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2017年11月

2017年11月26日 (日)

タミヤ アメリカ戦車兵 砲手(1/35)その2(最終回)

この一週間は流石に雪の世界のまま、この後も融けたり振ったりの繰り返しのはずですが、本格的に冬の到来です。11月も終盤なので当然と言えば当然、むしろ例年以上に遅いくらいですよね。ただし気温は高めだったりとっても低くなったりの両極端が交互にやってきています。従来は徐々に徐々に寒くなって、段階的に本格敵な冬になる事が多いのですけれど、やはり異常気象と言う感じがしてなりません。何はともあれようやくの年末の様相になって参りましたね!
先週は知り合いの「男のドォールハウス」の作家さんでもある杉山武司氏の作家活動10周年を励ます会が滝川のホテルで開催されました。地元のお仲間さんや製作に関わる方々が集って励まそうと言う会でしたが、なかなか豪勢に執り行われましたよ。こうしたお仲間が支えてくれると言うのも人ごととは言え嬉しい物です。今後まだまだ制作活動を続けて行く上でもとても励みになる事でしょうね〜!まだまだ頑張って素敵な作品を作り続けて頂きたい物です〜♬
最近はなかなか製作に時間が取れずに悶々としている時間が続く私ですが、今年もあと一月ちょっと、来年に向けてのいろいろな意味でも、なんとか頑張って作り続けて行かなければ!なのですが…(汗
タミヤ アメリカ戦車兵 砲手もなんとか完成です!!


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画像1、顔の塗装 その3。
前回に引き続いての顔の塗装です。
前回軽めに描いた目元を徐々にしっかりと描いて行きます。
瞳は外周部に濃いめのラインを描いて、虹彩部分はやや薄めのグラデで立体感を付けて行きながら瞳孔部分もしっかりと色を乗せて行きます。更に目元の周辺にも少しずつ色を加えて行きます。
肌部分にもシャドー部とハイライト部の明度の差も描き加えて立体感を出して行きます。


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画像2、顔の塗装 その4。
シャドー部やハイライト部をさらに徐々に加えながら強調してきます。
肌部分には赤味も加えて生命感を加えながら調整。
目元周辺もいろいろと微調整しながらしっかりと仕上げて行きます。


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画像3、顔の塗装 その5。
更に眉や髭なんかも違和感のない程度に描きながら仕上げて行きますよ。
ヘッドギアもおおざっぱに塗装して行くとリアル感が増してきます。
FBなんかではかなり以前に紹介していますが、手でフィギュアを握った状態の画像なんかもサイズの指標になって効果があると言う物なのです。1/35のバスト、とても小さいのが分かりますよね!(笑


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画像4、完成 その1。
今回はその他のコスチュームの状態は割愛していきなりの完成の状態なのです。(笑
ただし簡単に終わるはずもなく、結構細部の描き込みには時間がかかっているのです!
ヘッドギアの塗装にも気を使う所、繊細なモールドを活かす様にしっかりと描いて行きます。主に凹凸感をしっかりと色分けしながら傷や汚れ等を加えて行きます。


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画像5、完成 その2。
タンカースジャケット部も単調な色合いにならない様に色の変化を各部所で表現して行きます。今回はやや明るめの色合いに仕上げてみましたが、実際はもう少し暗いイメージの色合い、です。
襟元や袖口、そして裾のリムのニット部分も意外に重要です。素材感の違いとともにしっかりと立体感を付けた上で編み目の縦ラインを丁寧に一本一本描き込んで行きます。
襟元のジッパー部分もしっかりと描く事でリアル感が更にアップ!
左腕上部の各種パッチももちろん手描きで描いて行きますよ。


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画画像6、顔の塗装 その1。
ウエストアップのアイテムなのでわずかしか露出のないカバーオールですが、素材のヘリンボーンツイルの存在感もしっかりと縦ラインを描いて表現してあります。
手元の色味は顔との違和感のない様に色を合わせて調整しておく事も重要です。出来れば肌部は同時進行が望ましい所なんですが…(笑


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画像7、完成背景替え その1。
完成状態の背景を変えてややアップ目での画像です。
バックとともにライティングもちょっぴり変更してあります。
アップにすると顔の表面の荒さが目立ってきてしまいますが、この辺りは塗料の性格と最近ようやく認識してきました。今後の為にも考え直す必要も…(汗


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画像8、完成背景替え その2。
1/35スケールなのでそこまで神経質にならくても、なのですが、実体顕微鏡での作業ではかなり表面の凹凸は目立ってきてしまいます。今までは気にならなかった部分も改めて違和感を感じる辺りも実体顕微鏡を使うと気になってきてしまいます…。


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画像9、完成背景替え その3。
より精密さを求めて使い始めた実体顕微鏡なのですが、見え過ぎる事によって気になる箇所もあれこれ発見してしまいます。そんな部分にも時間が多くかかってしまうのです。
実際ヘッドルーペや裸眼では分からない事が多いので、しっかりと目的を定め、それに合わせた仕上げ方をして行く事が望ましいと言えるのかも、です。「木を見て森を見ず」な状態では本末転倒と言えるのかもしれません。
そう言う意味でもその辺りのバランスを見極める眼や判断する考え方がとても大切と言えるのかもですよね〜♬


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2017年11月19日 (日)

タミヤ アメリカ戦車兵 砲手(1/35)その1

昨日の土曜の朝には札幌もしっかりと雪が積もっていました!数センチほどなので昼前にはすっかり無くなってましたが、本日の朝には15cm程も積もって一面白銀状態!いよいよ将軍の到来の様です〜(怖 別に冬が怖い訳ではないのですが、いろいろな事が増えてしまいます。移動の時間も数倍かかったり、降る度の雪の除雪もうんざり。車も滑りやすいですし、何より徒歩の際の足下は年齢とともに危険な感じです。転んだ際に打ち所によっては重度の打撲や骨折なんかも!? 若い頃の様に笑っていられない状況、です。歳は取りたくない物ですよ〜!! 皆さんもお気を着けてくださいませ!
と言っている間にも毎日があっというまに過ぎ去って行きます。年末年始の準備もそろそろです。結構いろいろな事に追いまくられてしまいそう〜!(泣
相撲界ではまたまた一騒動持ち上がっているようなのですが、事実関係のはっきりしない中でのマスコミ等の取り上げ方は異様にも感じられてしまいます。何かを悪者にするようにあおり立てる割に、締めの言葉になると「〜との事です」と、まるで人ごとのような第三者の目線に。単に報告的な立場ならばやたらと騒ぎ立てない方がよろしいのでは?と思ってしまうのですが…(汗 似たような件での責任の所在や取り方が最近気になって仕方が有りません、です。バラエティー的ではない、しっかりとした大人目線で事実を伝えていただきたい…、と思うのですが…。
さて、その後もしっかりと実体顕微鏡での作業が続いていますよ。


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画像1、タミヤ アメリカ戦車兵 1/35。
今回はまたまた1/35なのですが、タミヤ アメリカ戦車兵のセットの中の砲手を取り上げてみました。このキット、近年主流になりつつ有る、実物の3Dスキャンデータ処理によって造形された物なのですよね〜。
データ自体は出力の限界に合わせたり、意図的に人の手によって変更されて入る様ですが、何とも恐ろしくリアルな造形になっています!この流れ、今後のタミヤはフィギュアにおいては定番になって行きそうな予感、です。


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画像2、キットの状態 その1。
はっきり言って凄いです!今までのインジェクションと同じにはまったく見えません。特に皺の状態や顔の出来はもはやレジンレベルをも超えてしまっているとさえ…(驚
良い世の中になってきた物と思うと同時に、何だか、ヤバい感じも…(笑
ただし、各部のモールドには手を加えてあげた方がよりリアルに仕上がりそうですよ。首元や耳、襟元や手なんかはインジェクションの限界なのか?結構甘いモールドに。気持ち掘り直してあげるだけでグッとリアル感が出そうです。


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画像3、キットの状態 その2。
今回は襟や首周りと手元、そしてヘッドギア辺りに修正を加えてみました。何もしなくても塗装だけで結構素敵にはなりそうなのですけれど…(笑
今回はウエストアップ状態の砲手なので、結構簡単に進みそうですね。


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画像4、キットの状態 その3。
コスチュームの皺は本当に素晴らしい再現度です。この辺りもスケールに合わせてデータ上でややオーバー気味に手を加えてあるらしいですよ。
後は自分のお好みで手を加えてあげるだけで素晴らしいアイテムになる事間違いなし、ですね!


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画像5、下塗り。
下塗りはセラムのA.C FLESHにて薄めに何層も重ねて行きます。いつも同様に塗りムラの出ない様に、特に筆跡のムラは後々厄介なので出来るだけ均一に作業を進めます。
サフ等の下地処理を行っていないので、この下塗り作業がその代わりにもなると言う事なので大切な作業なのです。
実体顕微鏡にてこの作業も行っていますが、セラムコートの顔料の粒子の粗さが本当に目立って気になってしまいます。特にまずそうな箇所は塗装後に1000番以上の細かなサンドペーパーで慎重に表面を均す事も必要になってきます。


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画像6、顔の塗装 その1。
顕微鏡越しですと顔のモールドも下塗り段階でどんどん塗料で埋まって行く感じも見て取れますので、顔部分の下塗りはかなり薄めに下地が見える程でとどめてあります。
次に極薄の肌の基本色を更に塗り重ねて行きます。本当に極薄状態なので未だキットの整形色が残っている程なのです(汗
同時に眼球にもホワイトを。


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画像7、顔の塗装 その2。
肌にはどんどん、それこそ何十層もの極薄塗料を塗り重ねて、自然な肌の色味に近づけて行きます。顕微鏡越しなので今までの数倍も薄めた塗料でさえ、しっかりと喰い付いて行くのが分かるんです!
目元には瞳の部分に薄い茶系の色を乗せサイズや位置関係を下書きの様な状態で描き込んでおきます。
この状態でなんとな〜くそれっぽくなってきましたね〜♬
作業工程自体は従来と大きくは変わらないのですが、実体顕微鏡で見る見え方には数倍以上の変化が有りますので、作業工程も数倍の段階で増えている事になってしまっているんです〜!(汗


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2017年11月12日 (日)

アルパインフィギュア(1/35 ) その3(最終回)

この数日間は風や雨が凄いです。気圧の配置がだんだんと冬型になってきてます。時たま白い物も舞っているのですが、間もなく本格的な雪になりそうな雰囲気が…。11月も半ばですから遅いくらいなんですけれどね、本当は〜!
年末を控えて世の中もあれこれと慌ただしい動きが飛び交っています。まるで映画の様な猟奇的な殺人事件、アメリカの大統領の来日、それを受けての北朝鮮の不穏な動き、経済的には年末商戦も本格始動の時期に突入し、早くもクリスマスや年末年始の準備でにぎわい始めています。黙っていても今年も残りが少なくなってきた、と言う事の様ですね〜♬
先週末は苫小牧のコスプレイベントに参加してきました。昨年同様HMEの出張版の展示と言う事なのですが、3名程がコスプレの真似事的なことにもなって別の意味で熱い状態にも!?(笑 ハロウィンの直後と言う時期も有ってか、とにかく2日間は苫小牧がめちゃくちゃ熱い事になっていたのでした!世界的にも日本のサブカルチャーとしてのコスプレ文化は特殊と言われていますが、今後ますます多岐にわたって進化しそうな、そんな予感も…!(笑
HME終了後には小さな物ばかりに偏っている製作状況ですが、そろそろ来年を見据えた予定もしっかりと立てておかないと、あっと言う間に新しい年を迎えてしまいそうな、そんな時期になってきてしまっています、です…(汗


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画像1、その他の塗装。
顔部分が良い所まで来た辺りで、ヘッドギアやコスチュームも塗装を進めて行きます。
全体がカーキ系の色合いなので薄めに重ね塗りしていくだけでしっかりと立体感が付いてきます。
シャドー部分とハイライト部分を随時丁寧に重ねて行きます。

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画像2、細部の描き込み。
ヘッドギアの細部の塗り分けとディティール表現もしっかりと。タンカースジャケットの襟や手首や裾のニットリブの感じも丁寧に描き込んで行きます。胸元のジッパー部分にも注目です!
特に腕のパッチ部分は色味的にもかなり目立ってくるので丁寧に描き込んで行きます。ここはやはり手描きにこだわると言う辺りが肝になりますよ、フィギュアの場合(笑


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画像3、完成 その1。
ブーツやグローブや銃もしっかりと塗装して、装着。細部の微調整が進んで完成となります。作業の進める流れは今まで同様なのですが、実体顕微鏡の馴れ具合がこの段階では正直まだしっくりとは掴めていません。なのでやたら時間が掛かってしまっているのですが、細部の表現は今までの数倍は精度が上がっているはずなのです。


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画像4、完成 その2。
実際の所このアイテムは2ヶ月以上前の作業工程での段階の物ですから、今ではかなり顕微鏡による作業にも馴れてきたのですが、従来の作業と比べてもやはり数倍の時間は掛かってしまうのでした!
アイテム選びも今まで以上に重要になってくるのも事実ですよ。出来のさほど良くない物は造形自体が気になってしまい、ついあれこれと手をかけて行く事になるので、出来るだけ造形自体に時間を取られない出来の良いアイテムを手がけた方が効率アップ間違いなしです。あくまでも拘る方は別ですが…(笑 それは馴れてからでも遅くはないと言う。


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画像5、完成 その3。
見える事に自信を失いかけていた今の時機だからこそ、実体顕微鏡の導入は間違いなくおススメです!高価な金額に見合う、いやそれ以上の成果をもたらしてくれる事は、私がハッキリと断言いたしますよ!あくまでも途中で投げ出さないで使い続ければ、のお話ですが。
ヘッドルーペを複数使用しても眼の行き届かなかった部分がハッキリと見え、しかもしっかりと塗装も出来る事になりますから、今まで以上の仕上がりになるのは当然な事なのですよね。
かと言って全てをこの行程で行うのは間違いです。無駄に時間がかかり過ぎて作業がちっとも捗らない事に…(怖 
あくまでも適材適所で使ってこそ有効と言う事なのだと思いますよ〜〜♬


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画像6、背景替え その1。
いつも同様に背景を変えてみました。
暗雲漂う緊張感に包まれてこの後の戦いに気分を備えていると言った所でしょうか。


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画像7、背景替え その2。
画像5と同じアングルなのですが、バックの背景が変わるとまたひと味違った雰囲気になるから不思議ですよね。こんな部分を考えながら背景を用意する作業自体も案外面白い物なのです。


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画像8、背景替え その3。
今回の決めの一枚となります。実体顕微鏡を使っての作業で今までの数倍の精度に仕上がってくれたとは思うのですが、新たな欲が出てきてしまうのも事実、です。今まで15年以上の間使ってきた塗料のセラムコート、顕微鏡越しではっきりと粒子の粗さが目立ってきてしまいました。表面の細かな凹凸が思った以上に荒い仕上がりに気が付き始めたのです!
さて、この辺りも今後合わせて改善の必要が出てきた、と言う事なのでしょうかね〜!(汗


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2017年11月 3日 (金)

アルパインフィギュア(1/35 ) その2

ここ数日は穏やかな温度が続いていますが、油断していると、ドカンと来てしまいますからね、冬の備えも着実に準備しておかなければ…(汗 別に冬に怯えている訳ではないんです。雪が降ると道路が渋滞するわ雪かきで足腰が痛むわ、何をするのでも夏場の2〜5倍は時間を取られてしまうのが辛いと言う…(泣 車や家のあちらこちらも調子が悪くなるのは決まって冬場です。うかつに水道凍結なんてさせてしまうと…(怖 そんなこんなで年齢を重ねるごとに嫌いになってくる冬場、なのでした、トホ。
今週末は「とまこまい コスプレフェスタ 第5幕」の開催です。昨年も展示参加で2日間楽しませていただいた物ですから、今年も、と言う事で参加してきますよ。お近くを通られる際にはお立ち寄りくださいませ。
詳しくは公式HP http://tomakomai-cos-fes.com/
さて、何かと忙しいのが続いていますが、一応毎日実体顕微鏡越しの作業は継続しております。早い所で馴れておかないと、いざという時に力になってくれませんからね。「見る事が出来る」と言うのと、「作業が出来る」と言う事では全く意味が違ってきます。今まで見えなかった物が見えてくると言う事は、余計な所もどんどんと気になってくると言う事でもありますし…(汗


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画像1、アルパインのフィギュアの一体。
今回は前回冒頭でもご紹介したアルパインのフィギュアの一体の全身にチャレンジなのです。アルパインのフィギュアは本当に出来がいいんです。レジン物の中でこのスケールでは群を抜いた出来と言えるでしょう。ただし、各部が本当に繊細に作られている為、実は今まで敬遠してたのでありました。ひとえに眼の衰えなんですが、近年はヘッドルーペ越しでもたいして見えない事に。
実体顕微鏡を使って練習がてらにチャレンジと言う事なのですが…。


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画像2、キットにやや手を加えて形状修正した所。
基本的にアルパインの物は抜きが非常に良いので、パーティングライン等もさほど神経質にならなくても良いのですが、一応顕微鏡越しで眺めると結構気になり出してしまいます。 なので簡単に修正しておきますよ。


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画像3、下塗り。
下塗りは明るめのアイボリーで全てを塗ってしまいます。いつもは各部で色分けもしておくのですが、今回のアメリカ戦車兵は基本ベージュ系の色味なので、肌も含めて同色にての下塗りとしてみました。


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画像4、顔の塗装 その1。
いつも同様のノリで顔の塗装を始めて行きます。
とは言え実体顕微鏡越しなので、なかなか思った様に筆は運ばない事に…(汗
シャドー部分の処理をしっかりと行いながら立体感を出して行きます。
目元もホワイトを入れて瞳部分も描き込んで行きますよ。


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画像5、顔の塗装 その2。
顔のハイライト部分も加えながら中間色のベース色も更に薄く重ねてコントラストの調整を行いながら進めます。
瞳部分の虹彩等も描き込んで行きますよ。
顕微鏡越しの作業はパレットでの色の調合を行った後に瞬時に目元を顕微鏡に持って行き、同時に筆の先端をターゲットに持って行かなければいけません。この辺りの感覚にまごついていると筆の塗料はあっというまに乾燥してしまうのですよね。と言う事で細かな作業の際にはリターダーは不可欠になるのです。


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画像6、実際のサイズ。
1/35スケールです。大方予想はつくと思うのですが、手でつかんだ状態だと画像の様な大きさと言う事なのですが…(笑 
裸眼ではもちろんの事、ヘッドルーペでさえも細かな部分はよく見えないレベルなのです。当然個人差はある物の、世代ごとにその見え方は変わってくるはず。加齢とともに悪くはなっても、決して良くなる事は無い訳で。私も以前は裸眼でもはっきりと見えていたのですがね…(泣
見える事のありがたさが身にしみる年齢になってきたと言うこと?(汗
それにしても小さいですよね〜♬


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