倍の時間がかかっております、です。手を抜くのは簡単な事なのですが、自分で妥協を許してしまうと…とどまるところを知らない状態になってしまいそうな…(怖


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画像1、細部の描き込みその1。
全体には既に結構手が入っていますので、今回はそれらの細部をさらに描き込みながらリアルさを増して行こうと言う。言うのは簡単なのですが…(笑
お肌も含めて微調整も同時に進行していますので、よくよく見ないとどれだけ変わったのかは、本人さえも分からない事に…(笑
でも、間違いない感じで進んではいるのでした。


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画像2、細部の描き込みその2。
前回と比較すると細かな部分のもっさり感が感じられない事になって来ていますよ。小物のエッジ部分へのハイライトなども効いて、メリハリが立って来たと言う雰囲気に。
顔も出来るだけ似せたいところなので色々と手が入っていますが、なかなか…(泣


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画像3、細部の描き込みその3。
作業を進めていると妙な箇所を発見!皮のベストの背中の天使の羽の模様の一部が真っ黒く欠けたように…。誤ってペイントしてしまったか?と思って良く観察すると、ひび割れてはがれ落ちたようなのでした。どうもこの部分、プリントしたデカールで再現してあるらしく、経年変化でそうなった様ですよ!(怖
後ほど塗装にて目立たないように処理しなきゃ、です。
背面のボウガン周辺も細部に色々と手が入っています。


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画像4、細部の描き込みその4。
ボウガンの下部は発射用の調整ダイヤル等が再現されていますので、その辺もリアルな雰囲気に、傷やら汚れ等を施します。矢の発射用のレール部分はこすれて金属感が出る感じで。
右の画像は腕のアップ。よ〜く見ると細かな腕の毛が描かれていますよ(笑
まだまだ描き始め状態なのですが、今後さらに手が入ります。裸眼では単なる塗装のムラっぽくしか見えませんが…。


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画像5、細部の描き込み第二段階その1。
第二段階突入でさらに細かな部分を描いて行きます。なにが?どこが?と言う感じなのですが、なにせ1/6スケール。やり出すとキリが無いのです。あくまでもとトータル的なバランスを見ながらの調整作業です。


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画像6、細部の描き込み第二段階その2。
シャツの縫い目の糸なんかも再現します。その周辺の凹凸感も同時にプラスしながら、です。この辺りは変に描き込むとかえって違和感が出てしまいますので、あくまで周辺に馴染むように表現させるのがポイント。ここが見せ場では有りませんから…(笑


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画像7、細部の描き込み第二段階その3。
上記での欠落したプリント部の補習も進めます。まだ違和感が有りますが、この後刺繍全体のハイライトも加えながら自然な感じに仕上げて行きます。
腕の毛の感じも微妙に本当に繊細に進行中なのでした(笑


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画像8、細部の描き込み第二段階その4。
制作途中まで存在すら気が付かなかったのが右腕内側にあるタトゥー、資料を探していて発見してしまいました。役者本人の腕に存在している物みたいですが、画像ではっきりとした物が有りません。かすかな資料を拡大して、紙の上にてスケッチ。どうやら悪魔の絵みたいです。
それを元にフィギュアの腕にそれらしく描いて行くのでした。
これが有るのと無いのとでは、どれだけ分かっているのか!?が問われる重大な部分。模型制作の醍醐味とも言える楽しみの一部なのです!!(笑


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画像9、細部の描き込み第二段階その5。
髪の毛辺りも徐々に色が乗っています。
お顔の髭を本当に細かく描いています。点なのか?線なのか?それは私にも分からないような多様な描写でそれらしく描き込んでいるのでした。あくまでくどくならないレベルで、なのですが。こちらも裸眼での判別はやや厳しいレベル…です(笑


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画像10、細部の描き込み第二段階その6。
目元辺りやお肌全体にもしつこく色が入っていますよ。細かな皺の雰囲気や色味の変化もさらにプラスしています。上記の髭の表現はこれでもまだ足りない感じ。ボウボウではなくとも良い雰囲気の無精髭っぽくしたいところ。
眉毛や睫毛もさらなる微調整が進行中、なのです!
それでも完成には至っていないですが、今回は、この辺で…(笑


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2016年4月17日 (日)

ウォーキング・デッド ダリル その3

4月も中盤、新年度にもようやく慣れ始めている矢先の出来事が熊本の大地震です。九州の中でも阿蘇山の噴火にまつわる話かと思っていると大間違いで、熊本直下の活断層が原因とか…。地震の震度も阪神・淡路大震災と同等の物と言いますから、大型なのは容易に想像はできる物の、ニュースでの現地の被災状況を見ていると、涙がこぼれるほどのショック!自然の恐ろしさに改めて身の震える思いですが、熊本を始めとする九州一帯の方々にはくれぐれも生命第一の行動をとっていただく他有りません。
一刻も早く余震が収まる事を心よりお祈り申し上げる次第です。
今週は始めに謝っておきます、「すみません」…(?) と言いますのはこのブログの件。今週は本当に忙しく、制作行程の進捗状況がブログ開設以来の一大事状態。一応の所間違いなく進んではるのですが…。ですので、まるで完成でもしたかのような画像の見せ方になってしまっております、です。くれぐれも完成している訳ではない事をあらかじめお伝えさせていただきます(笑


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画像1、お肌以外の塗装その1。
先週までで一応お肌部分が良いところまで来ましたので、今週からはお肌以外のコスチュームや付属品等の塗装、なのです。
あくまでも今回のフィギュア、完成品のスタチューで、出来るだけベースの色を生かしながら、と言う趣旨ですので、下塗り等はあまり行わないと言う縛りの中での作業なのです。
お肌以外が気持ち進んだ状態の画像。


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画像2、お肌以外の塗装その2。
現段階でオリジナル段階の物と並べるとこのような感じです。肌の表現は明らかに違っているのが手に取るようにお分かりいただける事と思います。あくまで塗装のみですよ。
シャツや皮ベストも少しずつ色が乗って来ているのであります。


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画像3、お肌以外の塗装その3。
シャツの細かなディティールを少しずつ再現していっている最中。皮ベストも質感を表現していっています。右画像のアングルの顔が本人とかなり良い感じで似ているのでは?と思っていますです、個人的には…(笑


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画像4、お肌以外の塗装その4。
髪の毛もさらに黒みを乗せて行っています。黒髪ではないのですが。
首元の皺の雰囲気も追加しています。
シャツは綿っぽさを出したいと悪戦苦闘中の状態。簡単なシャドーとハイライトが施してあります。


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画像5、お肌以外の塗装その5。
シャツの腕の切り口の表現も自然なリアル感を出したいところ。まだまだこれから、なのですが…。
皮ベストの質感も少しずつ再現して行っています。擦れや汚れ、この辺りがポイントでしょうね。あくまで皮らしくと言うのが基本ですが。


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画像6、お肌以外の塗装その6。
付属のアクセサリーのボウガン、こちらもオリジナルの状態では単なる色分けでのべた塗りですので、各部の色味の変化や傷、汚れを徐々に加えていっています。
ここまでが今回の作業のご紹介、何とも簡単なのにこれだけクローズアップしてお見せする他、今回は、無かった訳でして…(泣


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画像7、同シリーズの他のフィギュアその1。
で、ちょっと寂しいので、同シリーズの他のフィギュアをちょっとご紹介、なのです。
まずはゾンビ。これはキャロルの娘のソフィアがいなくなる寸前に襲ってくるゾンビで、通称ソフィアのゾンビ。劇中では本の数秒しか登場しませんです。


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画像8、同シリーズの他のフィギュアその2。
こちらもゾンビ、井戸の中から引き上げられて、あげくには胴体がちぎれてしまうと言う悲しいゾンビ君。井戸の中にしばらく放置されていた為に、通常のゾンビとは趣きがやや違っているのも特徴的です。
持っていてもあまりうれしくは無いアイテム…かも(笑


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画像9、同シリーズの他のフィギュアその3。
お待ちかねのウォーキングデッドの主人公のリック。この方がいないとお話が進みません。まだ警官の制服を身にまとっている頃のワンカットから、ですね。こちらもダリル同様、造形は良いいのに、塗装が…何とも悲しい状態(泣
これらのバストモデルはいずれリペイントされるのを今か今かと待ち詫びている状態なのです。
ゾンビ自体はそんなに変わらない気もしますよ、ね!?(笑


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2016年4月10日 (日)

ウォーキング・デッド ダリル その2

何ともはや、本業の忙しさが昨年末からぶっ続けで続いていますうちに、早くも4月も前半の終了、です…。新年度と言う話もどこ吹く風、日常の生活にも支障の出る位の引き蘢り状態、です。身体になんだか悪そうな気がしてきましたよ〜!色々な春の準備も待ち構えていますし、あまりのんびりはしていられないです、よね!?
さて、今年の北海道AFVの会の日程が7月10日(日)に決定しました!今年も会場の関係でずれてしまった様ですが、HMEが7月30日(土)・31日(日)ですので、全く間が、無いでは有りませんか!?ん〜、やはり色々な意味で今年は厳しい事になりそうですぞよ!まあ、なんとかやれる事はやって行かないと、まだ今からだと時間もありますので、ね〜♬ でも本当に大丈夫なのでしょうか〜!?(怖 忙しいのは良い事なのですが、気持ちが途中で折れてしまわないようにしておかなければ、です。
と言う中でも、ダリル様は続いております。ドラマも、面白いとは言え、いつ迄続くのやら〜? その辺りもとっても気になのですが…(笑


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画像1、お肌のシャドー処理第一段階その1。
前回はハイライト処理を中心に行いましたので、今回はシャドー処理と肌の基本色の調整、です。一部ハイライトも再度、なのですが。
今回はシャドーと言ってもスケールが1/6と大きめの物ですので、極端な事にする必要は感じてません。この辺りがスケールエフェクトと言う事になるのですが、作るサイズに合わせて塗装の表現法も変えてあげると言う事なのです。今回は大きめなので極端に塗り分けせずとも光の具合で適度に再現されると言う訳ですね。
とは言っても、肌の色も場所場所で違ったり、汚れ等も後々表現して行くので、バランスは微妙です。


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画像2、お肌のシャドー処理第一段階その2。
前回付けた赤身表現を殺さないように陰のシャドー部を塗り重ねて行きます。肌の基本色よりやや濃いめの色を少しずつ塗り重ねて行きます。
これだけでも前回よりもかなり雰囲気がアップしていますよ。
髪の毛も同時に徐々に濃いめになるように塗り重ねています。


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画像3、お肌のシャドー処理第二段階その1。
次に第二段階としてのシャドー表現です。シャドー色を徐々に濃いめにしながら塗り重ねて行きます。お肌の場合にはシャドーと言っても黒色は使わない方が無難です。一度汚くなった際のお肌のリカバリーは結構大変なのです。


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画像4、お肌のシャドー処理第二段階その2。
徐々にシャドーを重ねて行き、さらにハイライト部分も気持ち描き加えて行きました。その際にはやや紫系統の色味を加えて、肌のリアル感を演出すると言う意図。暖色中心になりがちな肌の色、トーンの変化は綺麗に付いてもなんだか物足りない物になりがちですので、本当に気持ち程度の青や紫を加える事で、いっそうのリアルな感じが出せるのです。
あくまでも部分部分に本当に僅かに、です。やりすぎると…(怖
髪の毛もさらに濃くして行きますよ。


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画像5、お顔周り。
左が上の画像のアップ状態。目がオリジナルのままの物。
右は瞳や睫毛、眉毛や髭を描き加えた状態の物です。並べてみると結構違ってきているのがお分かりかと。むやみに描き込めば良い物でもないので、薄めに少しずつ描き加えて行きながらバランスを計ります。
髪の毛もさらに黒っぽくなってきてます。
部分部分の青みがかった肌の色合いもお分かりいただけますでしょうか。


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画像6、お肌のシャドー処理第三段階その1。
さらに深みを持たせるように最深部のシャドーも塗り重ねて行きます。ここは本当に微妙なバランスなので広めの塗りは禁物です。肌全体に必要と思われる細かな部分に施します。
ハイライトも同時に描き加えて行ってますよ。額や目元、首周りに効果的に描いて行きます。一つ一つの作業は本当に微妙な変化ですが、並べて行くと徐々に変わっているのです、着実に。前回のオリジナルの物と比べてみると、一目瞭然なのには自分でも驚いてしまうのですよ〜!(笑


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画像7、お肌のシャドー処理第三段階その2。
進むにつれ雰囲気も良くなってきました。まだまだ手は掛けて行くのですが、お肌の大雑把な部分は良い線まで来ています。あくまでもこれは模型の作業的に、と言う事でありまして、ご本人に似ているかどうかは別の視点で見なければなりません。この辺りの調整も含めて、まだこの先はかかりそうな予感、ですね…(笑


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2016年4月 3日 (日)

ウォーキング・デッド ダリル その1

早くも4月に突入です。今年もその1/4が終了してしまった訳ですね〜! 個人的にはまだ気分は年が明けて間もないと言った感じなのですが…(笑
4月というと、学校や仕事的な場では新しい年度の始まりとい事柄が多い時期。しかしながらなぜこの時期、なのでしょうね。普段はそう言うものだと疑問に思う事も無いのですが、気にしてしまうと夜も眠れませんですね〜♪(笑 ともあれ色々な所で新しい動きの始まりな事には違いは有りません。こんな時期に改めて今後の方向を考えておく事は必要なのかもですね〜!皆さんはその辺り、いかがでしょうか〜?
今年の全国各地での展示会やイベント物の日程や詳細がぼちぼち決まりつつ有るようですよ。いろいろと慌ただしい事になりそうですが、それらに向けての作品もしっかりと手をかけなければ、です。やはり忙しい年にはなりそうです…ね、今年も。
さて今回から新たなテーマですよ。お題は「ウォーキング・デッド ダリル」なのですが、どうなる事やら!?なのでした(笑


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画像1、ウォーキング・デッド。
今更言うまでもないウォーキング・デッド、海外ドラマとしては異例のヒット作でしかも内容はゾンビもの!このドラマのおかげも有ってか、今や全世界でのゾンビフィーバーはかつて無い盛り上がりを見せているのでありました。


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画像2、主役の一人ダリル。
今回はその中でもほぼ主役級のダリルをピックアップです。暗い過去を持ちながらも仲間と共に懸命にゾンビやその他の敵と、愛用の武器のボウガンを片手に対峙して行く力強い存在のダリル。清々しいダークな姿には人気No.1なのも頷けるというもの。


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画像3、スタチューのパッケージ。
今回はそのダリルのスタチューをリペイントなのでした!ジェントルジャイアント社から出ている1/6スケールのバストモデルで今では希少なフィギュアです。
物自体の出来は素晴らしいのですが、塗装はやはり残念な事に…(泣 それでも本作品のファンにとっては嬉しいアイテム〜♪持っているだけでも十分嬉しい、と言う。


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画像4、パッケ裏とフィギュア本体。
似てるんですよ、本当に良い出来なのです、が、結構残念な仕上がりに…。大量生産ものなので、この辺はいたし方の無い所なのでしょう、ね。
パッケージ裏には同社のシリーズもいくつか写っています。そのうちの数種は私もしっかり入手しているのです…(笑


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画像5、オリジナルのフィギュア本体 その1。
日本ではまだバストモデルは認知されているとは言いがたい存在ですが、海外ではいろいろと人気があるのです。
造形的には本当に素敵な事に!!


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画像6、オリジナルのフィギュア本体 その2。
細部の作りの巧妙なのには驚きです。特にボウガンは素晴らしいの一言。基本の素材はコールドキャストですが、その他の素材もちらほら使っているようです。
革のベストの質感も結構いい感じなのですが、悲しいかな肌の感じが…(泣 一応陰影の雰囲気や汚れた雰囲気は再現されているのです。


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画像7、オリジナルのフィギュア本体 その3。
革ベストの背面の天使の翼もしっかりと再現されています、これは嬉しいですよね〜!ボウガンもリアルにしっかりとカッチリと作り込まれていますが新品状態なのが寂しいかも。
この辺はモデラーの悲しい性の目線ならでは、なのかも、ですが(笑
肝心のお顔は塗装によって結構違うお方に見えています。人って、難しいですよね。


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画像8、リペイント開始その1。
という事なので早速リペイントの開始です。
今回はあくまでもオリジナルの塗装を生かしながら上塗りだけでのリペイントにチャレンジ、です。ですので、下塗りすらも行わないという、手軽なようで、意外に面倒な作業なのです。と言うのは色の食い付きがよろしくない部分も出てくるのですよね。下地を修正してサフを掛けてキットの様に塗り直すのも魅力では有るのですが。


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画像9、リペイント開始その2。
まずはお肌の部分にハイライトを薄く塗り重ねて行きます。下塗りをしていないので、色の乗りがやや悪い所も出てきますのでその辺もじっくりと塗り重ねて行きます。
あくまでも下地の色を生かしながらハイライト部分をやや強調する感じでどんどんと進めます。髪の毛部分は今後の色味の調整の為にベタ塗りの下塗り状態で塗ってしまいます。あとの作業での色の変化に対応させる為、なのですよ。


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画像10、赤みをプラスその1。
ハイライト部分をおおよそ塗り終わると、次にシャドー塗装の一歩手前の作業として赤みをプラスして行きます。まずはオレンジ系の色を部分部分に塗り重ねて行きますよ。
ハイライト部分の塗装でかなり白かったお肌がしっとり落ち着いた雰囲気になってきます。


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画像11、赤みをプラスその2。
まだまだ始めの段階なのですが、オリジナル状態とは結構雰囲気が変わってきたのがお分かりかと。こうして見ると、お顔というよりも、オリジナルの塗装の眉毛と髪、そして髭の存在が大きく印象を変えていた事に気付きます。こういったパーツの存在だけでも印象が違って見えるのですから、似せる事の意味というのが造形のみならず、塗装によっても大きく左右されると言う事、なのですよね〜。
という感じで次回以降もぼちぼち作業は進んで行くのでありました。


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